マカオから珠海へ移動。ユースホステルは遠かった。。。

2007/12/20

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写真はこちら。

http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071220

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今日は中国は珠海への移動です。

といってもまずは朝ごはんから。
いつもの定食屋さんに足を向けます。
ここにこれるのも最後って思うとすこしさみしい感じです。
豚肉ラーメンとトーストとミルクティーのセットをお願いします。
やっぱりおいしいです。
ラーメンに少し遅れてきたトーストにはなんと具がはさまっていました!
カツサンド!お得意様サービスなのか、たまたまなのかは不明です。
でもお得意様サービスとかってに解釈をしてご満悦です♪

三日間、ごちそうさまでした。

宿に戻る途中の公園では、なにやら人が集まっています。
近寄ってみると、大きな舞台が用意してあって、その周りにスーツ姿のおじさまがちらほら。
様子から察するに、マカオ市主催の体育イベントのようです。おじさまたちは市のお偉いさんでしょうか。
巨大な龍と獅子による舞がはじまります。

特に20人ほどの人が動かす龍の舞は迫力満点!
龍の前で舞う獅子たちの動きも雰囲気あります。


ひとしきりもりあがったところで次のイベントがはじまります。

龍が退場したあとに舞台に入ってきたのは、緊張した面持ちのおばちゃまたち。
すごい数です。
きれいに方形にならんで、号令を待ちます。
ドラの音ではじまったのは、、、、、太極拳です。
縦27×横27。総勢700名以上が息をそろえての太極拳。
さまざまな動きがながれるように連なります。
みとれるようなスムーズな動き。ときたまその中に混ざるコミカルにもみえるポーズも表情は真剣そのもの。太極拳を見慣れない僕なんかは少し笑ってしまいます。

これだけの人数があつまるっていうのはやっぱり中国ならでは。700人もの人が同じ動きをするっていうのはやっぱりみていて壮観です。

しばらく中国らしいショーを楽しんだあとは宿に荷物をとりにもどります。
少しの間だったけども楽しい時間をすごしたフィリピン人や宿のスタッフにおわかれ告げて、珠海への移動開始です。

(フィリピンの方々。とても楽しい人たちでした。)

移動といってもマカオとは陸で接しているので、バスで国境にいくだけです。
30分もしないうちに国境到着。
エスカレータで二階にあがるとそこで出国審査。
これがものすごい混雑です。
人々が長蛇の列をつくります。

人の流れのわりに、ゲートの数が少ないんでしょう。
しかたがないので比較的列の短いところをさがして並びます。

前後の人々も食べ物たべたりしてすっかりのんびり態勢。
僕も日本からもってきた文庫を取り出します。
ひとしきり読み進んでもりあがってきたところで僕の番。こういうの、かならず盛り上がってきたところで中断されるんですよね。
結局待ったのは小一時間ほどでしょうか。
列は一向に短くなっていません。
かえって長くなっているような。。。

特に問題なく審査もとおり、越境完了。
マカオに入ったときも感じましたが、簡単なものです。

両替をして中国元を手にいれ、無料の地図ももらって宿を目指します。
目指すは珠海ユースホステルです。
なんとも簡単な地図からはだいたいの場所しかわかりません。
国境にいたサービスセンターのお姉さんはタクシーを使えといっていましたが、、、
初めての土地を少しあるいてみたいのもあって、徒歩でいくことにします。

しかしこれが失敗。
重たいバックパックを背負って歩くには少し遠すぎました。
中国の道はそれぞれに名前がついていて、そのまま住所になっているので道路さえみつければ迷わないはずです。
しかしあるけどもあるけども目的地にたどりつかない。。
途中、立派なホテルをいくつも通り過ぎますが、YHはありません。
いいかげん疲れてきたところで結局道を尋ねることにします。ひときわ立派なホテルの守衛さんに地図とYHのパンフを見せて道をききます。
どうもこの近くのはずなんですが。。。

守衛さんも首をかしげながらなんども地図を見ます。そして、そのまままっすぐ進めばいいよって道をさしてくれます。
ありがたいです。
、、、、ありがたいんですが、どうにも頼りない表情だったのが気にかかります。本当にわかっていたのかどうなのか。。。
パンフには住所まで載ってたんですが、どうにもピンときてないようでした。。。

不安になりながら、少しすすむ旅行社があります。
さっきの守衛さんには申し訳ないですが、ここでもう一度聞くことに。
果たして返ってきた答えは、、、「100Mほど戻ったところよ。」
確信をもった表情で教えてくれます。
でも100m戻ったところといえばさっき守衛さんに道をきいたあたり。
立派なホテルしかなかった気がします。

(周辺はこんな風景がちらほら。。)

ふしぎに思いながらも100mほどもどり、さっきの守衛さんのいるホテルに戻ってきます。
今度はホテルのフロントでやっぱり道を聞いてみます。
すると、ここですよ。との答え。
こんな立派なホテルなの!??
答えはすぐにわかりました。そこは大きな大きな宿泊施設で、部屋はコテージみたいなところに独立してるんです。
その中のひとつがYHとして貸されているとのこと。
YHはちゃんと質素なつくりをしていました。

案内されたそこは、フロントから300mはあるいたあたり。広大な敷地です。
部屋の中には8つのベッドが並びます。でも、宿泊客は僕ひとり。
少しさみしい感じです。

一人部屋って気楽ではありますが、ドミトリーのほうは決してさみしくないんですよね。
必ず人がいるっていうのは長旅する人にはむしろうれしいことかもしれません。

宿にたどりつくのにだいぶ体力を使ってしまいました。
荷物をおいてからでかけた街歩きもほどほどにして今日は休むことにします。
街の様子はまた明日かきますね。

それでは。

今日の出費
朝メシ 21
バス 2.5
宿 50
バス 2.5
夕 8
パン 5
飲み物 4
バス 2.5
お菓子と飲み物 10
合計105.5(1650)

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