トンネルと妄想
2008/3/31
ラオスから、、北上して、、中国に入りました!
街でみる漢字、漢字、漢字。
当然のことだけど、そんなことで国を移ったことを実感します。
もうひとつ、、中国を実感できる事実、、、道が、ラクになりました。
ラオスと同じ山岳地帯なのに、圧倒的に道がラクチン。
なんでだろーーって思ったら、、トンネルでした。
おおきい山は迂回せずにトンネルを通しているんですね。
東南アジアではほとんどみなかった、トンネル。
さすが中国。
経済力、あります。
ながーーーいトンネルがいくつもいくつも。
トンネルじゃなくて迂回しなきゃならなかったら、さぞ大変だろうなぁ。。
ありがたいことです。
ただ、、問題もひとつ。
明かりがついていないんです。
短いトンネルなら入り口から明かりがはいってくるけれど、
長いトンネルになると、ほんとうにまっくら。
明かり無しには自分の手すら見ることができません。
前も後ろものっぺりとした、闇。
心底、怖い。
まっくらな闇をみつめていると、焦点をあわせられなくて、あたまがくらくらしてきます。
見てるはずなのに、なにも見えない。でも自転車はこがなきゃいけない。
不安です。
だんだん怖くなってきました。
お化けやら幽霊やらの妄想が次々でてきます。
最初に頭に浮かんだのが口裂け女。
ちょっと前(大分まえ?)にはやった都市伝説で、トンネル内で口裂け女が猛ダッシュでおっかけてくるってのがあった気がします。
でも実際、映像としてイメージしたのは、ゲゲゲの鬼太郎の猫娘。もちろんアニメのです。(口裂け女がイメージしづらかったんで、ちょっと口がおっきぃ猫娘を連想しちゃったんでしょう。)
中国でゲゲゲの鬼太郎って違和感満点。リアリティーゼロです。
まったく怖くありません。
ちょっとなごみます。
いやいや、、もっと怖いのがあったはず。
怖いのは嫌なはずなのに、僕の脳みそは勝手に走って怖いものを連想します。
なんか妖怪の類がいたはず。
妖怪、、、。。。
妖怪の種類なんてそんなにしりません。
おもいついたのは、小豆洗い。
どんな妖怪かは、よくしりません。でも、なんかずっと小豆を洗ってるいめーじ。
だれもいないトンネルの中で小豆しゃこしゃこ洗って、、だれか来るのを心待ちにしてるおじいちゃんを想像して、、
またちょっと和みます。
漠然と、怖い怖いって思ってるとものすごくこわいけど、実際想像してみるとたいしたものおもいつきません。
だいたい、僕の怖いイメージって全部日本のものだから、外国だとなんとなくイメージあわないんですね。
怖いもの想像して、却ってちょっと和みました。
よかったーーー。。
そうこうしているうちにながーいトンネルもようやく終了。
トンネル出たところにある掲示をみると、全長3キロ以上もあったそうです。
P.S.
日本の長いトンネルでも見る、、空気を循環させるための、飛行機についているようなプロペラ。このながーいトンネルにもありました。
でも、全く動いていないんです。あんなに長いトンネルなのに、おそらく必要だからプロペラつけてるのに、それがうごいていないって、、また別の意味でめちゃくちゃ不安><
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