カテゴリー : 2008年 5月

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2008/5/31

五月三十一日。

五月末日です。

先月末、、今月はブログ月間にしよーーーって思ってからやっとこさ、一月経過。
やりとげたーー。
ブログ毎日更新。

旅先で、ネットカフェがあったりなかったりする環境で一日もかかさずアップしたのは我ながらようやったなーと思ったり思ったり。

日々の記録っていう意味合いよりはどっちかっていうと、その時々に思ってることをケロケロと吐き出してるだけだけど、、

でもきっと、あとから読んだら楽しいかなーーと思って、めんどくさいなと思いつつ、毎日かいてみました。。

日ごろふらっと思いついたことたちは
両掌ですくった水みたいにつるつるとこぼれおちちゃうけども、、、ブログっていう形にしておいたら後からでも反芻できるかな。
なんて思いながら。

ちょっとだけメリハリできるしね。

ブログかくようになって、改めて思うのは、、人間の記憶っちゃなんてあてにならんのだろうか。
ってこと。
ふらっとなにか書くこと思いついて、、あとで、、っておもってると、まず間違いなく、忘れてる。
書くことみつけたってことだけ覚えてて、内容がすぽって抜け落ちてる。
って、、俺だけ???
かもしれないっす。
けどもとにかく、わすれっぽい。
ってことは考えたことなんて、やっぱりあとから見られるようにどっかに書いておかないとどんどん消えて行っちゃう泡みたいに危うい存在。。。。

まぁ、忘れたってなんてことはないし、それでも世の中まわっていくんだけど、、、
きっと覚えてたほうが楽しいこともいっぱいあるもんね。
せっかく、リスクとコストかけて旅きてるんだもん。
やっぱり大事に記録しておきたいなーーーー。

ブログ、毎日更新はいつまで続くかわからんけども、、
なんらかの形で記録はのこしていきたいなって思っております。

、、、たぶん、、。。。。

<追記>
PC遅すぎて、、、写真アップできない。。。
無念。。。。

日本人パッカーは世界中にいっぱい。

国籍。

昨晩。
宿でヨーロピアン達と話しをしていたときのこと。

日本人は、どこにでもいるよねって言う話になりました。

彼ら曰く。
日本人とドイツ人旅行者は世界中にいる、らしい。

フランス人やオランダ人も旅行者は多いけど、ユーラシア大陸がほとんど。
アメリカ、アフリカ、ユーラシア、オーストラリア。
場所問わずにどこにでもいるのは、
日本人とドイツ人らしい。
そして、日本人が一番多い、とか。。。

これは俺の実感とも一致。

旅で一番あうのは、やっぱり日本人。
俺が日本人だからそう思うのかなーーーっても思ってましたが、それにしても多い。
欧米人もそういってるのだから、やっぱり多いんでしょう。

ちなみに、、ユーラシア旅している分には、、
イスラエル人にもよくあいます。
っというか、、一番多いかもしれんす。
これも満場一致で同意得られました。

それにしても。
ちいさい島国、日本。

そこから、世界中に旅人が散っていきます。

それこそ、トップクラスに多い数の、旅人。

一人旅のバックパッカーなんかは圧倒的に日本人多い気がします。

なんでだろう。。。
なんで日本人、多いんだろう。。。。

海に囲まれてるがゆえに、、なおさら旅に掻き立てられるものがあるのか。。。
そもそも日本の文化の中に旅を愛する気持ちが埋め込まれているのか。。。

閉塞感を感じた時に、、海外に活路を見出す。。
その時、相対的に強い通貨を持っていたから、、簡単に旅に出られる。。
っていう説明がさっと思いつくけども、
多分、それだけじゃぁ、ない。。。

それだけの理由なら、やっぱり欧米のいわゆる先進国ならどこでもあてはまってしまいそうですもん。

じゃぁ、、なにか。

うーん。。。。。

思うに。。。
島国っていう事実と、、
閉塞感、
それに強い円、
あとは、、旅にあこがれる、文化。
この四つがかさなったからかなーーなんて思います。

島国だから、結局、飛行機にのらなきゃ外国にいけない。。
どうせ飛行機にのるなら、近いのも遠いのもそんなに大きな問題になりにくい。
陸路でどんどん移動できちゃうヨーロッパとはちょっと違う感覚になりやすい気がします。
少々こじつけになっちゃうけども、、イスラエルもいっしょ。
周囲をイスラム国家に囲まれて、、飛行機でしか外に出られない。

閉塞感があるから、、打開策を海外に求める。
どうにかなるかなーーって。

強い円はいわずもがなに、、旅がラクチンになる。

最後のひとつ。
旅人に強い憧れを感じる文化。
ほかの文化がどうかわからないけど、、日本で旅っていうと、特別な感覚をうける人も多いと思います。
なにものにも縛られない、、、好奇心にあふれて、、日々刺激をうける生活。
旅人が書いた旅行記なんかがすごく影響してる。もしくは、、そういう下地がもともとあったからこそ、旅行記がうれるのか。
あれ、、おれだけか??
いや、きっと、旅っていうものに憧れ持つ人が多いっていうのは、、バックパッカーに日本人が多いっていう事実が裏書してくれるんじゃないかなぁ。と。

ただし、、旅ってのが七色に輝く魔法の杖ってのは幻想ですけどね。
もちろん。
ただの、経験。
日本で味わう経験と同じで、生かすも殺すもそのひと次第。あっぷとぅーゆー。
ただ、、うまく生かせば、とっても大事ですてきな宝石になる。のかなぁ。。。

まぁ、、
前述の理由が妥当かどうかはさておいて、、
日本人と、ドイツ人と、イスラエル人。
それぞれ結構独特の文化と背景をもった国々の人がバックパッカーとして多いっていう事実は、
なんだかとっても興味深く感じます。

自己批判がすきなお国柄、、、なのかもね。
それが回りまわって、前述の理由たちにつながっているかもしれない。
少なくとも一度は国粋主義の強烈団結でもって周囲に迷惑をかけたことがある歴史。
それで歴史的にも、あるいは今現在も、批判の的になっている。。。
じゃぁ、、周りはどんだけすばらしいんだろう。すてきなんだろう。

、、、いや、きっとものすごくすてきなんだろーー。
って、思うのかもしれない。

直接そうおもわないまでも、、背景にはそういうのがあるのかもしれない。

「しれない」「しれない」で想像の連鎖だけど、、結構、実感と沿っている部分もあるなーーー。。。

ふっふふ。
おもろいっすわーーー。

為替。

為替。

円が弱くなったから、海外旅行がしにくい、とか。
円が強くなったから、輸入品が安い、とか。

あります。

でも、ものすごく、不思議。

同じように働いて、同じように苦労しているのに、受け取る金額が違う。(同じ通貨に換算した場合、ね。)
国が違うからっていえば説明になっているような気もしちゃうけど、それって本当に説明になってる??

日本で、、ぽげーーーーっとしてる学生がだらだらしててもバイトだけで100万円かせげるのに対して、国によっては、一生かかってもそんな金額を稼がない人もいる。

お金だけじゃないよっていうのは簡単だし、、実際、僕もそう思うけど、、だけどこの状況が不条理なのはかわりない。
その国から外にでなければ、その違いは大きく影響してこないのかもしれないけど、やっぱり不思議。

「ユーロが高くなったから、ヨーロッパ旅行し辛くなってきた。。。」
最近、よく聞きます。
実際、たぶん、そう。
でも、、かわったのは、為替相場。それだけで、、力関係がきまっちゃう。

つか、、為替相場ってのがそもそも何を意味するのか、ようわからん。

通貨っていう幻みたいなもの同士を交換するんだから、やっぱりそこも幻みたい。
でも、すごく重要な幻。
霞じゃ食っていけないけど、この幻なら食っていけるっていうこの不思議。

円が強いっていうだけで、、
こうやってのうのうと旅してる自分が、なんだかゴーストみたいに思えてきます。
分不相応な特権もらっちゃってる感じ。

なんだかなーーー。

ちと、不思議。

<追記>
、、、ああ、、、
不思議不思議いってるだけで、いつも以上に内容のない文章になっちゃいました><;;
ごめんなさーい><;;
明日はついにウズベキスタンビザ申請。無事すすむと、いいなーーー。

<写真>
なんだか、、芸術系の??建物発見。オペラとかなかでやってそうな雰囲気の非常に立派なたてものです。
看板と、掃除してるおばちゃんのくみあわせがなんだかかわいかったので、一枚。
kanban

食べたいもの、したいこと。

食事。

キルギスの食事は、、前にも書きましたが、、肉とパンが中心です。
おいしい。
シンプルなあじつけと、豪快なお肉。
ちょっとのこってり感は、たっぷりの紅茶であらいながします。
やきたてのパンと、肉と、紅茶。。。

むふ。

、、、でもね。

おいしいんですが、、ちょっと、肉肉しいのです。

にくーーーー。

てかんじ。

野菜、たべたくなります。
ということで、、最近自炊をしています。

三日連続。
市場にいって、、食材かって、宿のキッチンで作る。

何人かでシェアするから、お金も節約できるし、作るのも楽しい!

スープやら、炒め物やら、パスタやら。
簡単につくれるけど、野菜がいっぱい食べられるもの、つくってます。

これがまたおいしいんです。
うふ。
三日連続で失敗なし。
僕、ひょっとしたら料理上手かもしれん。

でも、、最近思うこと。

カレーってすごい。
日本のカレー。

正確にいうと、日本のカレールー。
もう、いいつくされてるような気もしますが、、こいつの戦闘力はやっぱりすごいです。

だれがつくっても、まずしっぱいしない。。
じゃがいもと、にんじんと、たまねぎの根菜最強兄弟。
彼らさえいれば、おちゃのこさいさい。
幸せ到来。

ないものねだりで涎だらだら。

そういえば、しょうゆもすごいですねーーー。
あれさえあれば、たいていのものおいしくたべられるんじゃないかしらん。。

、、、

昨日、宿でほかの旅人たちと話しているとき、、、
「食べたいものリスト」と、、「働きたい仕事リスト」つくったら、、それが一番、旅人の現状をつたえられるんじゃないか、、、。ってな話になりました。
食べるものと、仕事と。
生活のすっごく大事な部分。

いまつくったらどんなになるかなーーー。
おもしろそうです。
(平凡なものつくっちゃいそうですが。)

とりあえず、今思うのは。

吉野家のぎゅーどん、たべたひ。
あと、自分で稼ぎたい。組織に雇われないで、自分でかせぐ。
やりたいなーーー。

<写真>

(こんなかっこですが、、、お店の店員なんかじゃありません。女子高の制服みたいです。卒業式だから花束もってますけど。なんだかはなやかーーーー。)

沈没

沈没

バックパッカー同士ではよく聞く言葉だけども、、日本で生活しているとあまり耳にしない言葉かもしれません。
もちろん、辞書どおりの沈没じゃ、ありません。

どこかの町に、、長逗留。
日本人があつまる宿なんかがケースとしては多いですね。
そこにある本や漫画なんかをよみながら、、特になにするでもなく、、一日がすぎていく。。
これ、沈没。
旅って、何をしてもいいからこそ、、何もしなくても、いい。

バンコクや大理みたいな、日本人旅行者がいっぱいいく町でいたることが多い気がします。

特にその町にいる必要はないけども、、移動がめんどくさい。。。
とか。
なんとなく、いごこちがいいから。
とか。
ひとそれぞれいろいろ理由あるだろうけども、、長期旅行者がはまりがちな、「罠」ではあります。

結構、よく、あいます。
僕もなりかけたこと、、あります。はい。(しぇむり、快適だったしなーー。)

定義は非常にあいまいです。
見方によってはのんびりしてるだけ。
見方によっては沈没。
まぁ、どっちでもいいんでしょうけども。。
違いっていったら、、だらだら感があるかどうか、、くらいでしょうか。
だらだらしてたら沈没。ゆったりしてたら、のんびりしてるだけ。

、、
感性の磨耗なんてものがあったとしたら、、
その磨耗をちょいと再石灰化で回復する期間かもしれません。

いやしかし。。
そんなんなったとき、もっかい見直したいのが、、
「なんで旅にでてきたの?」
ってやつです。

どーだろ。
しっかり文字にするくらい考えて旅にきた人もいるし、
そうじゃない人もいるだろうし。。
でも、きっとそれなりに考えがあるはず。

ゆっくりしたいのが目的なら、もちろん、沈没もあり。
そうでない人にとっては、長すぎる沈没は、、ちょっとまずいかもしれない。

「沈没」
おもろいことばです。

僕はビザまちで、あと最低で1週間はビシュケク滞在予定。
沈没にならないよう、、ちょっとだけきをつけよっかなっておもっております。

明日も早く起きて散歩しよ。

<写真。>
pan
(まちのパンやでみつけた、ソーセージパン。うまいわ。)

あっという間!!!

一日があっという間に過ぎていくんです。

kanban
(本文にはまったくかんけいなし。びじょ。)

旅していると、ほとんどすべての行動を自分で決められるから、、ゆーーーったりした時間がいっぱいだろう、、と思うんですが、、、
(実際、そのはずなんですが、、、)なぜかあっという間に時間がすぎていきます。
びっくりするくらい。

三食の準備に始まり、
ビザ取得の準備、、
読書(ビシュケクには日本語の本が借りられるところがあるのです!)
市内見学
ブログ書き、日記書き、
テントの掃除、
洗濯、、などなど。
あ、あと、自転車の整備もしてやらんと。。。
ああ、、それに、最近自炊もはじめたから、、食材の買出しなんかも。。。

おろろろろろろ。

しかもこれらを宿でやってたら、、宿の子供にちょっかいだされて相手しているうちに、またどんどんと時間がすぎていく。。。。
本当は今日やりたかったのに、、できずにいることがいっぱいあるのにびっくりします。

さっきまで朝だったのに、いつのまにやら夜が来ている。
朝7時くらいに起きて、夜12時くらいに寝る生活。
矢の如し、であります。

うん。
贅沢です。

最高に贅沢であります。

そして不思議でもあります。
日本にいるときとは全く違ったふうに時間がすぎていく。
でも、同じ一日。

世界中で同じ一日が流れてるけど、だけど、同じ一日はふたつとない、この不思議。

おいしく食べても、くさらせちゃっても同じ一日。

そらをあおぐと、
青いそらをおよぐ羊みたいにもわもわした雲が折り重なるようにしてただよっています。

今日も結構おいしくいただけたなーーー。

、、、
毎日をおいしく食べたいな。
しっかり筋肉にしていきたいな。

そんなこと想いながら、、少しあまい、キルギスのビールを買いに行く夕方でした。

追記。
びしゅけくの町。
mati

ビザ

今、キルギスの首都、ビシュケクに滞在しています。

おそらくは最低でもあと10日は滞在する予定。
ビザ待ちです。

これから向かう、ウズベキスタンのビザ取得。
ひょっとしたら、通り道になるかもしれないカザフスタンビザもとるかもしれません。

しかしこのビザ申請がまためんどくさい。。
(ウズベキスタンの場合)

あらかじめ大使館に電話をして日付を指定してもらってからしか申請できません。
飛び込み、ダメ。ぜったい。
(いや、実はなんとかなることもあるみたいですけども。)

ビシュケクはビザ無しで60日滞在可能で、、周辺国の大使館もそろっているので、各国のビザをとるために旅行者が集まってきます。
ウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン、パキスタン、、、、、などなどなど。
いくつかの国のビザ取得のために、2週間、3週間滞在なんてひともざらにいます。

さて、、
この、ビザという仕組み。

不思議です。

大使館に行って、パスポート確認して、目的によってOKを出したり出さなかったり。
その判断は係員に一任されています(たぶん)
就労ビザ、観光ビザ、トランジットビザ、、、、。

しかしこの制度、、、
犯罪者の流入をふせぐとか、、政府の判断で人数を調整するとか、、いろいろと目的あるだろうけども、、、その目的が果たせてるようには思えない。。
パスポートチェックと、お金徴収だけでいいんじゃないの!??って思っちゃいます。

パスポート預けて、、一週間くらい待たされて、、スタンプ押されて返ってくる。。
んー、、なんの意味があるのやら。。。
世界中に大使館があるから、ビザを出す基準もまちまちになっているようだし。。

本来の意味だと、、、一定の基準を満たさない旅行者をカットするのが目的なんだろうけども、、、
パスポートチェック以上の効果はなかなかあがらんでしょう。
いや、、人数調整の機能がある以上、ビザという仕組み自体は有効だとは思うんですが、、
たいして調べもしないのに、一週間またせる仕組みに疑問があるのです。。
大概の国はノービザでいいんでない!??ビザ代欲しいのなら、別の名目にしてもOKだし。。。

場合によってはとっても重要な仕組みだけども、、形骸化してコストだけがかかってるケースもあると思う。。

このビザのはなしに限らず、、
なにかの制度、仕組み、、そんなに大きな話じゃなくても、、例えば自分だけの生活のルールだったりにしても、、、目的わすれちゃって、ただ、、ただコストかけちゃうことが、、ありえます。
(コストってもちろん、お金のことだけじゃなくて。時間とか、ね。)
きっと、、いっぱい、ある。
かえってそれでうまくいっている例もいっぱいあるけれども、、やっぱり無駄になっちゃってることもいっぱいある。

自分の中のいろいろなルール。
ルールっていうと大げさだけど、、意識してない判断基準たち、、、もう、好き嫌いなんかのレベル。
コーヒーより紅茶がすきだなーとかそういうことも含めての、、「ルール」。
きっとそれらがその人を形作るのかなーーーなんて思います。
で、あれば、、ぼちぼちと、、「あたりまえ」になってるルールたち、、見直してみようかなとも思います。

、、、、
日本ではコーヒーばっかのんでたけど、日本かえったら紅茶ものんでみようかなーーーってレベルから。

追記。
写真たち。

オシュのマーケット。
itiba
(ビシュケクの町はもうちょっとロシア色が強いです。オシュのほうが、、シルクロードっぽいかなー。)

と、、おじいちゃん。
いいしわ、きざんでます。
ojiityan

カシュガルの旧市街。美しい街。

※いま、キルギスにいるけども、、カシュガルの記事。ちょっとまえにかいたやつ、もったいないから、アップします。

2008/5/13

カシュガルの街。

街のどまんなか付近に郵政賓館というホテルがあります。
そこから北へ300mほど。
うすぐらい路地にいくつかの屋台がならぶ、、しずかな通りをぬけると、、昔ながらの街並みにくらす、ウイグル人の旧市街が広がります。

本当は、大通りを通って宿に戻ろうとしていたのだけど、、ふらっと角をまがってしまったせいで、、いつのまにか迷ってしまったようです。
あいたたたったたた。

左右には土色の壁がずらーーーっと続き、、地面の石畳と一体になって独特の路地をつくりだしています。
表面は長年の乾燥した空気でかさかさにかわいた、ふわりとした土がしっかりと覆っています。
迷路のように入り組んだ通路。細い道がくねくねと入り組んでいて、、次の角の向こうになにがあるのか、、ちょっと分かりません。。

mati

ちょっとした異世界。
となりの世界にふらっと迷い込んだような気分。

ぼーーっと歩いていると、、足元にからみつくにぎやかな風。
子供達がきゃっきゃきゃっきゃとあそびまわります。

トンネルのような通路がつづいたかと思うと、、その先には巨大な老木がかべに溶け込んだような建物がどっしりとかまえていて、、、
なんだか映画やアニメの世界の様。

風の谷のナウシカなんかをイメージさせるような街並みです。

ゆたりと散歩していたら、、雑貨屋さんを見つけました。
土色の世界の中、、そこだけが橙色にぼんやりと光っています。
電球の、やさしい光。

ぼぁーーーーっと。。。

boyatto

買い物をする少女のうれしそうな横顔がぼぉっと浮き上がります。

いいなぁ。。。。。。。。。。。。

ふっとした街角にこんなにきれいな風景が待っている。
でもそれはガイドブックなんかにのっているような風景じゃぁ、、ない。
自分の足であるいて、、寄り道したからこそみつけられた風景。
たぶん、今日、あの路地にはいらなかったら一生あえなかった風景。

すっごく大事なものを拾ったような、じんわりとした満足感です。
きて、、よかったなぁって。

すっごくうれしくなります。。

旅だけじゃなくて、、ふっとしたきっかけで出会う、、とっても大事なものが転がっているかもしれません。
それは寄り道をしたからこそ見つけられるものだったり、、もしくはなにかを探す、アンテナを張っていたから見つけられたものだったり。

必要最小限って思うものだけみてたら、、なかなかその先のもの、見つけられないかもしれない。。
いっぱい寄り道してみるのも、、いいなぁーーーって思った今日でした。

syoujo

散歩、すき。

追記。
この、カシュガルの旧市街(?)、このたびで出会った風景の中でもとっても印象深い風景のひとつです。
ベストかもしれんす。

きるぎすの食事。

きるぎすの食事。

キルギスに入ったら、食事の内容がだいぶかわりました。

にく。

肉です。
肉と、ぱんと、紅茶。

中国の食事とはだいぶちがうから、新鮮—!!!

なんとも食事がたのしいまいにちです。
ちゃいはなで、ちょろちょろとおちゃをのみながら、、目の前でやかれているパンをえらんで、、くちいっぱいにほお張る。。。

むふ。

ぽっとの中には
おちゃがいっぱいにはいっているから、、しばらく持ちます。

まわりにも、、ゆったりしているキルギス人がいっぱい。
社交場のようにつかわれています。

お茶の文化ってすてき。
紅茶っておいしい。

まだ会わぬおいしいものたちがいーーっぱいねむってるはずの、きるぎす。
街歩きが、たのしみです。

追記。
ざんねん なのが、、ビールが中国よりたかいこと。
一本100円程度。
ま、そんなもんかーーー。中国がやすすぎただけかも。
キルギスビール、中国のビールともまたちょっと違ったあじわい。あとあじに、爽やかな
酸味
がほんのりあるかんじ。おいしーーーっす。

おしゅ。

いいわぁ。。。

中央アジアのいりぐち、、おしゅのまち。。

キルギス人だけじゃなくて、、まわりの国々からいろんな人種の人が集まって、一種独特のふんいきです。
肌のいろもさまざまざまま。

インドのように濃い色のひともいれば、ロシア人のように、金髪にまっしろな肌の人もいる。
中国人風のひともいれば、、ういぐる帽かぶってあるいているひともいる。

いろーーんな人種の人が、、いっしょにくらしているまち。

いまとまっている宿は、ばざーるのどまんなかにあります。
きれいな宿。

宿を一歩出ると、そこはばざーる。
ちぃさな店にぎゅうぎゅうにしょうひんをつめこんで、、げんきなこえで商売してます。

いやーー、、活気あるわーーー。

どこまであるいても、、店、みせ、みせ。
そのあいだにある、、ちゃいはな。

ちゃいはな。

この、ちゃいはな、がすてきです。
ちょっとした、、食堂兼茶屋みたいなかんじ。
10円相当くらいのおかねで、、ポットいっぱいの紅茶をかって、ゆっくりのみます。
こうちゃ、、おいしーんだーーーー!!!

強烈な日差しと、しるくろーどらしい、、多様な人々。
たのしいっすわーーーーー。。。

追記。
きるぎすはいってから、、USBを認識するねっとかふぇがみつからない><
だから、ぶろぐのあっぷが、おそくなりそーっす。
写真もあっぷできないし。
今月はぶろぐ、毎日あっぷしようとおもってたのに。。。もうそろそろ、、とぎれそうです><