1231 ホイアンで年越し。お年玉はかわいい折り紙。
- 2007年 12月31日
2007/12/31
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写真はこちら。
http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071231
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今日は大晦日です。
どんな一日になるでしょーか。
朝を早めにおきて、さっそく街を徘徊します。
ホテルを出て、旧市街のほうへテクテク。
するとあたりにはいっぱい朝ごはん用の屋台が出ています。
面白いことに、お客さんはほとんどが子供達。
すぐ近くには学校があって、そこにかよう子供達が朝ごはんをたべているんだそう。
ベトナムでは朝ごはんが外食っていうのもめずらしくない事なんだそうです。
いったいどういうものをたべているんでしょう。。
僕も混ざって朝ごはんをたべることにします。
近くのおみせに入ります。
椅子にすわるや、おばちゃんがどの具をいれるか聞いてきます。
よくわからないので全部お任せ。
目の前でちゃきちゃきとつくってくれたそれは、、、おかゆでした。
チキン入り、おかゆ。
上には香草を細かくきったものがかかり、例によってライムをしぼっていただきます。
これまたおいしい。鶏からいい具合にダシが出ていて、シンプルだけども箸がすすむー。
ペロッといただいちゃいました。
コレで5千ドン。お得な朝ごはん♪
お店のおばちゃまは英語ができます。
どこからきたのか、どれくらい滞在するのかなんていう簡単な会話をします。
僕が、このおかゆ、すっごくおいしい、というと、とても喜んでくれます。
この日本人、こんなこといってるよ、はっはー
(おそらくは)そんなことを周りのベトナム人と話して笑っています。
たのしい朝ごはんをすませた後はまた街の徘徊を。
川沿いに出て、朝の、まだ静かな空気を堪能します。
まだ観光客はチラホラとしかおらず、街をあるいているのは
ほとんどが現地の人です。
おばあちゃんたちが集まって井戸端会議をしていたり、
川の上では荷物をはこぶ小船がいったりきたり。
川沿いの美しい風景を楽しんでいたら、先に屋台を見つけます。
どうやらコーヒー専門の屋台。
素敵そうです。
さっそく椅子にすわり、あったかいコーヒーを注文します。もちろんコンデンスミルク入り。
ほどなくしてでてきた、あまーいコーヒーを味わいながらホイアンの街並みと川の流れを堪能する。
なんとも贅沢な時間です。
さて、ひととおり街をあるいてまわり、宿にもどります。
宿のみんなも起きだしていて、外に食事にいくというので、先ほどたべた安い食事とおいしいコーヒーの店をおしえてあげます。
、、、西洋人が集団ですわるとちょっとめだつかもしれませんが、、、まぁいっか。。
僕のほうは宿でメールチェック。
ホテルの入り口付近ではインターネットが使えるので、そこの椅子に陣取って、カタカタ。
そこらへんにはいつもお店のスタッフがすわって、道行く人に声をかけたりしています。
おなじ机に座って、ぼちぼちおはなしをします。
彼女は英語がとても堪能。かたことながら、日本語の単語もよくしっています。
専門学校で勉強したあと、ここで働いていたそう。
日本人旅行者がもっていた、日本語とベトナム語の表現対話集(指差し会話帳ってやつです。知ってる方もいるのでは。。)
をコピーしたものを持って、あいまあいまにお勉強しています。
勤勉!
まだベトナムにきて大して時間がたったわけではありませんが、
ベトナム人は女性のほうが勤勉なイメージ。男性はなんだか昼間でもコーヒーブレイクをよくしているし、
なんだかあまり働くガッツを感じません。。
観光地だけの特性か、もしくは、がんばってる男性は表に見えない部分でがんばっているのか。。
どちらなのかはよくわかりません。。
部屋にもどってシャワーを使ってもどってくると、
彼女は食事をはじめていました。
そいつがなんともおいしそう!
どこで同じものが食べれるか聞いてみます。
すると、すぐ近くの半分屋台みたいなお店で食べれるとのこと。
早速そこに向かうことにします。
注文してほどなくしてでてきたのは、まさしくさきほどみた、それ。
麺のうえに、焼いたお肉がのっていて、さらにその上に野菜と、濃いたれがかかっています。
一番上にはナッツがぱらぱらとかかっていて、それらを全部まぜていただきます。
もちろん最後にはいつものライムをふりかけて。
おいしーーーい!
ナッツの香ばしさもだし、肉もなんだか絶妙のおいしさ。
さっぱり系のベトナム料理にしては濃いめのあじつけです。
たれは甘辛い感じ。
こんなおいしいものが宿のすぐそばにあったなんて。
ちょっと通ってしまいそうです。
ベトナム語で「おいしい!」を連発しながら一気に食べちゃいました。
ごちそーさまです♪
宿にもどって、スタッフとしばらくお話したあとは自転車をかりて近くの浜までいってみることにします。
片道およそ5キロ。
その間の道はだいぶ観光用に開発がすすんでいるようです。
細い川のわきにはせり出すようにして店が出ていて、コーヒーを楽しめるようになっています。
しかしそれでもホイアンの街中ほどは外国人の姿をみません。
のんびーりサイクリング。
しばらく走って、急にあたりがにぎやかになってきました。
ビーチに近づいたようです。
こんな時期だというのに、水着がうっていて、びっくり。
しかし天気がいい日なら充分海水浴できるかもしれません。
南国の気候ですねーーーー。
ビーチはきれーい。
真っ白な砂浜がひろがり、ところどころにビーチパラソルと椅子が出ています。
僕が近くを通りかかると、お店のひとがよってきます。
椅子にすわりながらなにか飲んでいけ、ってことのようです。
でも相場よりもだいぶ高めの値段。
そんなにのどもかわいていなかったので、そこはお断りして先にすすむことに。
もう海岸まではきてしまっていたので、そこから右か左にいくことになります。選んだのは右側。
海沿いに道がとおっていたので、そちらをサイクリングすることにします。
だんだんに人もまばらになって、左手にはきれいな海がひろがります。
そしていくつか、大規模なホテルの開発をしていました。
ここらへんの海はこれからどんどん観光地として開発されていくのかもしれません。
数年後、どんな姿になっていることやら。。。
少し道をはずれて小さな集落に入ってみました。
海と共存している雰囲気のその街には、小さな船がそこここにおいてあります。
修理中のものも、なんだかそのまま海にうかべられそうなものも。
おばあちゃんが、自転車におっきい荷物をつんで自転車に乗っています。
どこへいくんだろう、、と思ってついていってみると、町外れのつきあたりまでたどり着きました。
???なんて思っていると、おばあちゃん、自転車を近くにとめてあった船に載せ始めます。
その船にはすでにバイクや自転車がいっぱい。
船でホイアンの街まで移動してそこで行商をするようです。
納得。。
船が身近な交通手段になってるんですねー。
たしかにあの荷物をうしろにのっけてホイアンまで自転車でいくのはしんどそう。
納得です。
さて、いきどまりまできたので、帰ることにします。
途中、牛の大群に遭遇。
道いっぱいにひろがって行進しています。トラックなんかが通ると、牛飼いは道のわきに牛を集めて、トラックを通しますが、すぐにまたさっきの陣形へ。
ちょっと目新しいです。
途中、そんな牛の群れにあったり、子供たちに会って写真をとったりしながらゆらりと帰営。
レンタルした自転車は、あまりおしりのクッションがよくありません。
半日ものると、おしりがいたい。。。
まぁ一日70円ですし、しょうがありませんね。。
さて、あたりはすっかり夕暮れ模様。
宿の入り口あたりに陣取ってゆったりしていると、
宿のスタッフがお年玉をくれました。
こちらでもお年玉の風習があって、大晦日か新年に小額の現金をプレゼントするそう。
相手は子供だけじゃなくて、身近な人にあげるそうです。
もらったのは200ドン札。僕も日本の10円玉をプレゼントします。
なんだかうれしいですね。
すると、くれた200ドン札を目の前で折り始めます。
なにを作るんでしょう。
見る間にできあがったのは、鶴のつがいです!
すごーーーいっ。
日本人かおまけの折り紙術です。
大絶賛すると、もうひとつつくってくれました。
こちらも見る間に完成。
ハートマークです。
お札がちょうど、1対2の長方形をしているから、いろいろ作りやすいんだそう。
しかし立派なものです。
そして、なんだかとってもうれしくなります♪
だいぶ喜んでいるのが伝わったよう。
作り方を教えてもらいました。
、、、が、正直、むずかしくてよく覚えていません。
せっかく教えてくれたのに、ゴメンナサイ><;
とにもかくにもなんだかうれしい大晦日になりました。
夜が近づくと、宿でお友達になったひとが、何人か、大晦日パーティーのお誘いをかけてくれました。
外国人で集まって、新年のカウントダウンまで楽しく飲むんだそうです。
うーん、たのしそうなんだけど、、、どんな大晦日なのか、街をあるいてみたくて丁重にお断りしました。
夕飯を宿のスタッフたちにまざってたべさせてもらって、夜の10時くらいまで仮眠をすることにします。
11時過ぎになって起きだして、外を徘徊。
宿のスタッフにきいたところ、ニューイヤーはあまりお祝いする習慣が無いそう。
新年がにぎやかになるのは欧米人がそれを楽しむからであって、ベトナムは同じようににぎやかにはするけれども、
本番は旧正月のほうなんだとか。
道理で、道には欧米人があふれています。
こんなに、どこにいたんだろうっておもうくらい(笑
ベトナム人の若い人たちがお酒をもちながら歩いてるすがたもチラホラ。
美しい街並みと、そこでたのしむ人々は、いままでみてきたホイアンの雰囲気とはまた少し違った趣をみせています。
野外コンサート会場なんかもあって、すごい盛り上がりをみせています。
さぁ、12時が近づいてきました。
カウントダウンが始まります。。
あたりではビール瓶を片手に大声でカウントダウンする欧米人や、とびはねて楽しさを表現するベトナム人など、ひとそれぞれにあと数秒の2007年を楽しみます。
3.2.1、、、ハッピーニューイヤー!
周囲では大歓声が巻き起こります。。
ああ、お祭りさわぎって楽しい(笑
新年を迎えてしまうと、潮が引くように人が減っていきます。
あたりはバイクの大渋滞。帰宅するひとがいっぱいいるんですね。
先ほどまで満員だったコンサート会場もしだいに空席がめだつようになり、みるみる間に大半のお客さんがかえっていきます。。
なんといいますか、祭りの後のちょっとした寂しさ。でも、爽快感もともなっています。
いい、年明けでした。
それでは。
朝 5
コーヒー 5
昼 10
夜 15
チャリ 10
宿 80
水×2 8
合計 133 998円