月におくりだしてもらって。。バンコクまでチャリ移動、二日目。

2008/1/23

バンコクへの自転車道中の二日目。

朝五時半起き、六時出発のつもりが、、、
寝過ごして6時半くらいに出発とあいなりました。

すこしずつ明るくなっています。
夜明け。

空には
まん丸のお月様が鎮座しています。
月がおくりだしてくれているよう。

朝食を食べてからのスタートにします。。腹が減ってはチャリはこげない。
宿の目の前の屋台でめしを食います。
ここでのんだあったかいお茶がおいしかったー。

カンボジアも朝は冷えます。
あったかいお茶がうれしいのは万国共通。
ふーーーーって体の中に染み入ってきます。

ただ、食事はそんなにはおいしくなかったかな。。
まずくは、ない。
臓物たちが入ったスープに米の麺がはいっている。
どこの部位なんだかまったく不明。
そのなかのひとつはとんでもなく苦かった。。
砂糖がきいた、甘みのあるスープ。

とりあえず、腹はふくれました。

赤茶けた土の道の上、ペダルを踏み込みます。

舗装はされていないまでも、ある程度踏み固められている道路なら走りやすい。一面に広がる畑の中、地平線に向かって一直線に走ります。
顔を上げて、陽をあびながらペダルを踏む足に力をこめます。乾いた風がここちよく涼しさ運んでくれます。

、、、、、いい気になって走っていましたが、やっぱりそんなステキな道はすぐに終わりになっちゃいました。
始まるのは、砂利道や、でこぼこの道、、アスファルトではなくてコンクリートのようなもので舗装されている道などなど。
特にこまかーい砂の道はタイヤがとられてコケそうになります
ダメージが来るのはお尻と手。尻は体重ささえるから当然として、ハンドル握る手もどんどん痛くなっていきます。
あーーー、きたなーーーって感じ。

道路のでこぼこっぷりと同じくらい影響が大きいのが、ほこり。
赤茶けた細かい砂がものすごく、舞います。対向車がまきあげる砂埃で前が見えなくなるほど。

前方の道路がもくもくと大きくなります。
ああ、またきたか。。。
帽子をふかめにかぶりなおして、顔を下に向けて受け入れ態勢。。
やってくるのはトラックと、巻き上げられた猛烈な砂煙です。
下を向いていても、帽子をかぶっていても、やっぱり顔中にあたる砂たち。

シソポンについたとき、髪が白髪みたいになってました。

道中、すれ違う人たちは人懐っこいひとたちが多い。。
子供達も、大人たちも。

外国人もそんなにいっぱいこないんだと思います。
僕らをみると、満面の笑みで手をブルンブルン振ってくれます。
こちらも負けずにブルンブルン。

カンボジアの道を自転車で走っていておどろいたのは、道がとってもすくないこと。
国道6号線をずっと走ってきましたが、クロスする道路はほとんど無し。
シェムリアップからシソポンまで、2本だけじゃないでしょうか。
ちいさい道路もあーんまりありません。
民家に入っていくような通路は別として、道路がとっても少ない。
道路が少ないっていうことは、連絡手段が少ないっていうことか、もしくは連絡をとる拠点自体が少ないってこと。
カンボジアの復興もまだ始まったばかりなようです。

そうこうするうちにシソポンに到着。時間はまだお昼を少しまわったところです。
シソポンの街は思ったよりもずっとにぎやか。
タイとシェムリアップとプノンペンを結ぶ交通の要所。
トレンサップ湖も近くです。

昔から栄えた歴史ある街なのかもしれません。

二日目は故障がすくなかったからか、すいすい進みました。
シソポンついた時点で次の街までもうひとがんばりしようかどうか、少し迷います。
でも、これ以上進むのはきっとしんどいから、今日はここでひとやすみ。。

街を少しぶらぶらします。市場やらなんやらをふらふらふらふら。。。
ナイフを購入しました。
果物きったり、ロープ切ったり。。
なにかと便利かと。
0.5ドル。
しかし驚いたのは、値段を聞いたら20バーツって言われたこと。(結局ドルではらいましたけど。)
カンボジアリエルでもなく、米ドルでもなく、タイバーツで請求されるってことは、もうここはタイ経済圏なのかもしれません。
シソポンから国境まではもう50キロ。

明日は国境をこえられそうです。

P.S.

かぁいいコ写真。

Rさん撮影をもらいました。

学校付近にて。。

カンボジアの子供たち、笑顔がかぁいい。。。。

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