ベトナム的洗礼をうける@ハノイ
2007/12/25
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写真はこちら。
http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071225
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ベトナムはハノイ滞在中。
今日は市内徘徊です。
まずは行き先もきめずふらふら。
人通りが多そうな通りを選んで、市内見学。
ほとんどの曲がり角にはバイタク(バイクタクシー)の運ちゃんがたむろしてます。
近くを通ると、オイデオイデして勧誘してくれます。
でもほっとんどの街角に数人ずつたむろしてるって、、、少々いっぱいいすぎなんでわ。。。
シクロの勧誘なんかもいたるところに。観光客多いんでしょうねーーー。
人がいっぱいいそうなほうを選んであるいていくと、
湖発見。あたりはきれいに整備されていて、ちょっとした公園な風になっています。
近くのお店でコーヒーを頼んで、ブレイクタイム。
きれいな湖みながらコーヒーのんでいると、優雅な気分になってきます。
このとき飲んでいたのはベトナムコーヒー。
コンデンスミルクが入っているやつでなくて、ブラックをたのんでみたんです。
なんというか、濃いんです。苦味も酸味も。。ざらざらした粉の(?)食感もして。。
あー、こりゃコンデンスみるく入れたほうがおいしいかも!濃厚な味には濃厚なコンデンスミルクで対抗するのが
正解かもーーーって思います。
次はコンデンスミルク入りに挑戦してみることにします。
さて、コーヒーのんびりがおわったところで、また歩き始めます。
湖のまわりをてくてくてくてく。
すると、湖の中にほこらのようなたてものがあります。結構立派。
せっかくなので中にはいっていくと、観光客もいっぱいいます。観光スポットなんですねー。
2mもあるそうです。そういえば湖の中央にたっていた塔はタートルタワーっていうらしいし、、亀をあがめる習慣があるのかもしれないですね。。
祠の中には中国風の祭壇もあります。そこにまつられてるのは、、、関羽にみえたのは気のせいでしょうか。。。
真っ赤なウマとセットになってるから、赤兎馬と関羽?っておもっちゃいます。関羽をまつる習慣、中国にあるっていうし。。
本当のところは不明です。だれか、教えてくださいっ。
ここは玉山祠っていうそうです。
亀も関羽もおもしろかったですが、一番ベトナムっぽーーいって感じたのは、出入り口にいる、地図とか絵葉書を売っているものうりの人たち。
僕も声をかけられます。
「地図、いらない??」
ちょうど、街あるきするためにちゃんとした地図が欲しかった僕です。
「いくら??」
「250,000ドン」
250千ドンっていったら、1700円くらいします。
いやー、そりゃさすがに高いでしょー。いらないよっていうと、すぐに100千ドンまで値がさがります。
いきなり半分以下って、最初の値段、どんだけふっかけてたんでしょう。。。
まだまだ少し高い気がします。
「やっぱり僕には高すぎる。今回はやめとくよーーー」
「わかった。70でいいよ。」
正直、本当の相場がまったくわかりません。
地図みたいに、あるていど工学つかってつくられてるものてあんまり値段が下がらないような印象もありますし。。
ここ以外の場所でもきっと買えるって思ってる僕は結構強気です。
、、、結局50千ドンで合意です。これが結局相場より高かったのか、安かったのか、、、不明です。。
(※あとで別の公共施設にいったら、70千ドンでうってました。わりと安くかえたのかも!)
中国いたときにはあんまりこういう強烈な売り込み、なかったもんで、なんだか新鮮です(笑
やっとこさその喧騒をのがれた僕はベンチで地図をひろげて現在地確認。
そして湖みながらちょっとゆっくりしています。
と、ここで声をかけられます。
にこやかなベトナム人。。。
「どこいくの??」
「まだきめてないやー」
ベトナム人「英語の勉強をしている学生なんだ。ハノイ、案内してあげるよー」
いかにもあやしいです。でも非常ににこやかな彼。いったいどうやって収益あげようとしてるんでしょう。。
ちょっと興味がわいてきます。
僕「それはうれしいけど、僕は君にお金はらってあげられないよ??」
彼「ノープロブレム」
ますます不明です。どうやって収益あげるんでしょー。次の展開がきになります。
タダでやってくれるっていうのなら、せっかくなので案内してもらいます。
まずはオペラハウス前へ。
ここはホーチミンが群集にスピーチをした場所だそうです。少しひらけた広場は、確かに人があつまるには便利そう。
あ、こういう解説してくれる人がいるっていうのもなかなかいいものですねー。
続いて歴史博物館へ。
ベトナムを支配した数々の文明、王朝の残した美しい品々が目を奪います。
ヒンズーの流れをくんだものから、仏教関連のもの、中国系のもの、そしてそれらをベトナム独自に醸造させたものまで。。。
歴代の王がつくられた芸術品の数々は、本当に美しい!! 絵画なんぞはさっぱりわからない僕ですが、
ここにおいてある家具の装飾やら儀式に使うであろう石像の美しさなんかはちょっとガツンときます。
あまりおおきな博物館ではないものの、みごたえありました。
そしてそのひとつひとつに解説つけてくれるさきほどの彼。
ありがたいですねーーー。
さて、1時間ほど中をあるいたでしょうか。
大満足。
しかしそろそろ一人歩きがしたくなってきます。
結局、収益をどっからとろうとしたのかが不明なのは少し残念ですが、それはまた別の機会があるでしょう。
「それじゃ、今日はありがとうね。」
って切り出します。
彼「もっと案内してあげるよ」
僕「いや、いいや。」
彼「んじゃ、ガイドブックいらない?」
あ、ここで営業はじまりました。
僕「いや、いいや。」
彼「そか。。。」
丁重にお礼を言って、おわかれします。
最後にガイドブックを売ろうとしましたが、まさかそれだけじゃガイド代にみあわないでしょう。。
まさか本当に親切心だけなわけじゃないだろうし。。結局、目的はなぞのままです。
でもガイドがついたのはありがたかったー。
さて、お昼ゴハンをすませたあとは収容所跡に向かいます。
フランス軍がつくったものだそうで、反政府犯を収容していたそうです。
高い壁が生々しくそびえています。
中には、当時の様子を表す写真や、牢がそのまま残されています。
足を固定され、満足にうごくことができない様子。そして見るからにやせ細った体。。
おくにはギロチンまでありました。
ギロチン脇でうれしそうに記念写真をとるおばちゃま。
違和感いっぱい。
地下の排水溝の鉄格子を破って脱獄した数人がアンチ日本戦線へ参加した。
そうかいてある石碑をみて、なんだか気持ちが沈みます。
帝国支配の日本がベトナムまで勢力ひろげていた時代ですね。。。
そして政治囚の虐待。。
堅固なたてものは今はしずかに建っています。
ですが存在感は強烈。
途中、なんだかすごく気持ちがわるくなったのは入館前に食べた古くなったりんごのせいと思われます。
さて、また街を徘徊します。
さまざまなお店がものすごい活気をふりまいてひしめいています。
そしてどこもかしこもバイクがいっぱい。
でもふと、西洋風の街並みがあったり、教会があったり。
おもちゃばこひっくり返して、ほこりがブワーーってまいあがってるような街(笑
ちょこちょこちょこちょこ、お店をひやかしながらふらふらしてるとあっという間に時間がすぎていきます。
そろそろ夕飯の時間です。
今回はなにをたべようか。。
目に留まったのは、威勢のいいおばちゃんがとりしきる食堂。
みんな白米とおかずで食事しています。フォーもいいですが、ちゃんとした白米がたべたくなりました。
店に入って、おかずをえらびます。
おいしそうなものがずらり!!!目移りしながら、卵焼き、トマトの肉詰め、ばななの煮付けを頼みます。
ちょっと多すぎた!???そんな僕の不安なんてまったく意に介さず、おばちゃんはどんどんよそってくれます。
そしてごはんも結構おおもり!
豪勢な夕飯になりました。
印象的だったのがバナナの煮付け。興味本位で注文したんですが、これがおいしい!
バナナは完全においものような食感。甘くないんです。いや、ほんのりはあまいんですが、おいも程度。
食感もやわらかくなくて、ぽくぽく。たべただけだったらきっとバナナって気付かないと思います。
結構おどろきでした。
そしてうれしかったのはお米自体がおいしかったこと。中国でお米をたべると皆どこもぱさぱさしていて、少しかなしかったのですが、
ここのごはんはちゃんともっちりしてて、おかずにもぴったり。
おいしい食事とおいしいビールですっかり上機嫌。
でもやっぱりちょっと多かったみたいです。おなかぱんっぱん><;;
腹ごなしに散歩します。
すぐ近くにあった湖ほとりのベンチで休憩。
地図をひろげてのんびり、明日の計画です。
さて、ここでとなりのベンチにすわっていたベトナム人ふたりに話しかけられます。
「どっからきたの?」
日本です。
午前中のガイド君もそうでしたが、このベトナム人もとってもフレンドリー。
僕と同年代くらいでしょうか。
ひとしきり歓談したところで、コーヒーでものみにいこうというはなしになります。
すぐ近くのコーヒー店に入ります。
一人は英語が堪能ですが、もうひとりは英語が話せません。
うまいこと通訳してもらいながら、3人で会話します。
彼らは大学生で、ふたりとも20歳。
工学系の大学に通っているそうです。
ちょっとしたベトナム語なんかおしえてもらいながら楽しく時間がすぎます。
しばらくすると、一人はもうそろそろかえらなきゃ、といい、帰ってしまいます。
のこされた僕たちはしばらくお話をしたあと、まだ食事をしていないということなので、
フォーをたべにいくことにします。フォーならまだたべれそう(笑
お会計の際になると、そういえばさっきの彼がお金をおいていかなかったことに気付きます。
あああ、しまった。なんてナチュラル。。。
そして残ったひとりも、ごめんね。お金もってない!なんていいだします。
おおおお。そうきましたか。
しょうがありません。ここは私が。。。
ここらへんで少々あやしい気配をかぎとってみます。
用心しすぎ???
でもつれてってもらったフォー屋さんはおいしかった!
道端の屋台スタイルでおばちゃんが手際よくつくってくれて、、。
ベトナム語だから僕にはわからないけども、周りのお客さん同士がたのしそーにおしゃべりしているのを聞いていると、
僕までなんだかいい気持ち。
いっぱい70円ほどのフォー、、きっとここも出さなきゃだろうなーなんて思いながらも、ベトナムの人と普通にはなせたからよかったかなーなんて甘いこともかんがえてしまっています。
さて、フォーの代金も当然のように支払わされた僕ですが、そのままふたりで街をあるきます。
高そうな店に入って、もろもろ見て、買って??的なアピールにみえなくもありません。
あまりとりあわない、僕。。
いきたいところがあるから、タクシーつかおうかーーっていいだすのにも、、歩きがすきだなーとやんわり断ります。
あ、おいしい店があるんだ!
ってつれていかれたのは、音楽ががんがんにかかってる、なんいやら高そうなお店。
いやいやさすがにこれは、、、。高そうだから、遠慮するよーーーって言って回避。。。
そろそろ夜も更けてきました。
なにやら危険な香りもしてきたので、脱出することにします。
丁重にお礼をいいます。
すると帰ってきたのは、明日、我が家で食事しない????
おおおお。出ました。コレはどこぞのHPでみたことがあります。
家にいくのは危険だって。。。
「いや、明日は予定あるからやめておくよ。。」
「んじゃ、ホテルまで送っていくよ。」
「いや、あるいて帰れるから。。。」
しばしのバトル(?)の後、やっと開放(笑
ベトナム的洗礼でしたが、まぁたいした損害なく楽しめたので、うれしい気分で帰途につきます。
夜風がきもちいい夜でした。
後ほど、アジアにくわしい友人にきいたところ、、、
同様の手口がハノイにはいっぱい。飲食したお店がぐるで、請求が法外に高かったり、
家に呼ばれて、悲しい身の上話でお金をせびられたり。。。
HPみたら、ギャンブルで巻き上げられるっていうのもありました。
おおお。うまいこと逃げおおせて、よかったーーー。
ハノイ、ステキな街ですが、危険な街でもあるみたいですねーーーー!
みなさま、ハノイいくときはきをつけてくださいねーーー。
1 ■だまされないよーに。
無事に日本に帰ってくるんだよ♪
2 ■援助物資
いつものスイス銀行にお金を振り込んでおいたぞ。
3 ■危険!
回避せよ!
関羽は違うようです
武将チャン・フン・ダオ、学問の神スオン、武神カンプ、医聖ラトのどれかみたいです.
ベトナムの神様的な・・・
4 ■ばなーな
煮付けるなんてはじめて聞くね。
おいしかったのか。。。
今度やってみようかな。
コーヒー屋さんで自分もお金ないとか言い出してみたらどうなったんだろ。あるいは、お家にお邪魔して住んでしまってホテル代浮かせるとか。
綿ならできそう。でも危険な目にあわないように。
5 ■無題
無事にかえれること、願ってやみません。
>たたーん
ありがとうございます。そういう皆様のやさしい心遣いのおかげで僕は旅をつづけられます。
でも、ね、こんどからは某三○住友銀行のほうが、うれしいなーーー
>isur
え、、、かんうじゃないのーー><;
いかにも中華なかほりだったのに。。。
おっぷす。しかしたしかなところ、しりたいすね。
>yossi
日本にうってるばななじゃ、甘くなっちゃいそう。おそらく、まったくうれてないばななつかうと思われる。じゃないとあんな食感にならなそーーー。まぢ、いもそのものなんだって。
http://ameblo.jp/cottonton/