横風の恐怖。 【トルファンからトクシンへ移動】

2008/5/5

今日はトルファンからトクシンという街へ移動です。

およそ50キロの道のり。
比較的短い距離です。
早めにトクシンについて、ゆっくりできるかなーーーなんて思っていました。

出発前の自転車点検もばっちり。
前後の空気圧よーし。
ナットのしまり具合、よーーし。

快調なすべりだしです。

街を出て、、、しばらくつづく田園風景も抜けて、、、荒野へたどりつきました。
kouya

順調な日でもやっぱり何かあるものです。

今日の「何か」は猛烈な横風でした。
試練、、、。。。

今日の道のりはほぼ単純な西進なんですが、強烈な北風が邪魔をします。
こんなに大量の空気が移動しちゃって北のほう、大丈夫なんかな。。。
いらぬ心配しちゃうくらいの強風。

トクシンに近づけば近づくだけ強くなっていきます。

気付けばまっすぐ立っているのもきついくらいの強風。
よく、台風なんかのときに、ものすごい風の中、なぜか海の目の前なんかで、実況中継やりますよね。あんな感じ。

止まって、、小休憩、、、と思っても自転車が倒れないようにするのにエネルギーつかっちゃいます。

そして一番困ったのが、、、、、、めがねです。

そう。めがね。

ちょっと隙をみせようものなら、、、すなわち、ちょっと風下の方を見遣ったなら、、、飛んでいくんです。
めがねが。ぶっぴょーーーって。

もともとちょっとフレームが曲がってゆるくなっていたのは確かです。

でも、まさかめがねが飛んでいくなんて。。

さっと向いたらぴゅっと飛んでいきます。
それを探すのに一苦労。
裸眼だもんだから、あたりは全くぼやけています。

あ、、僕、、裸眼だと視力0.1にはるか届かないくらいに目が悪いんです。

そのぼやけた視界でえっちらよっちら。。。
まわりからみたらさぞ馬鹿げた様子にみえたにちがいありません。

逆に風上を向いたら、めがねがくいっとできます。
あの、、めがねがずり落ちてきたときに、、、人差し指なんかでやる、、くいっってやつですね。まるおくん風。
あれがノーハンドでできるわけです。
風上向いて、、くいっと。
便利なんだかどうかようわかりませんが。。。。

横風つらくて、時速5,6キロが精一杯。
前に進む力よりは、、、倒れないほうにエネルギー使います。

トクシンのことを「風の街」って記述してあったのをどっかで見たのを思い出しました。。
こういうことでしたか。。。。。

トクシンついたときにはぼろぼろでした。
自然の力って、、偉大。。

補記
風力発電でもしたらさぞいっぱい発電できるんだろうなーーーーー。。。
あ、、、でもきっとあの風は砂漠に太陽があたるからおきる風だから、、太陽発電のほうが効率いいのかしらん??
どちらにしろ、自然エネルギーでの発電、いっぱいできそうです。
huuryoku

補記2
あんまり風が強いんで、風速がしりたくなりました。
風速どれくらいかなーーーーー。。。
で、ちょっと実験。
1mくらいの高さからペットボトルの水をたらすと、だいたい3mくらい向こうの地面に落ちます。
1m落ちる間に、3m移動するくらいの風。
このデータあったら計算できるかもしれないなーーー。。。
むしろちゃんと計算したら1mの高さから水滴おとして、どこまで水滴とばされるかってことで風速がわかる公式がつくれるかもしれない!!!

、、、でもまだ計算できてませーーん。
賢い人、教えてください。。。

    • バングラ
    • 2008年 5月12日

    1 ■無題
    お疲れ~。風はきついね、風は。坂だと登り切ると下りがあるけど、風はいつ終わるかわかんないし。
    ましてや台風並の中をチャリ漕ぐなんて嫌だ。
    でもまだ「雨」というチャリの敵には遭遇してないっぽいね。内陸なんで雨の心配ないってのはいい事だわ。

    ウイグル、新聞によるとチベットよりも独立心が強いらしいで。そういやウイグルのムスリムって酒飲むんやってね。そういう緩さがいい感じ。

    • けんどー
    • 2008年 5月13日

    2 ■無題
    海が近くなくても風強いんですね。
    追い風だったらいいのに。まさか、チャリでこのままスペインまで?笑

    友人がパタゴニアに行ったときの様子です。
    風がどれだけすごいかを目に見える形のものがあったら、upお願いします。まわりほんとなーんもないですね。カンボジアより。笑
    http://blog.goo.ne.jp/burrrun/e/e07997f853c53b42e555d5827b720ac7

    • うやかな
    • 2008年 5月13日

    3 ■風速ねぇ
    変位=初速+1/2*加速度*時間*時間

    今回のケースでは、上記の公式の加速度が風速にあたるわけだよね。

    だから、変位=約3.2m(←(1の2乗+3の2乗=10)の平方根)の場合、初速ゼロと仮定すれば、あとは水滴が落ちるまでにかかる時間を計るのみ!
    ・・・しかし、ここが一番問題な気がするよ。。。(^^;
    頑張れ、cottonくん(笑)

    そういえば、地震は大丈夫だったのかなぁ・・・
    地理にめっぽう疎いので、もしかしたらおカド違いな心配かもしれないけど。。。
    http://ameblo.jp/uyakana/

    • cotton
    • 2008年 5月13日

    4 ■無題
    >ばんぐらさん
    風、きっついっすわーー。
    とくによこかぜ、ストレスおおきいっすね。むかいかぜもだけど、よこかぜは、倒れないようにきをつかわないといけないっていうめんどくささ><
    あ、あめ、、いっかい、くんみんのあたりであいました。でもいっかいだけっすわーー。あと、こないだ、とくすんで、朝あめふって、その日1日まちぼうけ。。。めずらしそうですけどね。

    あーーー、そういやむすりむってお酒のまないんですもんねー。
    回族自治区とかでも、ふつう に居酒屋風のやたい、いっぱいでてますもんね。ゆるーーーーーww

    >けんどーくん
    うん。かぜつよいねん。
    砂漠にひがあたって 、強烈な上昇気流でもおきるんじゃなかろうか。
    しっかし風がわかりやすい画像ってないなーー。。よし、こんどがむばってみる。
    この写真、すご!!!木、はんぱないかたちになってる(笑
    あ、、きるぎすから、ロシアにとぶよ。飛行機。ぴゅーーーっとなーーー。

    >うやかなさん

    それが、、水平方向の加速度はちょくせつ風速ってわけにはいかないとおもうのです。。
    水平方向だけでかんがえると、、
    風速Vw、ある瞬間の水滴の速度vとすると、、
    v-Vwに空気抵抗係数αをかけて、、
    F=(v-Vw)*a ——–(あ、、加速度αはこれですね。F=m*α 。Fはただの、ちから。)
    のからがかかるわけっす。
    水平方向には、初速0で、、しだいに風速にちかづいていくかんじ。
    つーことで、うえのαを時間で積分して、速度をだして、、
    さらに時間で積分して、移動距離だしたげなきゃならんのと思うのです。

    垂直方向の到達時間はさっきの空気抵抗計数がからむんで、けいさんではでないので、やっぱり測定が必要。たぶん水滴の大きさによってaかわってきそうですが、、まぁ平均値はでるでしょー。
    到達時間をわりだしたら、、さっきの積分の結果にぶちこんで。。。。

    うみゅ><;;

    • うやかな
    • 2008年 5月13日

    5 ■空気抵抗
    めんどうだよね・・・ どの程度あるんだろう??
    水滴自体の面積&重さとかもあるし・・・。

    水滴が一直線に飛ぶならまだしも、きっと指数関数みたいな曲線を描いてるだろうしね。。。

    ひとまず、旅程上では、阻害要因は全てムシして、教科書の練習問題レベルでとどめとくのが得策と見た(笑)。
    http://ameblo.jp/uyakana/

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