カテゴリー : 2008年 10月

お会式@池上本門寺

先日。

池上本門寺なるお寺にいってきました。
キルギスで知り合った、フランス人夫婦に誘われて。

本門寺は日蓮聖人が御入滅された霊跡で、、、その命日にお会式と呼ばれる大がかりなお祭り(のようなもの)があるんです。お会式。

坊様

一切それまで聞いたことのないお寺だったし、行事だったんで、ふらっといくくらいの気持ちでいったんですが、、、、ちょっとなめてました。
毎年、毎年30万人以上の人出があるそうです。

お寺に近づくと、左右に屋台が並び、人もわんさか。
本堂につながる坂はもう、人、人、人。

、、その道の真ん中を纏を高らかに回す一行がたえず通ります。
このマトイ持ちの人がまたかっちょいいんです。
一年に一度の晴れ舞台じゃーとばかりに勢いよく纏をくるくるクルル。

マトイ

いやがおうにももりあがっちゃいます。

屋台で買ってきた煎った銀杏を片手にわくわくしどおし。
(余談だけども、煎った銀杏っちゃなんでこんなにおいしいんだろ。)

町の人も積極的にこのお祭りに参加している様子。
たぶん、纏回している人も町の人なんでしょう。軽口をたたいたりしながら楽しげな雰囲気でまつりの一役をこなしています。

、、、通りの脇にある、小さな神社では町の人があつまって、ちいさな集まりをしていました。
神社

タイコを中央においてどんどこどんどこ。おじいちゃんがこどもたちに叩き方をおしえているようです。
子供とたいこ

、、、そのおじいちゃんたちの楽しそうな顔。

祭りっていう行事とおして、こういうコミュニケーションがとれるっていうのは素敵だなー、、と。

住むならこういう祭りがあるところも、いいな、と思った夜でした。

P.S.
日本人が全くしらなかった伝統行事をフランス人におしえられるこの軽い屈辱感。
うーん。
彼らはWEBでこういうイベントみつけてくるそう。
なかなかに便利なサイトであります。
http://www.kanko.metro.tokyo.jp/tourists/topics_event/major_event/index.html
このサイトで見つけた、東京国際映画祭に先日いってきました。
映画祭のことも次回にでもかこうかな、と。

P.S. (2
会場にさくらがさいてました。
お花はすこーししかついてませんでしたが、確かにさくら。
秋に咲くサクラもあるんですね。
お会式の時期に咲くサクラとして、大事にされているようでした。
サクラ

日本人の定義

昨日もノーベル賞関連だったけど。

ノーベル物理賞、日本人三人って報道されてすっげーって話ですが。
ラジオでそのニュースきいたとき、すらっと、「南部さんはアメリカ国籍も取得されていて・・・・」てなことをアナウンサーがいってました。

、、、ってことはアメリカ人なんじゃないのかしらん?

まぁ、初等教育は日本でうけたそうなので、バックボーンは日本なんだと思うのですが。
まったくケチつけるつもりはないんですが、そもそもどこで線引きするのかなぁってぽわっと不思議におもったのです。

そもそも国っていう概念自体、不思議なもんだよなー。

単に政治・行政単位ってみちゃったら国籍で十分だけどね。

天才の系譜

天才っていう言葉を使うのは非常に難しいし、本来、あんまり使うべきじゃないのかなぁと漠然とおもってたりするんですが、、、今日はどうしてもそんな言葉が頭をよぎったので。。

ザ・ハッカーという映画を聞いたことありますか??
もしくは、テイクダウンという本。。

どちらも、ケビンという凄腕ハッカーとセキュリティ専門家の下村務さんという日本人の攻防を描いた作品で、実際に1995年にあった逮捕劇を元にした作品です。

いやーー、日本人に、こんなにすごい人がいたんだなーなんて思ってたんです。

ケビンは当時もっとも有名なハッカーのひとりで、超難関といわれたセキュリティをつぎつぎとこじあけておきながら、その技術をうっぱらったり、破壊したりということは一切しなかったために、当時から英雄視されていた人物。
(報道はケビンをヒールにしたてあげるために誇張に被害をかきたてたそうですが。。)

対して下村さんはセキュリティ専門家として有名でしたが、ある日、下村さんのコンピュータがケビンにハッキングされたところから攻防が始まる。。
なんて筋書きなんですが。。

FBIがその技術を恐れて超法規的措置をとり、
「アメリカ史上唯一の、保釈聴聞会が開かれないまま拘禁された人物」になったケビン。
そしてそれを捕まえた下村さん。

ずいぶんとスケールの大きい話じゃないですが。

へーーーって思ったのはずいぶんまえの話。

で、今日。
新しいことしったんです。

昨日今日とテレビを賑わしている、日本人のノーベル賞受賞の話。
あの、化学賞とった下村さんは、前述のセキュリティ専門家、下村務さんのお父さんなんだそう。

ええっ。

いやもう、だからどうしたってはなしでもないんですが、
すごいことした人が二代もつづいちゃったりすることもあるんだなーって。

遺伝のなせる技か、
教育のなせる技か、
それとも「限界をつくらない生き方」を親に持つという環境がなせる技か。

ふふ。
わけもなく
なんだか、うれしくなった今日の朝でした。

絶品。

先日。

はらみ

焼き肉を食べにいってきました。

いやぁ、これがおいしいのなんのって。
赤羽にある、スタミナ苑というお店。

店構えは決して立派な感じではなくて、むしろ、ちょっと昔をかんじさせるふるーい作り。

でもちょっと驚いたのは。
そのお店、5時開店なんです。
でも、開店15分前にはすでに10人ほどのお客さんがならびはじめ、、、開店時には20人ほどが待っている状態。
平日ですよ!?

タクシーで乗り付けてくるお客さんやら、いかにもご近所の家族連れといったひとまで多種多様。

こりゃいやがおうにも期待が高まってくるってものです。

オーダーはこのお店に連れてきてくれた先輩に全部おまかせしちゃったんですが、もう、これがどれたべてもおいしいの。焼き肉って、肉焼くだけなんで、素材で味が決まっちゃうと思うんだけども、なんでこんなに味が違うんだろー。。。

タン
(タンもしっかり厚いんです。)

なにがびっくりしたって、レバーのおいしさ。
もともとレバー、嫌いじゃないんだけども、あえて頼むほどじゃないなーって感じだったんですが、ここのは全く臭みなし。さらっとあぶって、ほとんど生で食します。
レバー

お値段は牛角の1.5倍くらいかな??

お店でるときはお腹ぱんぱん。はち切れんばかりでありました。

ごちそうさまでしたーーー!

P.S.
この日は大好きなスカッシュ先輩に連れてきてもらいました。
ありがとうございました!!!!!!!!!!