カテゴリー : 旅の記録

マカオでお汁粉。美食三昧。

今日はきれいに晴れてます。
マカオ市内を歩いて回ります。
2007/12/18

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写真はこちら。

http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071218

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同室のニュージーランド人に、市内まで案内してもらうことになりました。
世界遺産にもなっている界隈です。

マカオには、ポルトガル支配の中で培われたさまざまな建築物がのこっていて、それらが世界遺産として登録されています。
ホテルから少しだけ歩くと、もう、そこには観光客が大挙していました。

石畳の坂道を一歩一歩のぼっていくと、少し広いスペースがあり、そこにはやはり石畳の階段がつづいています。階段は左右に広く、のぼった先には大きな門のようなものがあります。近くでみると、その造詣は立派。
どうも、協会の入り口部分だけが残っているようです。
でも本当に入り口のところしかのこっておらず、、、向こう側にはなにもありません。

入り口に上って周囲を見回します。

沿岸部には大きくカジノたちがそびえます。
視線を内陸部に戻すと、、、そこには雑居ビルがトコロ狭しと集中してます。
きっといわゆる下町のあたりでしょう。。

カジノのように開発されていないところはどんな雰囲気か。。。
後でいってみることにします。

さて、Ruins of St.Paul’s というその門をあとにして、ふらふらと街中のほうにあるいていきます。

あたりはきれいに整備され、町並みも美しいです。
ひょっとして古くから西洋人が住んでいたエリアかもしれません。教会が近くにあったり、防衛施設たる砲台もすぐ近くにあります。
海が近いからか、さわやかな風が吹いています。その中、キレイにととのった街並みを歩くのはなかなかにきもちがいい。。

少し気をよくしていたら、おなかが減ってきました。
辺りを見回して、あるていどお客さんが入っていて、、おいしそうな(勘です)お店を探します。
入ることにしたのは順濠というお店。

お店の名前まで書いたのは、、、本当においしかったからです。
たのんだのは、Cセット。漢字で書いてあるメニューから推測するに、豚肉をつかったラーメンに、お茶かコーヒーがつくようです。
果たして出てきたのは、麺の上に、豚肉をカラッとあげたものと野菜が乗っているものとミルクティーです。
洋と中のその組み合わせがちょっとおもしろかったですが、ポルトガル統治だった中国領を思えば、そんなに不思議なことではないのかもしれません。

カラッとあがった豚肉はさくさくしていて、お肉はジューシー。
決して他の中華にありがちな味のしつこさはありません。スープもシンプルながら、飲み干してしまいたくなるおいしさ。
サク、モグ、ジュルジュル、、夢中になってがっつきます。

、、お店の人がなにやら持ってきてくれます。
なんと、トーストでした。
豚肉ラーメンとミルクティーとトーストのセットだったんです。
やっぱり組み合わせは不思議ですが、このトーストもさっくり焼かれていて、ミルクティーによく合う!

一気にたいらげてしまって大満足です。
料金は21パタカ。 

パタカをもっていなかった僕は元で払います。
ごちそうさまでした。おいしいご飯を食べてすっかり気分がよくなりました。

またブラブラ再開です。

無料でもらった地図には、世界遺産に登録された、25もの遺跡が載っています。
ちょっと興味をそそられながらも、下町のほうを見てみることを選びます。
現地の人々のくらしってどんなんでしょう。。

あまり広くない道をえらんで、でも活気がある方向にあるいていきます。

ありました、ありました。
果物やお肉を売っているお店がならび、道に椅子を出して営業してる飲食店が点在する。
道の雰囲気は香港ににています。ちょっとほこりっぽい、生活観のあふれる空間。

道にできた即席の屋台では本をうっていたり、鶏をうっていたり、さまざまです。

少し大きな道に合流するところに、テーブルを三つほどだして営業している屋台がありました。
3つのテーブルともに埋まっている。きっとおいしいものを出しているんでしょう。

なになに、と覗いてみると、そこには、、、おしるこです!正確にはおしるこにみえるなにか。
色もそうですし、明らかにあずきと思われる豆もういています。白い丸いものは白玉でしょうか。

早速注文です。

おばちゃんは、手早くカップにおしるこをいれます。そしてひときわ大きい白玉も投入してくれて、にっこり。
相席のテーブルにすわり、いただきます。

お味は、、、思ったよりも甘くない。素朴な甘さです。でもやっぱりしっかりほのかに甘い。
そして中にはつぶつぶがいっぱい入っていました。米やら、ゆりの根(?)、あたりと思います。
つぶつぶをすくいながらほんのり甘い汁を飲みます。おやつと食事の中間のような味。

そしてさっき投入してくれた大きな白玉!
こちら、、、卵でした。ゆで卵。
そういえば確かに卵サイズです。でも、まさかおしるこに卵が入っているなんて考えもしなかった僕は少し面食らいます。
こうなると、完全に食事な感じ。とはいえ、甘い汁にひたして食べる卵も、これはこれでなかなか。
ちょっと素朴なこのおやつゴハン、9元でした。

パタカでなく、元なんですね。

マカオでは三つの通貨が流通しています。
パタカと香港ドルと元。元の価値が少しだけ高くて、香港とパタカは同じくらい。僕が両替したレートだと、、元=16円、パタカ=香港ドル=15円。
で、この三つの通貨、おなじように使えます。先ほどの8元をパタカで払うことも可能。ただし、中国系の下町では香港ドルは断られることもあります。
逆に、昨日のベネチアホテルのスロットマシーンは香港ドルしか使えませんでした。とはいえやっぱりパタカが一番便利に使えるんですけどね。
三つも種類あったら大変だろうなー。。。お店しめたあと、両替とかにいくんでしょうか。 いらぬ心配してみます。

おいしいおやつをいただいたあと、また市内徘徊です。
というより、正直迷いました、、。
いやー、小路をさがして入ってふらふらして、また別の小路へ、、、をくりかえしていたら、あっという間にまいごに。でもそこはマカオのいいところ。大して広くないんですね。一定方向にあるいていったら必ず海か国境にぶつかります。
ぶつかっちゃえば大体の場所はわかります。安心安心(笑

教会風の白いたてものがあったかと思えば、近くの路地には中国風のお寺がある。
海のそばにはさわやかな風が吹いてる公園があって。。。

公園には健康器具がならんでます。
遊具っていうよりも、大人が健康のために運動するための設備。
おばちゃんが、海みながら颯爽とした感じで運動してます。
なんだかちょっとコミカル(笑

やっと知ってる道にもどるとまたもご飯どきです。

夕飯も昼と同じところで食べることにします。
今度は炒飯とビール。
最高の組み合わせと思われます。

やっぱりここのゴハンはおいしい!
味もしつこすぎないでいて、でもいかにも中華!っていう味がしっかりしてて。
なんだかうまく表現できないけども、おいしいんです!
いかにも家族経営な感じで、スタッフがなかよさそうに働いているのも好感触です。

マカオ滞在中のごはんはここがメインになりそう(笑

夜、宿に帰り、みんなとお話します。
今日の同室はフィリピンのかたがた。みんな流暢な英語を話します。
フィリピンの言葉を教えてもらって、カタコトの会話をしてみたり、日本のことを話してみたり。
フィリピンの言葉をうまく発音できるとみんなとっても喜んでくれます。
僕もみんなが日本語の単語を話してくれるとうれしい。
自分の国の言葉をあいてがしゃべってくれるとうれしいのって、なんででしょう。

自分の国を知ろうっておもってるって感じられるからかもしれないですね。

マカオへは、観光も兼ねながら、就職先をさがしにきているそうです。
フィリピン人は英語が堪能な人が多く、マカオのカジノやホテルで働いている人が多いとか。
あれだけの巨大産業、働き口もたくさん提供してるようです。そして一流ホテルはお給料もいい、と。

マカオにとってのカジノ、、巨大産業として雇用をつくりだしてるという意味で決して悪いことばかりなわけじゃなさそうです。

さらに観光の目玉として海外から観光客が押し寄せたら、周辺の産業も活性化する。。
マカオではうまく機能してるように見えます。
島全体が観光施設としてリンクしている。。。。

一通り談笑したあと、、ロビーでメールをチェックしていると、、、
子供がこちらを見ています。
シンガポールからきた一家が滞在していたんです。
僕がそっちをみると、はずかしそうに笑いながら部屋にかくれちゃいます。
でも、すぐにまたもどってくるんですね。
かわいくてしょうがない(笑

手招きして呼びますが、どうしてもこっちにはこない。

でも、しばらくするとまたもどってくるんです。
と、今度は手になにか持っています。
よく子供が好きな、戦隊もの。ゴレンジャーみたいな(?)のの武器のようです。
弓状のそれはいろいろな形に変形します。
オーーーースゲーーーっ。
ちょっとおおげさにリアクションすると彼はとってもうれしそう。
なにやらその武器を変形させて、カードを取り出します。

カードを見てみると、、、そこには日本語が。。。
日本のおもちゃだったんですね。彼はまったく読めないようでしたが、絵で意味はわかるんでしょう。
うれしそうにみせてくれます。
こんなとこで日本のおもちゃみるなんて、ちょっと不思議な感じです。

ひとしきりカードをみせてもらったあと、今度は風船を使ってのバレーボールが始まります。
6歳という彼が必死に風船をおっかけてるところが、、、もう、いいようもなくかわいいのです(笑
おにいちゃん(9歳)も参加して三人でしばらくあそんでいました。
ふと気付くともう夜中。しぶしぶ遊びは中断してお母さんのもとに返します。

マカオ二日目もあっという間にすぎていきました。
さて、明日はどうしましょう。

今日の出費
昼 21
水 4
お汁粉 9
夕飯 19
ビール 8
宿 60

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合計 121(1800)

マカオ上陸。ギャンブルに負ける。

2007/12/17

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写真はこちら。

http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071216

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今日は香港を後にします。
次の目的地はマカオ。

ギャンブルの街。ポルトガルと中国がまざりあった街。
同じくヨーロッパの支配を受けていた香港と、なにが違うのか、なにがいっしょなのか。
ギャンブルが身近に存在するってどういうことなのか。。。
楽しみです。

移動はジェットバスって呼ばれてるフェリーです。
中国国内とはいえ、香港、マカオ、中国本土はそれぞれ別の統治機構になっているので、
入国審査と出国審査があります。一国二制度って不思議。。。
パスポートを用意して列にならびます。

しかしやっぱり香港人は軽装。ふつうのおばちゃんがサンダルはいてたりします(笑
ひょっとしたらマカオの人が帰るところかもしれません。

船は停泊中が一番揺れるって、どこかに書いてあったけれど、本当、そのとおりでした。
出発待ってる間はゆらゆらゆらゆら。幸い僕は船酔いしなかったけれども、船酔いしやすい人はあぶないかもしれません。
そういう人はきっとギリギリに乗り込むとよさそうです。
出発すると船はスパッと安定。音は大きいですが、ゆれはきになりません。

少し見慣れた巨大ビル群が少しずつ小さくなっていきます。
一週間ほどしかいなかったけれど、少し寂しいきもちになります。たった一週間なのに、不思議なものです。

一旦陸を離れてしまうとあとは海、海、海。船酔いが怖くて読書もできないので、
寝ることにします。幸い眠るのは得意技(笑
次に目を覚ましたときにはマカオ到着の寸前。われながら上手な眠り方をしました。

まず出迎えてくれるのは、島どうしをむすぶ巨大な橋。
真っ白で、巨大な橋が一直線にのびています。遠近法のお手本のような景色。
美しい、橋です。

島の沿岸部にはホテルと思われる巨大な建物が点在。
いかにもギャンブルの街と思わせる様相です。
さてさて、表はそうだとして、内陸部はどんな様子をみせてくれるのか。。期待はふくらんでいきます。

フェリーをおりての入国審査はサラっとすんで、上陸果たします。
表に出ると、そこにはホテルへの送迎バスの列、列、列。
ホテルのプラカードを持ったスタッフがキレイにならんでいます。

僕が泊まる宿はもちろんそんなことはしてくれないので、公共のバスをつかいます。
料金は一律2.5パタカ。1パタカは約15円。

僕は香港ドルで払います。香港ドルとパタカはほとんど同価値なので、どちらも使えるようです。

ポルトガル語も中国語も聞き取れないので、バスの通路を地図でたどりながら、、、大体の勘できめます(笑
まぁ、繁華街とおもわれるところにさえたどり着けばたいていなんとかなります。
人がわんさかいるあたりでバスを降ります。すぐ近くにはホテルリスボアがあります。
有名な小説で出てきたのを思い出して、少しうれしくなります。
ホテルリスボアのとなりには、グランドリスボアという、もっと新しくて、もっと巨大で、もっと豪華なホテルがそびえ立っていました。

本当に巨大。こんなビルがホテルとして機能しているなんてにわかにはしんじられないくらい。あの部屋、全部で何室あるんだろう。。。
とそんなことを思ってしまうくらい巨大です。

そこから大して遠くない距離にあったホテルにたどりつきます。
チャイムを押して開いたドアの向こうには、椅子にすわって談笑するゲストたちがいました。
アットホームな雰囲気の宿みたいです♪

案内された部屋は香港のものよりずっとこぎれい。料金も60パタカで、香港よりも安くなりました。
トイレ、シャワーは別の部屋にあるのもうれしいところです(笑

同室になるのはいかにも旅なれていそうな、ニュージーランドからのカップル。
14ヶ月の旅をしているそうです。これから東南アジアをめぐることを伝えると、各国のお勧め宿情報をわんさかくれました。
ありがたいです。

向こうは物価は安いし、すばらしいものが見れるし、きっと楽しめるよっていってくれます。
ちょっと汚いのを我慢すれば、ねって付け加えながら。。

そうこうしているうちに、また別のルームメイトから声をかけられます。
「カジノにいかないか???」
行きましょう行きましょう。ぜひとも経験したいと思っていたところだったので、渡りに船。
連れて行ってもらうことにします。

参加者は、オーストラリア人のジェイクと、フィリピン人のジェイです。
それぞれ、なかなかうまくききとれなかったですが、よびかけたらわかってくれたので、よしとします(笑
彼らも僕の名前をうまく発音できず、、かずいーこみたいな発音してました。

連れて行ってくれたのはベネチアホテルというところ。市営バスでバスターミナルに移動し、そこからはホテルのシャトルバスに乗り換えます。
ついたホテルは、別世界。巨大なたてものの中は昼のようにあかるく、人々が楽しそうに歩き回っています。

入り口をくぐると、豪奢なつくりの家具と石像とクリスマスツリーが僕らを迎えます。

早速カジノ、、、と思いきや、カジノに行く前にショッピングエリアがすごいから、そちらを見に行こう。という話になります。
10mもあろうかという(ちょっと言い過ぎた?)クリスマスツリーなんかに感嘆しながら、奥に向かいます。たどり着くまでに道をきかないといけないくらいに、広いです。ひとつのショッピングモールの様。

たどり着いたそこは、、室内とは思えない光景! 天井には空の絵がかかれ、中央には水をはった水路の上にゴンドラが浮いています。ゴンドラには船頭が乗って民謡を歌います。
あたりは明るく照らされて、さながら眼前にベネチアが出現したよう!!!(って、僕はベネチアいったことないですけど、、、、も。)
水路の両脇には高級ブランド店が軒をつらねています。カジノで勝った客はきっとここでお金を落としていくんでしょう。。

室内に、屋外を作り出してしまうまでに力をかけているのは、ここに非日常の空間をつくりたいからでしょうか。
明らかに日常と違った雰囲気の中、金銭感覚も吹き飛びそうです。さらにそこに一攫千金のカジノの誘惑。
ホテル全体が非常によくできた経済装置になっています。

さて、一通り見て回ったあとに向かうは、カジノです。
看板を頼りに角をまがると、、眼前に広がるのは熱気が目に見えるかのようなカジノのテーブル達!

さまざまなゲームのテーブルがところせましと並んでいます。
ルールを知っているのもあれば、わからないのも、ある。
スリーカードポーカー、ブラックジャック、カジノウォー、賽台、などなど。別のエリアにはスロットマシーンも並んでいます。

オーストラリア人の彼はスロットマシーンに挑戦です。
しかし本当にあっという間に200香港ドルを消費。3000円相当です。
5分もかからなかったんじゃないでしょうか。。

はやーーーい!

僕は機械相手じゃなくて、人がやってるゲームをしたかったので、スロットマシーンには手をださず、
ルールのわかりそうな台を探します。
予算は50パタカ。750円相当。

選んだのは、サイコロ三つを使ったゲーム。賽台とかいてありました。これがゲーム名を表すかは、不明。。
サイコロの目を当てます。一番普通なのは、合計数が大(11以上)か小(10以下)かをかける掛け方。
ただし、三つ同じ目がでた場合は別の役となってしまいます。たとえば、大にかけていても、6,6,6がでたら、負けですね。

面白いのは、客が群がっている台とそうでない台が明確にわかれているところ。
なにが違うかというと、、、それまでに出た目のかたよりっぷりです。
例えば、大が6回連続ででてたりする台は盛り上がっています。そうでない台は客がひとりもいなかったりあする。

やってみれば当然わかるとおり、完全に材料がないと、なかなか賭けにくいんですね。
でも、6回も連続で大がでてるから、きっと次も、、、。とか、もしくはその逆とか、思考のよりどころがあると賭けにいたりやすい。

盛り上がっているテーブルのひとつに僕ももぐりこみます。
テーブルで現金をチップにかえてもらい、いざ参戦。最低掛け金は50パタカ。もってるチップは50パタカ分。
オールオアナッシングです。

その台ではすでに5回連続で小が出ていました。周りの台の傾向も見て、6回までは連続するんじゃないかな、とあたりをつけて、
小に賭けます。。。
同じ様に小にかける人、、、いや、そろそろだろうといって大にかける人、、、、さまざまな思惑が台の上をチップになって飛び回ります。
ころあいを見て、ベット終了の鐘が鳴ります。

運命の、オープン。
サイコロの入ったカップの覆いをとり、ディーラーが目を確認し、ひとつひとつ電光掲示板に入力していきます。
数字がひとつ表示されるたびに周囲からは声が漏れます。
出た目は、、3、2、4の小。

6回連続で小がでたことになります。

大、もしくは小が6回連続で出る確率は、、2.7%。

さて、もう一回があるのかどうか、、、少し迷った僕はここでは賭けないことにします。

結果は小。7回連続です。
8回続く確立はもう1%をきります。

きっとここらへんで大がくるはず。
そう思って皆がかけに走ります。台の上にのったチップは、大も小も同じくらい。

ここまでの流れ、驚くほど小説「深夜特急」に書かれていた内容と同じです。
あの小説の中では、場が熱しきったところで、ぞろ目を出して、場の金額を全部さらうのがカジノのやり方。。。
そういっていました。なるほどその論理もうなずけます。場はすっかり盛り上がって、人が群がり、場にはチップがあふれています。

ここで小説をなぞるのもおもしろいかもしれない。。。

僕はぞろ目が出るほうに賭けます。

となりの中国人が意外な顔つきで僕を見ます。

さて、運命のサイコロたちは、、、、
5,5,6。一緒にいたルームメイトたちは、おしーーーーーいーーーーといって悔しがってくれます。
ここまでも例の小説と流れは一緒。

でもその後別の必勝法を発見して挽回していく小説とは違って、そのあともう一度かけるも、はずしてしまい、すっからかんに。
そう簡単に勝てるものではないですね。750円相当の損害。

それでも十分楽しんだ僕たちはすっかりひやかしに徹します。
カジノ内にはお盆に飲み物をのせたスタッフがほうぼうにいますので、自由にもらうことができます。
腹いせとばかりに(笑)のみものを飲んで、中央のステージで開かれている豪勢なショーをみたりしてすごします。
飲み物4杯とショーをみて、750円は安いとしましょう。。

おみやげにペットボトルの水ももらってきましたしね♪

今日はすっかり楽しみました。
明日は市内を徘徊してみます。

今日の出費

地下鉄 8.5

餅(香港最後に、お気に入りの餅屋で買い食いです) 3+2

水 3.5

はさみ 10

昼 34

船 135

バス 2.5

宿 60

カジノ 50

バス 2.5+2.5

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合計 313.5(4700)

香港理工大学に潜入!

2007/12/16
今日は曇り空。

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写真はこちら

http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071216

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今日は香港理工大學へ潜入。
学生の様子を見るのと、学食で食事をとるのが目的です。

大學は宿のすぐ近く。
迷わずにたどりつきます。

しかしさすがに休日だから、ひとはまばら。。。。
と、、おもいきや、なにやら行列をみつけます。
なにかおもしろいことがあるのか!!!
行列の行く先をたどっていくと、、そこには水平考課の文字。

テスト、ですね。
休日にまでテストをするなんて、なんて気の毒なことでしょう。。。

テストを寸前にして、まじめな顔して参考書らしきものを必死に読んでる姿、どこの国でも一緒です(笑

テストに並ぶ学生たちを横目にぽげっとしていると、なにやら話しかけられます。
中国語なので、当然わかりません。その旨伝えて、英語での会話がスタートします。
彼らはキリスト教の、なんていうんでしょう。宣伝する人たち。宣教師??教義の中心部分を広めているそうです。
せっかくの機会だから聞いてみることにします。

お互い流暢とはいえない英語でのやりとりなので、
本当に簡単な部分の意思疎通のみです。

愛と原罪について、、、だったと思われます。
10分ほど、冊子を用いての説明です。
罪の基準は人によって違うものだけど、神の基準はとても高いものだ。
人は皆罪をもっている。だから(?) 人は人を愛さないといけない。。。
といったような話だったと思われます。。だいぶ割愛。よくわからないんだもの。

で、あなたはどう、思いますか???
って問われます。

「正直、信じる理由がみつからないです。いままで無宗教でいきてきたので、
宗教っていうものがどういうものか、いまいちわかっていないです。なぜ信じられるかがわからない」
といった内容を正直に話します。

かれはにこりと笑って、「宗教は押し付けるものじゃないです。ただ、いつの日にか、ふっと思い出してもらえればそれでよいです。大事な時間を割いてくれてありがとう」
なんて言って去っていきます。

宗教がわからないというのは本当。なぜ信じられるかがわからない。
そういう問いを超越したところに宗教があるのかな???
宗教を信じるってことにいまよりも少しでも近づけたらうれしい、、、これも旅の目的のひとつです。

、、、小腹がへったので、学食を探します。
学校あるところ、必ず学食があるはず!!食べ物の匂いをたよりに、たどります。たどります。
見つけました。ぞろぞろ歩く学生の後をついていっただけですが。

注文はもちろんのこと中国語。レジにはメニューもないので(メニューは別のところに貼ってありました。)
手帳にメニューを書き写しての注文です。書き写したメモを持って、列の最後尾にならんで、やっとのこと自分の番になったら、、、
僕のメモをみておばちゃまは一言。sold out。
げんなりです。別のメニューをいうわけにもいかず、、、また書き写しに列を抜けます。

そんなこんなしなが食事にありつきます。
学食らしく、量はたっぷり。味は、、、まぁまぁ。

周囲を見回すと、掃除のおばちゃまが食器を片付けています。
学生は食べ終わると食器等そのままにして去っていいんですね。中国の広州大学だと人が多すぎてそんな真似はできないからだと思うけども、皆、下膳場へさげてましたから、少しへぇって思いました。
食事を食べ終わると、すこしこってりが過ぎたよう。なんだか胸焼けしてるかんじです。
炭酸水が欲しくなる。。。

食事が終わるとまた校内散歩です。
広くはない敷地に高い建物がひしめいています。
実験棟があり、図書館があり、スカッシュ場もある。
すべての入退室がICカードで管理されているから、僕は中にはいれません。
でも、ね、教室への入り口でさりげなく待機して、学生がカードでドアをあけた瞬間、なにげなく侵入を果たします。

中に入るとやっぱり殺風景。
教室の前の廊下にはびっしりとロッカーがならんでいます。学籍番号らしき番号が振られていて、各個人ひとつずつ割り当てられている様子です。
休日だけど、やっぱり人はいます。中には講義らしきものをやっている教室もあります。
日本とにたような風景。先生が講義をして、生徒は椅子に座ってなにやらメモしてる。。中には眠そうな人もいたりして(笑

しかし全体にお金がかかっている感じ。
全体の建物も新しそうだし、セキュリティも上々。
学校全体に勢いを感じたっていったら言いすぎかもしれませんが、、、でも、政府が力をいれてるんだなって感じはします。

結局日が暮れるまで校内をブラブラ。
途中、日本語のテキストらしきものを持った学生とすれ違います。

そういえば、香港には日本語がチラホラ。
日本人がよく来るんでしょう。日本語の本専門の本屋さんもありました!
ネットも自由に使えるそこはすっかり僕の書斎になっています(笑

先日一緒に飲んだ香港人の彼も、日本の文化が香港に押し寄せていて、日本styleはかっこいいって思われてるって言っていました。
多少のリップサービスは差し引いても、日本人がそれなりに影響を与えているってのは本当のようです。
経済の交流もあるし、日本人があそびにくるも簡単な距離にありますもんね。
でもそれが文化っていえるものなのかは不明。お金を落としていくだけ、、、かも知れない。日本style って言ってるものって、それは先日、日本が輸入した欧米スタイルのことでしかないかも知れない。。。
日本styleってどういうことでしょうね。

今日の出費
日本語本屋で喫茶 10
学食 22
宿 80
夕食 15
水 5
水 5
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合計 137(2329)

動物園はジャングルライク

2007/12/15

すっかり更新がおくれがちになってますが、、、
今日も香港のお話です。

香港島の探検ツアー。

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http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071215

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香港島はとても山がちな地形でいたるところ坂ばかりです。
今日の最初の目的地は動物園。
坂の上にあります。
でもそこは現代人に適した観光地になってる香港。なんとエスカレーターがあります。
1キロか2キロあるんじゃないかな。ひっじょうに長いエスカレーター。
もちろん一本ながーいのがあるんではなくて、いくつもの長いエスカレーターに細切れになってますが、
それでも十分すごい!

エスカレータにのりながら周りの景色をゆっくり眺めます。
なにやらブティックの類があったり、屋台のようなところで果物売っていたり、様相は刻一刻と流れていきます。
エスカレータに乗っているだけでもひとつのエンターテイメント。

のぼりきったところは山の大半をのぼったところです。そこから動植物園へは水平な移動のみでOKだからラクチンです。

動植物園はまるで熱帯雨林。木々が多い茂っている中に檻が並んでいて、中にさまざまな種類の動物たち。
猿系の生き物が多かったんだけれども、正しいなまえは不明><; 顔が特徴てきな彼らをみながら呆けていると、あの近代的な町並みがすぐそばにあるのがうそのよう。
結構な広さの動植物園だけども、すべて無料で開放されているのがすごい。
観光にすごく力を入れているのがよくわかります。

動植物園のとなりには大きな公園がもうひとつ。その名も香港公園。
キレイな噴水やら太極拳場などがをよこめにフラフラしていたら、、、、なんとスカッシュセンターを発見。
公園のど真ん中にあるんですね。コート数も23面!!
ちょろっと覗いてみました。みなれたスカッシュ風景。プレイしてるのも当然アジア人なので、ふと日本にいるように錯覚してしまいます。
そしてこれも当然ながら、皆が皆上手なわけではない。ちょっと安心しました(笑
30分17香港ドル。270円前後。

スカッシュのプレーをみて少し懐かしい気分になったあとは買い物スポットで有名なcauseway bayにいってみます。
山を下って路面電車に乗り込みます。
路面電車は2.5香港ドル。どこで降りても値段は一緒なので言葉が使えない旅行者には便利です。
明らかにスピード出すのを目的としていない、縦に長い方形の車体は、なるほどちょうど普通のバスを縦に二段に重ねたような構造になっています。
二階にのぼって窓をのぞくと、いつもよりも高い目線で周囲を見回すことができます。
ふむふむ。

causewayBayに近づくにつれ、ビジネス街な様子がどんどんとショッピング街に変わっていきます。
そしてその隙間をうめるような形で、屋台が軒を連ねる路地がひしめいていている。。。
少し高い視点からみる香港は、場所場所で少しずつ印象を変えながらでもどこか共通して香港を思わせる
少しだけ妖しくて、そしてほこりっぽい印象を与えています。

到着したところで大量の乗客にもみくちゃになりながら電車を降ります。ビクトリアパークという大きな公園がすぐそばにあります。
早速徘徊開始。

するとなにやら工業エキスポなるものをやっています。
ブランド品や家電、食べ物など、特色あるものを集めて一挙に展示しているようです。
ふらふらと中をのぞくと、いきなり食べ物の匂いに出迎えられます。
漢方茶や中華料理の即売に加えて、パンやスナックにいたるまでさまざまなものが売られています。
特に目を引いたのが漢方を煎じたスープ。原材料はさっぱりわからないものが大量に入っています。
レトルトになっていて暖めればすぐ飲めるようになっている。結構いい値段(750円前後)していても、ぽんぽん売れていきます。
試飲があったので早速チャレンジ。お味は、、苦味と酸味が強くて、とてもおいしいとは言い難い、、、、。でも、体によさそうな味をしていました。

エキスポの人の多さに少し辟易しながら会場を後にすると回りに広がっていたのはブランド店が埋め尽くす路地の数々。
でも、そんなブランド店が入っているビルも、2階より上の階は、ぼろぼろなんです。
1階はピカピカのブランド店、二階以上はぼろぼろの民家。
ちょっとおもしろいです。

そんなブランド店を横目にみながらふらふらふらふら。いつの間にやら道に迷っていました。
もうすっかり日が暮れていた時分、少し不安になりながら大きい通りを探します。
てくてくてくてく歩いていると、巨大な建物を発見。競馬場でした。その大きさと外装の豪華さを見ながら、ギャンブルの経済効果って大きいんだなって。
お隣のマカオがカジノ解禁にしている事実が興味深くなりました。そもそもなんでギャンブルは禁止されるのか???
治安が悪くなるから? じゃあマカオは治安がわるいのか?? もしくは身を持ち崩す人が増えるから? 暴力団やマフィアが力を持ちすぎるから??
いろんな理由が頭をかすめますがやっぱり確信はもてない。。マカオに行ってみたくなりました。

ようやく大きな道を見つけて、迷い状態脱出。
地下鉄を使って宿に帰ります。

宿にはまた新しいメンバーがいました。
北京で映画の勉強をしていて、ついこないだ大學を卒業したばかりだそうです。
自己紹介をしているところで、先日から同室の、よくしゃべる、デンマークからの女史が登場。
やっぱり今日もマシンガンよろしくしゃべりまくります。

よもやま話からいつのまにか、話題は環境問題へ。
さまざまな問題の理由のひとつとして中国とインドがあげられます。映画修行中の彼はたじたじ。
そしてまた、彼女は言います。
「世界中でコカコーラのような大企業が世界を悪い方向に動かしている。
アフリカなどの貧しい地域で、コカコーラは湧き水の利権を買い占めていて、新鮮な水が飲めない現地の人々に残された選択肢は
コカコーラを買うか、もしくは新鮮でない水をのむかのふたつしかない。
しかし貧しい人々にはコカコーラを買うお金はない。。コカコーラは彼らから水を奪ったんだ、と。
そんな横暴をしているコカコーラの商品を絶対、買ってはだめだ。
でも、世の中の人々は一切そういうことに興味をもたない。興味を持っても、商品を買うのはやめない。」

確かに、そうです。何かを買うっていうことは、その企業の行動に賛成票を投じるのと同じことなんですよね。
でも買い物をするときにはそんなこと考えずにぽいぽいと買い物をしている。。。

彼女はいいます。人々の考え方を根本から変えて、環境問題にもっと意識を持たせて、環境に悪い製品を買わないようにしないとだめなんだ。

この意見には半分賛成です。
人々の意識を変えて、それぞれの使命感だけでなにを買うかの選択を変えるのは難しいかもしれない。
ある程度は効果をあげても根本の解決には至らない。なによりまず、そのままの体制だと、企業の体質が環境保全に前向きかどうかなんて判断しようがない。イメージだけで決まるとしたらお金もってる企業はバンバンCMながすでしょうし。「うちは環境にやさしい企業ですよーーー」。実体はどうあれ。。
きっと、環境保全がそのままビジネスに直結するシステムが確立されないとなかなか。利益誘導がないと根本解決しないはず。
でも、半分賛成としたのは、世論がそっちへ向かったなら、政府が動かざるをえなくなって、税やら規制やらで環境に悪い製品がコスト的に不利になるようにすることができるはず。そいういう企業は超巨大企業だから政府への圧力も相当なはずだけれども、それを振り切るくらいの世論ができあがれば、。。。

なんて、ねーーーーー。

そんなちょいとまじめな議論を、カタコトの英語で交わしました。辞書を交え交えして、時々発音を訂正されながらの会話はさながら英会話スクールの様。
実際、彼女は大學で先生をしていたんだそうです。どおりで!!!! 

一通り会話がおちついたところで、彼女がシャワーを使うというので映画修行の彼と一緒に退散。。
彼が作った映画をみせてもらいます。これがまた映像がキレイ!音楽とマッチして、中国語がわからない僕にも悲しい感じ、楽しい感じがダイレクトにつたわってきます。
スタッフも、俳優も学生でやってるというのがうそのようです。ちょっと関心。
もうひとつおもしろかったのは、今とまっているホテルについて。
実はここ、映画界では有名な場所なんだそうです。ある有名な映画の舞台になっていて、劇中、重要な場所になっているそう。
だから彼は香港での宿をここにしたそうです。
タイトルは「重慶森林」(日本名 「恋する惑星」)。 日本帰ったら探してみたいと思います。

さ、今日も激しく歩き回って疲れました。
明日は香港滞在最終日。
それでは。

今日の出費
地下鉄 8.5
吉野家牛丼 15
夕飯 27
地下鉄 8.5
路面電車 2
エキスポ 10
水 5
水 5
宿 80

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合計 161(2500円)

今日はゆったり日。in hongkong。

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今日は少しだけ曇りです。
でもあったかいのは暖かい。

朝おきて、ルームメイトと食事にいくことになりました。
参加者は昨日のみにいったLIANと、日本人のいずみさんです。

いずみさんは英国はオックスフォードで英語の勉強をしてきて、日本に帰る途中だそうです。
さすが!発音がキレイ!ちょっとうらやましくなります。

ヤムチャーーーをしてみたい!という話になって、飲茶ドコロを探すことに。
しかし意外によくわからないのです。
いくらでもありそうだっておもっていたのですが。。。。

食事できそうなところがあっても、そこは面か飯しかださなそうなところだったり、とにかくお茶を飲むって感じじゃないところが多い。

でも結局LIANが発見です。

席につくと、早速お茶をきかれます。向こうのいうなりになってジャスミンティーをお願いします。
ポットがふたつ出てきて、ひとつはお茶が入っていて、もうひとつはお湯です。
「???」
ちょっとお湯の使い方が不明でしたが、隣の席みてなっとく。
おかわり用でした。
中身が減ってきたらお湯を使ってまたお茶を作るんですね。
これでポット二回分のお茶が飲めるわけです。

お茶でゆっくりしながら料理を選びます。
選んだのは、
小龍包
シュウマイ
ピータンのお粥
野菜の煮たもの
の以上四つ。

どれもおいしかったー!特にシュウマイが絶品!
お茶もさっぱりしておいしくって、、、さすがだなと思いました。
すてきな朝食です。

LIANの陽気なおしゃべりにいずみさんの上手な受け答えと英国の話などなど、
おいしい食事と楽しい時間でした。

お会計は一人頭23香港ドル。思ったよりずっと安いです。
あんまり量たべなかったのもありますが、これなら満足です。

そしてその食卓であきらかになったことが一つ。
宿に払ってる金額、みんな違うんです。
いずみさんは80ドル。僕が90ドル。LIANは150ドル近く。
どうやって決めてるか不明です。予約したWEBサイトによるのか、風体をみて決定してるのか。
ちょっとびっくりです(笑
150もとられなくてよかった。。

実は最初に払ったお金は2泊分だけだったので、昨日で契約切れ。
で、今日かえってから交渉することにしました。80目指して。

ホテルレセプションで連泊したい旨伝えると、快くOK。
「でも、、連泊したいんだけど、、、お金あんまりないんです、、」てな調子でお願いしてみると、、
80でOKとのこと。もっと、安くできない?ときくと、、、
なにやら一覧表をみせてくれました。
今宿泊している人がいくら払ってるかの一覧。
これみると、本当に多種多様。大体の相場が100香港ドルくらいで、適度にばらついてます。
おもしろいですねーーー。本当、なにで値段がかわってるやら。
で、、皆これだけはらってるから、80よりまけるわけにいきませんってことだそうです。
80が最安であることを確認して、合意。
でも、、十分安いです。インターネットも使えるし、部屋の狭さには慣れたし、問題なし。

お昼には昨日みつけておいた、お餅屋さんで、またお餅をたべました。
やっぱり熱々でやわらかくて、、中身もあまーーーーーい。。。
最高のおやつです。わかるかな、、、うめがいもちって九州にありますよね。あれに感じは似てるきがします。
大好きな味です。

中国語で豆炒餅,読み方は”tau sha ban”だそうです。

昨日だいぶ遅くまで起きていたので、今日はなにやら活動係数低くなってます。
ちょっとのんびりモード。結局ふらふらとあたりをふらついたら宿にもどってきました。
散歩するのでも、ちょっと通りをかえるだけで簡単に違う雰囲気を味わえるのも香港ならでは。
今日はちょっと静かめの通りを歩きます。なんだか昔の街のおちついた雰囲気の通りです。
果物なんかあつかってるようです。

こんな香港もありですね。
今日は少し回復にあてました。
明日は香港島へふたたびくりだしまーす。

今日の出費

飲茶 23

昼  3

夜 10

宿 80

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合計 118香港ドル(1770円)

今日はあんまり活動してなかったら安くすんだ!!

香港で蟹をくらう。

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今日は香港二日目。
午前中は香港島探検に。

香港島にわたって直後におどろかされるのは高層ビル群。
圧倒的に整備された町並みの中を身なりもきれいな人々が颯爽と歩いている。

山なりの地形を上っていくと細かいみちがいっぱい。
そのそれぞれに個性があって、そしてどことなく歴史をかんじさせる雰囲気。
公園や史跡の間をぬって近代的なたてものと下町的なまちなみが交錯している感じ。

ふと小路に入ると路地ではミシンをあつかってなにやら作っている職人気質(なふんいき)の人がいたり、、
果物しぼってフレッシュジュースにしてる人もいる。空気がなにやらほこりっぽいようでいて暖かいようでもあるような。
アップダウンのはげしい道を歩いて新しい辻に着くたびにちょっとした驚きがあるんじゃないか、そんな期待をもちながら散歩することができる街です。

広州、深セン、香港とみてきて、いままで見た都市とも掛け合わせてみてみると、
都市化って個性を失わせる側面もあるのかなーーーって思い始めてたんです。
「発展」してくると、外国資本の企業がいっぱいはいって、どんな都市でも、似たような見た目になる。
今、日本でもどの都市いっても同じような店がいっぱいあるのと同じ。

ただやっぱり個性ある街ってあるんだなって感じたのが香港でした。
広州でも深センでも、ちゃんと時間かけてみつければ残ってるんだろうと思うんだけども、
その度合いの問題。香港は、ああ、香港らしいなーって思えるところがいっぱいある。
なんだか見ていて楽しくなってます(笑

お昼に荷物を置きにホテルに戻ると、ルームメイト発見。
初めておめにかかる方でした。
LIANさんはオーストラリア人で、スペイン在住。家族に会うためにオーストラリアに帰る途中だそうです。
非常にフレンドリーな人で、僕の英語が拙いのもカバーしながら会話してくれます。ありがたし。
ナイトマーケットという夜から開く市場があって、そこに屋台がでるからそこで一緒に食事をしようという話になります。
ちょっと楽しそう♪

と、、、そうこうしてるうちに、もうひとり、ルームメイト登場です。
これがなんと驚くことに女性でした。推定年齢60歳くらい?
西洋の方の年齢はよくわからないので、、、イメージです。
この人がすごいすごい。マシンガントーク炸裂。
こちらの理解力とかおかまいなし。ひたすらしゃべり続けます。すごいなーーーーー、こんなに話すことあるんだなーってなような
ぜんぜん別のこと考えててもお構いなし。
40分くらい話し続けてたんじゃないでしょうか。
ころあい見つけて、ディナーに出てきますっていって抜け出します。

話の一番最初に自己紹介されてたんだけど、完全に忘却。
LIANさんも忘れちゃったそうです。申し訳ないけども彼女のあだ名はマシンガンズに決定。

ナイトマーケット、、、すごいです!
ところせましと店がたちならんで、バッグやらサイフやらTシャツやら果物やら、、、。
あらゆるものがそろいそうです。
一通り物色したあとで、道いっぱいに席をつくってる飲み屋風の店に座ることに。
広い道を結構な範囲で占領してるので広さは結構あります。
その一角にふたりで座ってメニューを拝見。

ふむふむと読み進めると、お隣の席から中国語で声かけられます。
きょとんとしていると、英語で話してくれてやっと意思疎通開始。
彼らは香港に住んでいて、仕事上がりにのみにきたそうです。
「君、香港人かと思ったよ!」っていわれました。謝謝。

結局一緒に飲むことに :D

僕たちが注文した品物が届くまで彼らのつまみをわけてもらいます。
ここでたべたカニ料理がおいしかった~!!!



カニの身に、いろんな香辛料と野菜をまぜていためたものだと思うんだけども、
スパイシーでいて、カニのおいしさがすっごい濃厚で、ビールにもぴったり!

ほかにもカキのふらいやら空心菜のいためものやら失敬してハッピータイム。
そのうちに僕らの注文した品も届いてなかなかに豪勢な夕飯になりました。

周りを見回すと香港独特の猥雑な雰囲気の中で料理とお酒とおしゃべりに夢中な
空間が広がっていて、いかにも楽しげ。



働いてるおばちゃまも心なしかたのしそうです(笑

彼らはAIG(america international group,,,だっけ?)と香港の製薬会社で働いているそう。
なぜか話はもりあがり、食もお酒も進みます。なんの話をしたっけかなーーー。
麻雀は日本のほうがむずかしいルールになってる、とか、香港はあっついだろう。はっはーーーー。とか。。。
すごく雑多なはなし。
数字の数え方も教えてもらいます。
でも北京語と広東語はまったく発音が違います。難しい><

お会計のときも結局いっぱい払ってくれちゃいました。カニ料理とか相当もらったのに、完全におごってもらった形。ごめんなさい。でも、ありがとう。

一通りゴハンを平らげたら、LIANが言います。
「んじゃ、次、どこにいく???」
、、、まだ、飲み足りないそうです。
その香港人ふたりも巻き込んで二軒目にいくことに。。
お店選びは現地の彼らにお任せです。

二軒目のお店はカラオケバーのようなお店。
薄暗い店内にカラオケ装置がどかんとおいてあって、そのまわりにテーブルがいっぱい。

テーブルに座ると、席の上にはなにやら真っ黒なカップとさいころがおいてあります。
ふと見回すとどのテーブルにも同じようにカップとダイスが。
もちろん飲み物用のグラスとは別に、です。

なんだろう。。。
香港の二人組みに話をきくと、、、、香港では有名なゲームに使うそうです。
「lie dice」 
せっかくだからルールを教えてもらいます。
【ルール】
それぞれがカップと5つのさいころを持ちます。
皆それぞれ、カップの中でサイコロをガチャガチャやります。このときカップをふせて、自分でも見えないようにガチャガチャです。
一通りがちゃがちゃしたら、カップの中身をこっそり見ます。人にみられてはいけません。
皆が確認したら、スタートの人(前回のゲームで負けた人)がコールします。
コールの内容は、全員のサイコロの目に、ある数字がいくつあるかをあてるものです。
例えば、、seven six(s) といったら、全員のさいころをあけてみたら、7つ(もしくはそれ以上)、6があるはず!ってことをいったことになります。
ただし、1の目はすべての目にカウントする、というルールなので、全員のサイコロの中に7つ、1と6があるってことになります。
一人目のコールが終わると、二人目のターンです。
二人目はふたつの選択肢があります。
①前の人のコールに異議申し立て。そんなにいっぱいないだろう!といいます。そういったら、全員のカップを開けて確認です。もし前の人のコールがただしければ異議申し立てした人の負け。そうでなければコールした人(前の人)がまけです。
②自分もコールする。この場合、前の人がいった数字よりも大きな数字をいわないといけません。前の人が「seven six」であれば、8以上の数字をいいます。どの目をあてるかは自由に選択可能です。例えば、「eight two」
こうして、だれかが異議申し立てをするまでこれを続けます。
負けたら飲みます。
【戦略】
やってみると、ふたつの戦略があることがわかります。
積極策と安全策。
例えば、仮に自分の目が全部5だった場合、、、、
自分のコールの時にseven fiveと宣言するのは安全策です。自分が五個もってるから、他の人のも合わせると7つくらいはあるだろう。ってな考え方。
積極策の時は、seven twoなんて宣言します。これは、次のターンの人が、「あいつはseven two なんていうくらいだから2をいっぱいもってるだろう。自分のもあわせると2は8つはあるかな」なんて考えさせて自爆を誘う作戦です。
虚実織り交ぜて戦う、、だからlie dice

やってみるとこれがまたおもしろい!
勝負もわりかしすぐについてお酒も進む進む。
売り上げも上がるあがる。どの店でもこのゲームができるようにカップとサイコロがおいてあるそうです。
なるほど、です。

酔っ払ってきたところで、隣の人が話しかけてきます。
なにやら中国語をしゃべりながらたばこを差し出します。くれるって行っているみたい。
あ、僕すわないんで、、、なんてのが言える感じでもありません。
ありがたくもらって、口の中だけでぷはーーー。ふしぎとこのやりとりで仲良くなった気分になれるから人間の感覚なんてふしぎなもの。

結局なんやかんやで宿に帰り着いたのは4時。
なによりかわいそうなのは明日仕事だっていっていた香港ビジネスマンのお二人です。
ごめんなさいね。でも、本当たのしかったです。

それでは。

追伸。
しかし一次会だけならともかく、二次会、三次会の出費は本当に痛かった。
明日からいっそうの引き締め政策ひかないと。。

でも、ほら、貴重な経験だし、、、いい、かなって。。。


今日の出費
地下鉄 8.5
朝食 18
地下鉄 8.5
メロンパン 3
餃子 5
アンコもち 3
夕食@ナイトマーケット 60
二次会のなにやらカラオケできるところ。 100 !!!
3つめ。なんか暗い飲み屋でした。 60
宿 90
合計 356 香港ドル( 5340 円)

香港上陸ーーー!

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今日は香港への移動予定。

朝おきたら早速出発準備。

シャワーを浴びて、メールチェックをして、、、荷造りに部屋に戻ると、、
、、部屋に入れない。。

部屋の中に鍵をおいたまま外にでてきちゃったんですね。
ドアは自動ロックなので、出るときは気づかないけども、荷物をとりにもどれない><;
フロントのおねえさんに失態を説明してあけてもらう。。
ご迷惑おかけします。

さて、気を取り直して出発。

朝食は、となりのスーパーの軒先でうっていた、饅頭たち。
茶色いのとなにか野菜のようなものがちょっと表面からみえてるやつを、指差しで注文する。
合計1元。味はどちらもシンプル。中に餡がはいってるわけでもないけども、茶色いのはほんのり甘い。
野菜がみえてるやつは、生地にねりこんであって、全体的に料理パンのようなあじ。
どちらも美味。いい朝食でした。

香港との国境へは地下鉄で向かいます。

地下鉄を降りると、すぐに香港行きはこちらというメッセージが目に付きます。
黙ってそれにしたがっていくと、すぐに出国審査。見た目はイミグレーションオフィスのものものしさそのものなのに、周りの人たちは普通に近所おでかけの格好。いっぱい荷物もってるのはすぐそれとわかる外国人ばかりです。
これだけ近いものね。ちょっとおでかけの気分でしょう。

ちょろっと書類を書くだけで、さくさくと移動完了。あまり実感なかったけども、中国と香港の国境を歩いて超えたことになる、はず。。
国境がつながってるって、ぜんぜん不思議じゃないけど、やっぱり見慣れない。
今回はあまり実感がわかなかいような越境だったけども、これから他のところでもっと国境らしいところがあるはず。
ちょっと楽しみです。

鉄道と地下鉄をのりついで香港の中心部になんとかたどり着く。
もうそこは別世界。いままで広州や深せんを都会だーーって書いてたけど、香港は一枚か二枚上手なよう。
香港島ではなくて大陸よりの九龍の近くでおりたら、一歩外に出ると人、人、人。
すぐとなりにはそごうがあるし、なんだか見たことあるブランドショップが乱立。
イルミネーションは昼から尚まわりを華やかにさせてるし、海をはさんで向こう側には香港島の巨大なビル群が連なってる。明らかに欧米人とわかる人が道を闊歩していて、すぐその隣にはアラブの格好した集団がデジカメで記念写真をとっている。海沿いの道には上半身裸でランニングをする人がいて、それをながめるともなしぼんやりとアイスクリームをなめる高校生がいる。
ひっじょうに開発されきった感のある都会なんです。海沿いは特に観光地化されていて、きれいな遊歩道に、いかにもな展望台。香港スターたちの手形が道路にはめ込んであるスポットもあったりして各国の観光客(と思われる)が楽しそーに歩いてる。

facebookで知り合った人が、そこらへんのことを「銀座みたい」っていってたのを聞いたときには、
いやはやそれはちょっと言いすぎでは?なんて思ってたけども、実際にみてみるとちょっと納得。
こんなんなってるんですね、香港。

目的の宿はそんな開発されきったど真ん中にある、チャンキンマンションという建物にあるらしい。

(場所はこちら。

http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&time=&date=&ttype=&q=hongkong&ie=UTF8&ll=22.296403,114.172872&spn=0.00203,0.00265&z=18&om=1

)
安宿のはずなのに、、、?って思っていたら、たどり着いて納得。
ぼろぼろでした。開発されたエリアの中にも、とても老朽化した建物が混在してる。
これもまた香港らしいのかもしれません。それこそ銀座には絶対ありえない組み合わせ。

フロントで手続きを済ませ、部屋に案内してもらう。
いかにもな安宿です。
ベッドが三つほどおけそうなお部屋の広さに、二段ベッドをふたつおいてぎゅうぎゅうづめ。
トイレとシャワーと洗面台が一体化した水場はたたみひとつ分の広さ。
先客はがたいのいい欧米人。上半身はだかでギターひいてます。
こういうのみると、楽器ひけるっていうのがうらやましくなります。

簡単なあいさつもそこそこに彼がどこかに消えてしまったので、
ゆっくり荷ほどき開始。
ってほどくほどの荷物じゃないんで、ちょろっと出歩きに必要なものを取り出したらそれで終了なんですけどね。

お昼ごはんをぼちぼちすませ、ざーっと物価調査のセブンイレブン訪問。
セブンイレブン、どこにでもあるから大体の物価しらべるのにちょうどいいかなって。。
驚いたのが物価の高さ。中国は深せんで4元だったチンタオビールが香港では12香港ドル。
中国元と香港ドルはほとんど価値一緒だから、約3倍って計算になる。
水も2倍から3倍。
全体にそれくらいになっていそう。
日本と同等近い値段してます。

たった十数キロしかはなれてないのにこの違いって、やっぱり本土との格差はおっきいんだなと実感。

夕食を適当にすませて散歩再開。

海沿いの道をあるくと、そこは観光スポットになっていて向こう岸の香港島の夜景を背に記念撮影をする集団が多数。
たしかにね、向こう岸のネオンはすてきでしたー。
なんだかんだ言ってやっぱり買ってきたビールを手に、夜風にふかれて見る夜景もなかなかおつでした。
ちょと周りがさわがしかったけども。

香港初日はなんだか素敵にすぎてきました。

明日はもっと香港探検してきます。
それでは。

今日の出費
鉄道 35
宿 90
地図 16
おやき 12
ビール 12
串焼き 12
夕飯 18
水 6

———————-
総額 201 香港ドル( 3015 円)

深センは南国ムード

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写真はこちら

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http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071211

なぜかアップしたらふたつに分かれちゃいました。。。ご容赦を。。

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今日は深せん市へ移動。

地図を頼りに鉄道駅へ向かう。地下鉄を利用するも、昨日の今日だからお手の物。
鉄道駅まではスムーズな移動に。

面倒だったのは鉄道駅についてから。
鉄道っていうから、普通の鉄道だと思ってたんです。私。
そしたら駅の前には軍隊のトラックが整列してるし、いざたてものに入ったらパスポートの提示を求められるし。
なんか警備が厳重。きわめつけは荷物のX線検査。空港でしかこんなんみたことないですわ。
まぁ、少々おどろいたものの、問題なく通過。

今度はどこでまってればいいかわからない。待合室らしきところは大荷物の人でごった返し。ここでまってたらいいのか、別の場所にいくべきなのか皆目
わかりませーん。
近くの人にきいてみることに。しかし英語とわかるとすぐに首を横に振る人ばかり。ようやく4人目で身振りでわかってくれました。
チケットを見せて確認すると、ここでまってるように、とのこと。自分も同じ電車にのるんだと、チケットをみせてくれました。安心安心。。。

と、ぽげーっと待っていると、お隣から話しかけられました。
どうも、ここでまってればいいのか、と聞いている様子。
、、、中国人に見えたということでしょうか。少しうれしいような、なんというか。。。

彼のお名前は リー・ビンさん。リーは李。ビンは、難しい漢字でした。僕の手帳には残ってますが、とても表現できません。。
妹さんとお友達が深センにいるのであいにいくとのこと。彼自身は獣医さんなんだって。
僕の大学時代の専門について聞かれたので、電波の研究をしていて、地雷探しだと答えた。
すかさず彼は「ソルジャー??」。。。すぐに兵隊さんのフレーズが出てくるってのに少々びっくり。
いいえ。と答えるも、次は「戦争にいったことあるか?」。。、、太平洋戦争はとうにおわってるし。。と思ったけども、世界の各地では戦争起きているし、そんなにおかしな質問じゃなかったかもしれない。
ノーというとようやくなっとくしてくれた。

彼は妹さんにあうのがとても楽しみなようすで終始ニコニコしている。
もっと話をしたかったのに、、乗り込むときのどさくさではぐれてしまったのが残念><

電車は想像していたものよりもずっと立派。
乗り込むところにはやっぱり軍隊が整列してなにかを待ってます。
そういえば、市内のところどころでトラックを警備している兵隊さん(?)は銃を構えていたっけ。
おそらくは実弾が入っている銃を間近に見る経験がない僕はなんだかたじたじ。

発車すると1時間半ほどであっという間の到着。
途中のアナウンスによると170kmもでてたんだって。鉄道っていっても日本でいう新幹線並みのものだったんだね。
道理で。。あの警備の強固さにも、少し納得。料金は75元。

深センはなんだかすっかり南国ムード。
リゾートみたいなとこです。
道は広いし、植物はなんだか南国チックだし。。どことなく舞浜に近いかなー。それをもっと南国っぽくした感じ。

今日はユースホステルに泊まることにしてあらかじめ調べてきました。

昨日、夜、うまくネットにつながるタイミングがあったんで、そのときに調べておいたんです。
ユースホステルのページは英語表記のみだったんで、それをメモるも、、現地の人には絶対通じない。。
さてどうするかな、と思ったところでスカイプの出番。
スカイプ、ご存知ですか?インターネットつかってチャットやら電話なりができるツールです。

スカイプで深セン近くに住んでる、スカイプミー(今話しかけてもokですよっていうマーク)の人を探して話しかける。
一通り会話が弾んだところで、深センのおすすめどころを聞く。が、言葉ではうまく説明できない、とのこと。。。
では、さっき調べたユースホステルの住所を中国語で書くとどうなるかを教えてもらう。
こちらはすぐに教えてくれた。感謝感謝。これで明日なんとかたどりつけそう。
インターネットって便利だなー。

さて、ユースホステルに到着。
ついてみるとすっかりリゾート風の居心地よさそうなところ。
値段を聞くと、50元だって。
さっさとここにきておけばよかった><;;
やっぱりユースホステルは偉大です。

部屋もドミトリーではあるけど非常に清潔で快適そう。
すぐ隣にはスーパーマーケット(漢字では超市ってかくそうです(笑))もあるし、食堂もある。
快適極まりない。
人に快適なところは猫も快適なようで、、猫がうろうろうろうろしてます。
あくびしたり、あたりかけまわったり、やりたい放題。
幸せそーーー。

お昼ごはんは近くを散歩してみつけた小さな食堂へ。

メニュー指差しで適当にお願いする。

でてきたものは、なにやら野菜となにかのお肉を唐辛子味でいためたもの。材料は皆目わからなかったけども、こいつはうまい!そしてごはんがおかわり自由。なかなかどうして快適なご飯でした。5元。

スーパーではお米の計り売りを発見。
山盛りになってるお米を自分ですくって買っていく。へーーーー。日本で量り売りってあんまり見ないですよね。。

ちょっと回りをお散歩してみると、X展って言う名前で、とってもアートな催しものをやってました。
深センと香港で共同開催だそうな。日本からも何人かデザイナーとしてきているらしい。
結構広大な土地にとってもおしゃれな建物となにやらアートな展示がいっぱい。
でも入場料もとらないし、出入りは自由。中にはさまざまなオブジェやら、音楽がきけるところやら。。。
今日はあんまり時間とれなかったから、また次、香港からもどってきたときにゆっくりみてみよう。。

明日は香港に向かいます。
やっと目的地第一号だーーー。
それでは、おやすみなさい♪

今日の出費

地下鉄 3元

鉄道 75元

宿泊費 50元

昼食費 5元

夕食費 6元

雑費 10元(洗濯用石鹸、栓抜き、水)

食費 6元(ビールとお水)

—————————–

合計 197元(2673円)

広州市内徘徊

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今日も写真はpicasaです。。

ごめんなさい。手抜きです。

http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/20071210

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朝起きて、どこに行こうか考える。
まずは地図を手に入れるところから。
フロントのお姉さんに聞くと、ホテルでは配ってないので、近くの売店で購入するように、とのこと。

しかたないですね。そういうことなら。
早速売店にいって、筆談で地図を購入。5元。
新品なはずなんだけど、なぜか黄ばんでる。だれも買う人がいないんだろうか。。。

地図を見てみると、広州の南方にひときわおっきい島を発見。
大學城と書いてあるそこは、各種大學の寄り合い所帯のための広大な敷地なようだ。
後で地下鉄の表記をみたら、"university mega center"だそうな。
せっかくなんで、どんなところかいってみることにする。

地図を頼りに地下鉄の駅まで歩く。
途中、小休憩にたちよった公園がなんともいえず、中国っぽかったー。
まず入り口では太極拳の集団。剣を振り回してるおば様もいます。
なんかね、剣もってるひと、そこかしこにいるんです。で、なにか型のようなものを意識しながら振り回してる。
棍棒のようなほかの武器もあったりして、見ていると結構楽しい。

そして、もうひとつ。
あやしい球技をやってる集団がそこかしこに。
4人ほどで円陣を作り、バドミントンの羽のようなものをリフティングする。
日本の蹴鞠のようなもの?
これが公園のいたるところでやってるんです。全体的におばちゃん率多し。
サッカー強そう。こりゃ少林サッカーもできるようになるわ。。。

地下鉄はいたって近代的。
行き先をタッチパネルで選んで、お金を入れるとコインが出てくる。これを入り口にかざせばするっと通れる仕組み。
RFIDです。ICチップです。いやー、たまげた。出るときにはそのコインをこんどはコイン投入口に入れる。
広州に住んでいる人は日本のSUICAみたいなICカードをかざしてすいすい。
ごめんなさい。中国、少しなめてました。

いざ大學城についてみると、正直、殺風景。広大な敷地に、無機質な建物が乱立してます。
敷地は6km×4km程。広州大學というのを地図でみつけたのでそこにいってみることに。
土地の名前ついてるくらいだからきっとエリート校かな、と。一番立派かな、と。
バス停を見つけて乗り込む。
目的地で降りると、そこは巨大なショッピングモールが。。。。
大學は学ぶための建物のほかに、居住専用の建物、および専用のショッピング施設を併設してるようです。
なんだか、ひとつの街みたい。当然のようにホテルもドカンとあります。
へーーー。

と、そんなことを思いながらふらふらしているとお昼の時間に。
とたんに学生の群れ、群れ、群れ。
怒涛のごとくどこかに向かってきます。お昼時に向かうってなればあれしかないでしょう。。。。
何食わぬ顔でついていくとそこには学食発見!!
学食といえば、安い、早い、うまい(?)って相場が決まってます。
貧乏人はベストマッチ。早速いただこうかと思いきや、やっぱりすんなりはいかないもんです。
学食は現金はうけっとてもらえないそう。すべてのやりとりは学生証と一体になったICカードでやるんだって。。。
出鼻をくじかれた感。。。目の前では若さ丸出しでがっつく学生たち。お預けくらってしょんぼりな私。。

あきらめて外に出ると、なんだ、他にも食べ物やさんはいっぱいあります。
安そうな中華料理店もある!こっちは現金が使えるようなので一安心。
注文は、もちろん英語なんか使えないので、メニュ-を直接指差し方式。
排骨面を注文。日本でもみたことあった名前なのでなんとなく安心。
これがさっぱりしていて以外に美味。

さて、この学食でひとつ発見。
実は前日も食堂でみた光景だったんだけどもそのときは
あまり気にもとめてなかったんです。
 気づいたことっていうのは、、食事の中に、食べれないものが混ざっていたとき、例えば、骨とか、唐辛子とか、そういうものが入っていたとき、
お盆の上もしくは机の上にぺってするんです。どんなに着飾った人でも、一様に、ぺっ。
みんながみんなやってるから、特にお行儀が悪いってわけでもないんでしょう。
こういう習慣もあるんですねー。
片付けのおばさんも何食わぬ顔でぺっってされたもの片付けてます。
ちょっとびびった。。。

巨大な大學にはいーっぱいの学生がいて、共同生活をおくっているみたい。全員が全員かはわからないけども、
巨大な学生寮らしきものも完備している様子。

たまたままったりしているところで、近くにすわっていた人に声をかけてみる。
李さんという彼は工学部の出身だそうだ。やはりそこの寮にすんでいて、勉強をがんばってるそうだ。
将来は日本企業に勤めるのが夢って言ってました。なんだか、不思議な感じ。
中国のいままでの印象は、、、古い世界と新しい世界が混在していて、新しい世界に属する人は、そうでない人たちに比べてびっくりするような大金を稼げる。。そして、新しい世界の象徴が、日本の企業だったり欧米の企業だったりするんだろなー。
でも、新しい世界に飛び込める人は、ある程度教育を持った人。そして教育を持てる人はお金を持ってる人。
だからどんどん貧富の格差が広がってくよーな。。。
特に広州はその新しい世界と古い世界が通り一本はさんで共存している街。ちょっと歩くだけでその両方を経験できるのはとても面白い。
路地裏ではあやしいひよことか売ってる人がいて、結構たのしそうだけども。。

今日もいっぱいあるきました。
コレ続けたらやせるだろうなーーー(笑

宿は安いところを探そうと、市内歩き回る。
60元ってところをみつけて飛び込むも、部屋無しとのこと。。。
なんだかとってもうさんくさかったからまぁよしとしよう。。
次に120元のところ見つけるも、こちらも部屋無し。ついてないなーーー。。。
結局歩きつかれた末に向かったのは旅行店。
最も安い部屋を探してもらったら160元とのこと。
今日も歩き疲れてたんで、妥協しちゃいました。

そろそろちゃんと調べないと、お財布君が悲鳴あげちゃうかなぁ。。。

明日はなんぼか調べてみよっかな。

とにもかくにも二日目終了ーーー。
おつかれさまでした。おやすみなさい。

今日の出費

地図購入 5元

地下鉄  7元

昼飯 6元

地下鉄 6元

宿泊 160元

食費 6元

旅初日@広州

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写真もつけてブログ書きたかったんだけども、アメブロの編集画面は重すぎて、ここの回線じゃ無理みたい。

picasaのほうはなんとか動くみたいなんでそっちにアップしましたー。よかったらあわせてみてくださいね。

http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/yjQpqE?authkey=5_oy7a55EQU

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旅の初日はあっという間に過ぎていった。飛行機を降りてから入国までは嘘のようにスムーズ。

でも空港を降りてから宿を見つけるまでが一苦労。。

特に、バスの乗り降りは降りる場所が聞き取れないだけに、結構大変。隣席の人に、行き先のホテルが書いてある紙を見せて、たどり着きたい旨をなんとか伝える。幸運なことに、彼は英語が使えたので、バス停に着いたら合図してくれること、そこからはタクシーを使えばたどり着けることを教えてもらった。彼は黄さんといって、日系の企業で働いているそうだ。名詞までくれて、困ったときは連絡してくれといってくれた。感謝。いい人でよかったー♪ お礼を言いながらバスを降りる。

が、、今度はタクシーがつかまらない。

路肩で手を上げているのだが、なぜか素通り。。立っている場所が悪いのか、手の上げ方が悪いのか、バックパックを背負ってるから敬遠されてるのか、、、、まったく不明。あきらめて他の人の動向を観察することにして路肩に座っていると、すぐそばでチラシを配っていたお兄ちゃんがこっちを見ている。

こちらがそちらを見ると、サッと別のほうを見る。でもしばらくするとまたこっちを見てる。何度目かに目があったとき、声をかけてみた。

彼はまったく英語を話さなかったけれども、筆談で、ホテルに行きたいことを説明する。

彼はとても残念そうに、そのホテルを知らないという。その、とても残念そうな表情が彼のいい人っぷりをあらわしているような気がしてすこしうれしくなる。結局タクシーのりばまで連れて行ってもらった。

タクシーに乗るとき、行き先を告げると、40元だという。40元といえば、日本円で700円くらい。さすがにちょっと高いんじゃないかというと、ドライバーはそのホテルはぐるーっと迂回しないとたどり着けないからそれくらいかかるという。30でどうだというと、それでOKとなり、乗り込む。

だが、乗ってからふと内部を見回すと、料金メータがついている。

こりゃ、、やられたかな。。日本と同じに料金メータを使って料金を計るのが普通なんじゃないかな、と。自分はぼったくられたんじゃないかな、と思った。なんだかすこしおかしくなった。きっといかにもなバックパック背負ってたからふっかけられたんだろう。次に乗るときには、メータを使ってくれと言ってみることにしよう。

ホテルは内装はこぎれいで、そして、広い。ちょっと贅沢が過ぎたかもしれない。空港のインフォメーションでは一番安い宿を探してくれって言ったんだけど。。。160元、日本円で2300円くらい。明日はもう少し安いところがみつかるといいけども。

夕飯はすぐ近くの屋台のようなところで食べる。チンゲン菜と鶏肉の炒め丼のようなもの。油がごってりで、香辛料系の匂いがきつい。まずくはないけども、うまくもない。。ただ、ボリュームはばっちり。これで8元なら安いかな。今度は麺類を食べてみよう。

あーーー、なんだか疲れたーーー。

初日は緊張してたらしい。ぐったり疲れた。。

もう寝ます。おやすみなさい。

今日の出費

バス料金:16元

タクシー:30元

ホテル:160元

夕飯:8元

お水とビール:6元

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合計220元(3869円)