カテゴリー : 2007年 12月

深センは南国ムード

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写真はこちら

http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/2007121102

http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071211

なぜかアップしたらふたつに分かれちゃいました。。。ご容赦を。。

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今日は深せん市へ移動。

地図を頼りに鉄道駅へ向かう。地下鉄を利用するも、昨日の今日だからお手の物。
鉄道駅まではスムーズな移動に。

面倒だったのは鉄道駅についてから。
鉄道っていうから、普通の鉄道だと思ってたんです。私。
そしたら駅の前には軍隊のトラックが整列してるし、いざたてものに入ったらパスポートの提示を求められるし。
なんか警備が厳重。きわめつけは荷物のX線検査。空港でしかこんなんみたことないですわ。
まぁ、少々おどろいたものの、問題なく通過。

今度はどこでまってればいいかわからない。待合室らしきところは大荷物の人でごった返し。ここでまってたらいいのか、別の場所にいくべきなのか皆目
わかりませーん。
近くの人にきいてみることに。しかし英語とわかるとすぐに首を横に振る人ばかり。ようやく4人目で身振りでわかってくれました。
チケットを見せて確認すると、ここでまってるように、とのこと。自分も同じ電車にのるんだと、チケットをみせてくれました。安心安心。。。

と、ぽげーっと待っていると、お隣から話しかけられました。
どうも、ここでまってればいいのか、と聞いている様子。
、、、中国人に見えたということでしょうか。少しうれしいような、なんというか。。。

彼のお名前は リー・ビンさん。リーは李。ビンは、難しい漢字でした。僕の手帳には残ってますが、とても表現できません。。
妹さんとお友達が深センにいるのであいにいくとのこと。彼自身は獣医さんなんだって。
僕の大学時代の専門について聞かれたので、電波の研究をしていて、地雷探しだと答えた。
すかさず彼は「ソルジャー??」。。。すぐに兵隊さんのフレーズが出てくるってのに少々びっくり。
いいえ。と答えるも、次は「戦争にいったことあるか?」。。、、太平洋戦争はとうにおわってるし。。と思ったけども、世界の各地では戦争起きているし、そんなにおかしな質問じゃなかったかもしれない。
ノーというとようやくなっとくしてくれた。

彼は妹さんにあうのがとても楽しみなようすで終始ニコニコしている。
もっと話をしたかったのに、、乗り込むときのどさくさではぐれてしまったのが残念><

電車は想像していたものよりもずっと立派。
乗り込むところにはやっぱり軍隊が整列してなにかを待ってます。
そういえば、市内のところどころでトラックを警備している兵隊さん(?)は銃を構えていたっけ。
おそらくは実弾が入っている銃を間近に見る経験がない僕はなんだかたじたじ。

発車すると1時間半ほどであっという間の到着。
途中のアナウンスによると170kmもでてたんだって。鉄道っていっても日本でいう新幹線並みのものだったんだね。
道理で。。あの警備の強固さにも、少し納得。料金は75元。

深センはなんだかすっかり南国ムード。
リゾートみたいなとこです。
道は広いし、植物はなんだか南国チックだし。。どことなく舞浜に近いかなー。それをもっと南国っぽくした感じ。

今日はユースホステルに泊まることにしてあらかじめ調べてきました。

昨日、夜、うまくネットにつながるタイミングがあったんで、そのときに調べておいたんです。
ユースホステルのページは英語表記のみだったんで、それをメモるも、、現地の人には絶対通じない。。
さてどうするかな、と思ったところでスカイプの出番。
スカイプ、ご存知ですか?インターネットつかってチャットやら電話なりができるツールです。

スカイプで深セン近くに住んでる、スカイプミー(今話しかけてもokですよっていうマーク)の人を探して話しかける。
一通り会話が弾んだところで、深センのおすすめどころを聞く。が、言葉ではうまく説明できない、とのこと。。。
では、さっき調べたユースホステルの住所を中国語で書くとどうなるかを教えてもらう。
こちらはすぐに教えてくれた。感謝感謝。これで明日なんとかたどりつけそう。
インターネットって便利だなー。

さて、ユースホステルに到着。
ついてみるとすっかりリゾート風の居心地よさそうなところ。
値段を聞くと、50元だって。
さっさとここにきておけばよかった><;;
やっぱりユースホステルは偉大です。

部屋もドミトリーではあるけど非常に清潔で快適そう。
すぐ隣にはスーパーマーケット(漢字では超市ってかくそうです(笑))もあるし、食堂もある。
快適極まりない。
人に快適なところは猫も快適なようで、、猫がうろうろうろうろしてます。
あくびしたり、あたりかけまわったり、やりたい放題。
幸せそーーー。

お昼ごはんは近くを散歩してみつけた小さな食堂へ。

メニュー指差しで適当にお願いする。

でてきたものは、なにやら野菜となにかのお肉を唐辛子味でいためたもの。材料は皆目わからなかったけども、こいつはうまい!そしてごはんがおかわり自由。なかなかどうして快適なご飯でした。5元。

スーパーではお米の計り売りを発見。
山盛りになってるお米を自分ですくって買っていく。へーーーー。日本で量り売りってあんまり見ないですよね。。

ちょっと回りをお散歩してみると、X展って言う名前で、とってもアートな催しものをやってました。
深センと香港で共同開催だそうな。日本からも何人かデザイナーとしてきているらしい。
結構広大な土地にとってもおしゃれな建物となにやらアートな展示がいっぱい。
でも入場料もとらないし、出入りは自由。中にはさまざまなオブジェやら、音楽がきけるところやら。。。
今日はあんまり時間とれなかったから、また次、香港からもどってきたときにゆっくりみてみよう。。

明日は香港に向かいます。
やっと目的地第一号だーーー。
それでは、おやすみなさい♪

今日の出費

地下鉄 3元

鉄道 75元

宿泊費 50元

昼食費 5元

夕食費 6元

雑費 10元(洗濯用石鹸、栓抜き、水)

食費 6元(ビールとお水)

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合計 197元(2673円)

広州市内徘徊

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今日も写真はpicasaです。。

ごめんなさい。手抜きです。

http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071210

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朝起きて、どこに行こうか考える。
まずは地図を手に入れるところから。
フロントのお姉さんに聞くと、ホテルでは配ってないので、近くの売店で購入するように、とのこと。

しかたないですね。そういうことなら。
早速売店にいって、筆談で地図を購入。5元。
新品なはずなんだけど、なぜか黄ばんでる。だれも買う人がいないんだろうか。。。

地図を見てみると、広州の南方にひときわおっきい島を発見。
大學城と書いてあるそこは、各種大學の寄り合い所帯のための広大な敷地なようだ。
後で地下鉄の表記をみたら、"university mega center"だそうな。
せっかくなんで、どんなところかいってみることにする。

地図を頼りに地下鉄の駅まで歩く。
途中、小休憩にたちよった公園がなんともいえず、中国っぽかったー。
まず入り口では太極拳の集団。剣を振り回してるおば様もいます。
なんかね、剣もってるひと、そこかしこにいるんです。で、なにか型のようなものを意識しながら振り回してる。
棍棒のようなほかの武器もあったりして、見ていると結構楽しい。

そして、もうひとつ。
あやしい球技をやってる集団がそこかしこに。
4人ほどで円陣を作り、バドミントンの羽のようなものをリフティングする。
日本の蹴鞠のようなもの?
これが公園のいたるところでやってるんです。全体的におばちゃん率多し。
サッカー強そう。こりゃ少林サッカーもできるようになるわ。。。

地下鉄はいたって近代的。
行き先をタッチパネルで選んで、お金を入れるとコインが出てくる。これを入り口にかざせばするっと通れる仕組み。
RFIDです。ICチップです。いやー、たまげた。出るときにはそのコインをこんどはコイン投入口に入れる。
広州に住んでいる人は日本のSUICAみたいなICカードをかざしてすいすい。
ごめんなさい。中国、少しなめてました。

いざ大學城についてみると、正直、殺風景。広大な敷地に、無機質な建物が乱立してます。
敷地は6km×4km程。広州大學というのを地図でみつけたのでそこにいってみることに。
土地の名前ついてるくらいだからきっとエリート校かな、と。一番立派かな、と。
バス停を見つけて乗り込む。
目的地で降りると、そこは巨大なショッピングモールが。。。。
大學は学ぶための建物のほかに、居住専用の建物、および専用のショッピング施設を併設してるようです。
なんだか、ひとつの街みたい。当然のようにホテルもドカンとあります。
へーーー。

と、そんなことを思いながらふらふらしているとお昼の時間に。
とたんに学生の群れ、群れ、群れ。
怒涛のごとくどこかに向かってきます。お昼時に向かうってなればあれしかないでしょう。。。。
何食わぬ顔でついていくとそこには学食発見!!
学食といえば、安い、早い、うまい(?)って相場が決まってます。
貧乏人はベストマッチ。早速いただこうかと思いきや、やっぱりすんなりはいかないもんです。
学食は現金はうけっとてもらえないそう。すべてのやりとりは学生証と一体になったICカードでやるんだって。。。
出鼻をくじかれた感。。。目の前では若さ丸出しでがっつく学生たち。お預けくらってしょんぼりな私。。

あきらめて外に出ると、なんだ、他にも食べ物やさんはいっぱいあります。
安そうな中華料理店もある!こっちは現金が使えるようなので一安心。
注文は、もちろん英語なんか使えないので、メニュ-を直接指差し方式。
排骨面を注文。日本でもみたことあった名前なのでなんとなく安心。
これがさっぱりしていて以外に美味。

さて、この学食でひとつ発見。
実は前日も食堂でみた光景だったんだけどもそのときは
あまり気にもとめてなかったんです。
 気づいたことっていうのは、、食事の中に、食べれないものが混ざっていたとき、例えば、骨とか、唐辛子とか、そういうものが入っていたとき、
お盆の上もしくは机の上にぺってするんです。どんなに着飾った人でも、一様に、ぺっ。
みんながみんなやってるから、特にお行儀が悪いってわけでもないんでしょう。
こういう習慣もあるんですねー。
片付けのおばさんも何食わぬ顔でぺっってされたもの片付けてます。
ちょっとびびった。。。

巨大な大學にはいーっぱいの学生がいて、共同生活をおくっているみたい。全員が全員かはわからないけども、
巨大な学生寮らしきものも完備している様子。

たまたままったりしているところで、近くにすわっていた人に声をかけてみる。
李さんという彼は工学部の出身だそうだ。やはりそこの寮にすんでいて、勉強をがんばってるそうだ。
将来は日本企業に勤めるのが夢って言ってました。なんだか、不思議な感じ。
中国のいままでの印象は、、、古い世界と新しい世界が混在していて、新しい世界に属する人は、そうでない人たちに比べてびっくりするような大金を稼げる。。そして、新しい世界の象徴が、日本の企業だったり欧米の企業だったりするんだろなー。
でも、新しい世界に飛び込める人は、ある程度教育を持った人。そして教育を持てる人はお金を持ってる人。
だからどんどん貧富の格差が広がってくよーな。。。
特に広州はその新しい世界と古い世界が通り一本はさんで共存している街。ちょっと歩くだけでその両方を経験できるのはとても面白い。
路地裏ではあやしいひよことか売ってる人がいて、結構たのしそうだけども。。

今日もいっぱいあるきました。
コレ続けたらやせるだろうなーーー(笑

宿は安いところを探そうと、市内歩き回る。
60元ってところをみつけて飛び込むも、部屋無しとのこと。。。
なんだかとってもうさんくさかったからまぁよしとしよう。。
次に120元のところ見つけるも、こちらも部屋無し。ついてないなーーー。。。
結局歩きつかれた末に向かったのは旅行店。
最も安い部屋を探してもらったら160元とのこと。
今日も歩き疲れてたんで、妥協しちゃいました。

そろそろちゃんと調べないと、お財布君が悲鳴あげちゃうかなぁ。。。

明日はなんぼか調べてみよっかな。

とにもかくにも二日目終了ーーー。
おつかれさまでした。おやすみなさい。

今日の出費

地図購入 5元

地下鉄  7元

昼飯 6元

地下鉄 6元

宿泊 160元

食費 6元

旅初日@広州

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写真もつけてブログ書きたかったんだけども、アメブロの編集画面は重すぎて、ここの回線じゃ無理みたい。

picasaのほうはなんとか動くみたいなんでそっちにアップしましたー。よかったらあわせてみてくださいね。

http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/yjQpqE?authkey=5_oy7a55EQU

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旅の初日はあっという間に過ぎていった。飛行機を降りてから入国までは嘘のようにスムーズ。

でも空港を降りてから宿を見つけるまでが一苦労。。

特に、バスの乗り降りは降りる場所が聞き取れないだけに、結構大変。隣席の人に、行き先のホテルが書いてある紙を見せて、たどり着きたい旨をなんとか伝える。幸運なことに、彼は英語が使えたので、バス停に着いたら合図してくれること、そこからはタクシーを使えばたどり着けることを教えてもらった。彼は黄さんといって、日系の企業で働いているそうだ。名詞までくれて、困ったときは連絡してくれといってくれた。感謝。いい人でよかったー♪ お礼を言いながらバスを降りる。

が、、今度はタクシーがつかまらない。

路肩で手を上げているのだが、なぜか素通り。。立っている場所が悪いのか、手の上げ方が悪いのか、バックパックを背負ってるから敬遠されてるのか、、、、まったく不明。あきらめて他の人の動向を観察することにして路肩に座っていると、すぐそばでチラシを配っていたお兄ちゃんがこっちを見ている。

こちらがそちらを見ると、サッと別のほうを見る。でもしばらくするとまたこっちを見てる。何度目かに目があったとき、声をかけてみた。

彼はまったく英語を話さなかったけれども、筆談で、ホテルに行きたいことを説明する。

彼はとても残念そうに、そのホテルを知らないという。その、とても残念そうな表情が彼のいい人っぷりをあらわしているような気がしてすこしうれしくなる。結局タクシーのりばまで連れて行ってもらった。

タクシーに乗るとき、行き先を告げると、40元だという。40元といえば、日本円で700円くらい。さすがにちょっと高いんじゃないかというと、ドライバーはそのホテルはぐるーっと迂回しないとたどり着けないからそれくらいかかるという。30でどうだというと、それでOKとなり、乗り込む。

だが、乗ってからふと内部を見回すと、料金メータがついている。

こりゃ、、やられたかな。。日本と同じに料金メータを使って料金を計るのが普通なんじゃないかな、と。自分はぼったくられたんじゃないかな、と思った。なんだかすこしおかしくなった。きっといかにもなバックパック背負ってたからふっかけられたんだろう。次に乗るときには、メータを使ってくれと言ってみることにしよう。

ホテルは内装はこぎれいで、そして、広い。ちょっと贅沢が過ぎたかもしれない。空港のインフォメーションでは一番安い宿を探してくれって言ったんだけど。。。160元、日本円で2300円くらい。明日はもう少し安いところがみつかるといいけども。

夕飯はすぐ近くの屋台のようなところで食べる。チンゲン菜と鶏肉の炒め丼のようなもの。油がごってりで、香辛料系の匂いがきつい。まずくはないけども、うまくもない。。ただ、ボリュームはばっちり。これで8元なら安いかな。今度は麺類を食べてみよう。

あーーー、なんだか疲れたーーー。

初日は緊張してたらしい。ぐったり疲れた。。

もう寝ます。おやすみなさい。

今日の出費

バス料金:16元

タクシー:30元

ホテル:160元

夕飯:8元

お水とビール:6元

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合計220元(3869円)

出発前夜

こんばんは。
もうすでに日付が変わって12月9日になっちゃいました。

今日はユーラシア大陸横断旅行、スタートの日。
広州をスタートに、スペイン目指してユーラシア大陸横断の旅に出発します!

どんなことが起こるのか、どんな発見があるのか。。
まだ正直見えない部分がいっぱいだけど、飛行機の時間はどんどん近づいてきます。

どきどき。

そして出発当日未明に到っても準備は未だ完了せず。。
準備期間はいっぱいあったはずなのに、、、。。
人の性ってやつです。後回し、後回し。。

現在、お金をどうやって分散させようか吟味中。。。
意外と難しいです。強盗に襲われても、気づかない場所で、かつ、自分の警戒が届く範囲。。

うーーーーん。。。
向こうはプロだし、そこまで考えてもしょうがないかも。
ま、、、適度に考えて適度に勘で行こうかな。
結果、、こんな感じで分割しました。
1.ダミー財布
2.本物財布
3.バックパック
4.靴底
5.お守りの中
6.貴重品袋の中

随時変更していきますが、とりあえずスタートはこれで。

上の写真は旅の戦友になるであろう、バックパックです。40Lとそれほど多くない容量にパンパンにつめてもっていく予定。。ポケットの多さと背負ったときのフィーリングが気に入ってます。

さて、、
出発は今日12月9日、朝9時50分の飛行機。
準備できる時間はあと1.5時間程。。(5時過ぎの電車に乗る予定。。)
ラストスパートで荷物の最終確認と詰め込み作業、やっつけなきゃ><;;
気合いれてやってきます!!