孵化しかけのあひるを食す。 プノンペンにて。
2008/1/7
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写真はこちら。
http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20080107
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今日はベトナムのサイゴンから、カンボジアのホーチミンへの移動です。
朝6時半のバス。。
少々、早起きです。寝過ごしたらチケットが無駄になる!!
という思いでガッツで起きます。
バスでとなりに座ったのは、カンボジア男性。
領事館ではたらいているそうです。
なにかと親切にしてくれます。
バスが30分ほどおくれて出発すると、あたりはのんびりとした田園風景。
ベトナムの田園風景もしばらく見納めです。
ほどなくして到着するボーダーで入出出国の手続き、、、と思いきや、
ほとんど全部、バスの添乗員さんがやってくれました。
ラクチンらくちん。
ボーダーのすぐ近くにある食堂で食事を取ります。
料金は1.5ドル。周りに他に店がないからか、、、ちょっと高めな気がします。
でも、おいしそうだから、、、いっか。。
豆料理と、ごはん。相性抜群。たれがまたゴハンによくからんで。。。
カンボジアスタートからしておいしいご飯。うれしい予感です(笑
食事の際も、隣の席にすわったカンボジア男性が、いろいろと世話をやいてくれます。コーヒーをすすめてくれたり、お茶をとりわけてくれたり。。
言葉も習慣もわからない僕には、うれしいかぎりです。。
カンボジアサイドに入ると、ベトナム以上に動物の姿をよくみかけます。
水牛や牛はもちろん、馬車が普通の交通手段としてつかわれているのが新鮮です。
ものうりのおばちゃんは、器用に頭の上にザルをおいて売り歩いています。。。
どうやってるんでしょう。。。職人芸。。。
舗装なしの地面、行きかう馬車、、そしてかごを頭に載せた物売り達。。
窓越しに、強烈な日差しを感じながら、タイムスリップしたかのような感覚に襲われます。
それからまた数時間バスにゆられて、プノンペンに到着です。
そこはやっぱり都会でした。
もちろん舗装された道が縦横にはりめぐらされていますし、交通量も多い。。。
でもベトナムのバイクほどじゃぁありません。ほんの少しだけ、安心(笑
宿えらびもすったもんだしましたが、なんとか確保。。
街の探索にでかけます。
今日の目的地は、川沿い。。
とってもアバウトな目的地なので、きらくに東のほうへ足を進めます。
途中、気が向いたところでお昼ゴハンをとることに。
屋台のおねぇさんは全く英語が通じません。バトンタッチした弟らしき少年も困った感じでニコニコするばかり。
僕は隣のお客さんの食べてるものと同じものをもらうことにして、みぶりてぶりで示します。
これがいちばんわかりやすいですね。
出てきたのは、豆腐の甘辛いため???
のようなもの。お箸ではなくて、竹串でつきさしていただきます。
どうも食事っていうよりはおやつやおつまみとしてたべるみたいです。
少し濃い目のあじつけはお酒と食べたらきっとおいしいだろーなーーーっていう味付け。
ごはんを食べながらゆーっくりとあたりを見回します。
あらためてみると、強烈な日差しもあって、周囲はとっても明るい雰囲気。
カンボジアっていうとどうしてもあぶなそうなイメージがいっぱいでしたが、
歩いている人を見ていると、とてもそんなにあぶない雰囲気には見えません。
むしろ楽しそうな笑顔の子供達が印象的。
街には車とバイクがあふれ、道端には屋台がならんでいて、おいしーい匂いを周囲に撒き散らしている。
楽しいアジアの街っていった雰囲気です。
食事の後にむかったのは、街の中心を流れるトンレサップ川の川岸。
ゆっくりした昼下がりを楽しむ現地の人がいっぱいいました。l
仏教の礼拝所みたいなものも設置されていて、熱心な信者がお祈りをささげています。
周囲には礼拝のための線香やろうそくを売る屋台がひしめいていて、
とてもにぎやか。
線香の匂いがあたりに充満しています。
川岸から眺める川は雄大そのもの。
大きな川がゆーーーーったりと流れています。
岸には、小鳥を素手でつかまえようとする少年がいっぱい。
小鳥を捕まえて、、かごに入れてうっています。
なんのために売り買いするんだろう。。。食べるため???
ちょっと理由がわからないですが、結構な数の鳥たちが売り買いされています。
籠の中ではばたく小鳥たち。
すぐそばでは、ゆっくりとした旋律で伝統音楽が奏でられています。
あたりには充満するお線香の香り。。
背後に黄色い色が印象的な黄色い建物がそびえ、黄色い服をきた僧侶たちがお祈りをあげている。
独特で、でも少しすてきな時間が流れていました。
川沿いでステキな時間を堪能した後は、宿にもどってから食事にでかけます。
宿で知り合った日本人と連れ立ってでかけたのは、近くの屋台。
とりあえず席にすわってサトウキビジュースを飲むことにします。
サトウキビジュース。
カンボジアではそこここで売っているのを見ます。
ベトナムでもいっぱい売っていました。東南アジア全体でそうなのかな???
おいしーんです。
サトウキビっていっても甘すぎたりはしなくて、結構さっぱり。
目の前でしぼってくれて、みるみるうちに出してくれます。
サトウキビと一緒にオレンジの欠片をしぼってくれるから、後味にはちょっとさっぱりした風味がのこります。
大好き。。
ジュースを飲んでいるあいだにカンボジア人とお話をはじめます。
彼らがすすめてくれたのは、、、ゆで卵。。
でもただの卵じゃありません。
孵化しかけのアヒルの卵。。
殻がついているときは普通の卵ですが、、殻を割ってみると、、、。。
顔、です。
羽です。
骨です。
体がすっかりできあがりつつある。
でも、スプーンでいただけるくらいにやわらかいんです。
塩コショウに、たでの葉っぱなんかをつけて食べます。
これが、、意外においしい。。
味はなんと形容したらいいか。
やわらかい鶏肉の味に、、卵のなめらかさをくわえたような味。。
こちらでは、昼以降のちょっとしたおやつ代わりに食べられている様です。
周囲の人もみーんな食べてます。
ちょっと、、現地の人に溶け込めたような気がした瞬間でした(笑
1 ■無題
満喫してるね~!
久々に”ガッツ”って言葉を聞いて、昔を思い出したよ^^もうすっかり現地人だね!
良い旅を~~☆
2 ■無題
ガッツ(笑
なつかしいねーーー。
なんだかあのころから比べるとみんないろんな方向むいてあるきだしてるよねーーー。
日本かえったら、またみんなにあいたいなーーーー!
3 ■いい風景だなぁ
気をつけないと
帰ってこれなくなるくらいのんびりしたとこだね。
孵化しかけ、、、
俺ちょとむりかも。