本を頂く。
旅とはまったく関係ないけれど。。
先日、本を頂く機会がありました。
本を頂くって、うれしいなぁ。
自分じゃ絶対手に取らなかった本が手に入ることがある。それをきっかけに新しい世界が広がることがある。
それに、人に本を贈るときって、それなりに自信がある本を贈るから、はずれが少ない。
贈ってくれた人が普段どんな本を読んでるかっていうのがわかるのも嬉しい。結構立派な自己紹介になるんじゃないかなーーー。。。
本の話をかいたついでに。。
「月と6ペンス」っていう本を読みました。サマセット・モームという英国人の本。
ゴーギャンをモチーフに描かれた人物ストリックランドは狂人にも見える執拗さで芸術をおいかけ続けます。その執拗さに惹かれながらも、あまりにも非常識な行動に嫌悪感も感じる「私」。
読み手をどんどん引き込んでいくその展開。全体を貫く一本の柱。(その柱がなんなのか、ぜひよんでみてください。)
おもしろかったぁ。。
娯楽小説と思って侮るなかれ!
小説中には月も6ペンスもまったく登場しないんです。タイトル、どういう意味だろーーーって思っていたら、、文庫巻末の解説を読んで、納得。
「月」は夢・幻想を、「6ペンス」は現実を表しているそうです。
旅がすきな人にも、この本を読んで楽しめる人、多いんじゃないかなーー。。
オススメです。
1 ■久しぶり
月と6ペンス、高校生の時に読んだっきり。
そんな長くないからまた読んでみたいかも。