南寧から河内(ハノイ)まで国際バス!リンゴをもらう。
2007/12/24
クリスマスイブです。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
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写真はこちら。
http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071224
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今日は南寧からハノイへ移動。
昨日しらべたバスステーションへ向かいます。
特に問題なくチケット買って、、、時間になったところで乗り込みます。
出発は10時。到着は夕方の6時ころだそうです。
バスの中はいたって普通。
夜行じゃないので、ベッド形式でもないですし、普通に椅子がならんでいます。
中国南部をつっきって、ベトナム国境を目指します。
周囲はきれいな農村風景がひろがったかと思うと、中国らしい奇岩がつらなったりして、見てるのも楽しい感じ。
そしてのーんびりな空気が漂います。
同乗しているのはほとんどが中国人かと。学生らしき、たのしげにさわぐ集団もいます。
いつしかお昼時に達したところで、国境近くの街でお昼ゴハンです。
昼飯はバス料金に含まれているとのことで、お昼は無料です。
真っ暗な店内に入っていくのに一瞬ためらいを感じますが、入ってみれば中にはすでにお皿がならんでいます。
味は、、、可もなく不可もなく。。ごはんがちょっとパサパサしてます。。。
さて、ここのお店、入り口に机があって、そこにおじちゃんとおばちゃんが座っています。
そして、皆に両替をすすめるんです。当然、僕のところにも来ます。
ベトナム通貨をもってなかった僕は、両替をお願いします。
200元渡して、200000ドン受け取ります。
よし、コレで安心。と、思いきや、、、。
1元は16円相当。1000ドンは7.5円相当。って前にどこかで確認したのを思い出します。
レート、多少変動したにしても、安すぎだろ!!!
おじちゃんに詰め寄ります。
するとすぐに、140,000ドンを追加します。この時点であやしさ満点。
計算機を求めると、引き出しからだして、100元→170,000ドンだよって説明してくれます。
でももうすっかり彼が信用できなくなった僕は全額回収することに。
200元、取り返します。。
いかにもあやしいですねーーーー。。。。
お昼が終わるとまた走り出します。
するすると国境到着。
あれっておもうほど、シンプルな建物です。
でも、軍服に銃をかまえた兵隊さんがそこにいるのが国境な雰囲気をかもし出します。
国境審査もシンプルシンプル。特に並ぶこともなく、するっと経過です。
陸の国境。。今までのは香港やマカオっていう特殊事情な地域の境でしたが、
今回はベトナムと中国っていう国どおしの国境。。
(なんか当たり前のことかいてますね。。。)
陸地に線がひいてあって、そっからこっちは俺の領分。。
非常にあたりまえのような気もしますが、やっぱり見慣れない。なにかうまく表現できないけれども、不思議な気分でテクテクしました。。
さて、バスを乗り換えて、ベトナムサイドを走り出します。
周辺には田園地帯。
そして、牛がいっぱいいます。牛にひかせる農耕具が活躍しています。そしてひどく自然な感じに牛が放し飼いになっています。
も~~~~~~っ
自転車にのる女性がかぶっている編み笠も、雰囲気ありますね。。
さて、僕の席のうしろには学生が陣取っています。
ひょんなことから会話することに。
彼らは、南寧出身で、ハノイ外国語大学に通っているそうです。
実家から大学にもどるところだそう。
例によってカタコトの英語と筆談で意思疎通。
ベトナム語を勉強しているという彼らにベトナム語をいくつか教えてもらいます。
日本の街のことをはなしたり、ハノイのことをはなしたり。
言葉の壁はもどかしいですが、彼らの純朴な感じはとっても好感!
そして、食べ物をわけてくれました(笑
リンゴ。いっしょにりんごをかじっているとこれもまた楽しくなります。
そしてさらに、、、ねずみのぬいぐるみをもらいました。
「中国の文化だと、すごく意味があるんだよー。来年はねずみの年だからね。きっと幸せがやってくるよ」
彼は言います。
干支のことですね!!
日本でも同様の文化があることを伝えると、なんだかうれしそう。
中国から輸入した文化ですね。きっと。
このねずみさんがかわいい♪
きょとんとこちらをみつめるお顔に、おなかには逆さの福の字。これが福を呼び込むそうです。
僕のたびもラッキーに恵まれそうです!
さて、そうこうしてるうちにハノイ到着。
時間は夕方7時を回っています。
しかし、宿をきめてなかったんですね。
さてどうしようか、、、。先ほどの学生くんに相談してみます。
どっか近くに安い宿はないかな???
そんなやりとりをしてると、わらわらとあたりを取り囲んだバイタクの中のひとりが宿勧誘してきます。
ほかにもまわりの何人かに聞いてみると、一泊3ドルという宿が一番安い。
でも安すぎ!??なんて心配もしちゃいます。
と、そこに同じくバスでのりあわせた中国人が、一緒に見に行こうっていってくれます。
タクシー代をシェアすることで合意して、その宿まで移動します。
ついたところは清潔そのもの!
中国時代よりよほど快適そうです。
値段も確認してみると、3ドルとのこと。
即決です。
一緒にきた彼はドミトリーは嫌だといって、別のところを探すことに。
そこでお別れします。
宿もみつけたし、安心です。
荷物を簡単にほどいてから、少しだけ街を徘徊します。
びっくりするのが、そのバイクの多さ!!!!
尋常じゃぁありません。
バイクバイクバイク!!空気もはんぱなく悪いです。
マスクしてる人もいっぱい。
事故がおこらない、理由がわかりません。
おそらく右側通行なんですが、それすらも、自信もてなくなるような混乱ぷり。
さらに怖いことに、よほどおおきな交差点でないと、信号なんてありません。
バイクの洪水の中、現地の人はひるまずすいすいわたっていきます。
気付いたのは、それこそひるんじゃいけないってこと。
もともとバイクの大洪水なんで、あんまりスピードも出ていません。
向こうが視認できるように、堂々とわたるとうまいことよけてくれます。
前後からクラクションの嵐をうけますが。。
なれないとちょっと怖いですけどねーー。。。
夕飯を近くの屋台でたべたら、なんだか落ち着きます。
フォーではなく、ラーメンのような麺でしたが、さっぱりしていて、おいしい。
具にレバーが入っていたのは少しおどろきでした。
でも、おいしーい。汁までのみほしてしまいたいおいしさです。
明日からのハノイ探索が楽しみになってきましたー。
それでは。
今日の出費
国際バス 133 元
市内バス 1.5 元
パン 2 元
宿 45000 DON
夕飯 15000 DON
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合計 136.5元+60000DON (2634円)
1 ■今度の食べ物もうまそう!!
透き通ったスープの麺は大好きだね。
なんか食べ物のコメントが多いけど、育ち盛りなので許してください。
バイクはんぱないね。全部原付にみえるけど。
2 ■無題
たぶん全部(ほとんど?)原付とおもわれます。
ちゃりと大してかわらないスピードしかださないから、それで十分。つか、そういえば原付だけど普通にふたりのりだぞ?いーのかなー。
ま、バイタクがふつうにまかりとおってるから、べとなむは問題ないんでしょー。
ベトナム料理、本当、やすくておいしいよーーー!