カテゴリー : 2008年 6月

tabaco

たばこ。。

すきなひと、いっぱいいます。

日本だと、すこしずつ、吸いにくい環境ができているけども、アジアはまったく、余裕。
そこここでおいしそうにタバコをくゆらせているひとによくあいます。

この、嗜好品の代表核たるたばこさん。

当然、がっつり、課税されています。
とくに、にほんだと。

その国々で、かぜいっぷりが大分違うので、値段もおおはばにちがう。
なんだかおもしろいくらいに値段が違うのです。

旅行者にももろもろときいてみると、、一番高かったのは、ニューヨーク。
1箱、10ドルくらいするそうです。
1000えんこえたら、喫煙者、へるだろうなーーー。

中国や東南アジアもやすいです。
中国は、5元前後だそう。7、80円くらいですねーー。

で、、
いちばんやすいのが、この、キルギス。
10COM。
30円相当。

たばこのすきなひとは、、うれしいですねーー。
日本じゃ、悪習だっていう見方が定着しつつありますが、、分煙さえしっかりできれば、べつにいいんじゃないかなーーと、おもったり、おもったり。

あ、そういえば。。。
カンボジアでうってる、、ビニール袋にはいったたばこは、もっとやすかったかも。。。。
いくらだったか、、おぼえてないけど、びっくりするくらいやすかったの、おぼえてます。
まずいーーー!!!っていいながら、、何盆も吸ってる旅行者をおぼえています。。。

嗜好品、じょうずにつかえば、生活をたのしくするし、、
たよりきっちゃうと、、依存しちゃって、、視野をせまくしちゃう。。。

上手に付き合える、すてきなひとに、、なりたいものです。

<余談。>
たばこはすえない僕ですが、、、肺に入れないという葉巻ならたのしめるやもしれません。すってみたーーーい。キューバいきたい!!!

日本のカレーは世界一。

カレー。

オシュバザールという、、ビシュケク最大(?)の市場でがっつり香辛料買い込みます。

kousinryou

どれ、買うか。。。

勘です。
どれがどれだか、さっぱりわからんすもんねーーー。
黄色い粉、いれとけば、カレーっぽくなることでしょーーー。

小麦粉とバターまぜて、コトコトコトコト。

日本で食事つくる関係のお仕事してた、Yくんが、弱火相手にことことことこと。

ルーなんてつくったことないから、いったいどんな味にしたてたらいいのか、まったくわかりません。
でも、勘で。

都合2時間。
長時間、コンロ占領しちゃって、、、宿のおねぇさんにおこられたりしながら、、やっぱりことことことこと。

、、、
できあがらいました。

carry

うふ。

うまい。

うまいっす。

日本のカレーは世界一。

りんごのあまみがほんのりきいて、こりゃ、、バーモントカレーなみのおいしさっす。

西洋人も、美味しい、おいしい!
いってくれます。

少しだけ気温もさがってきもちいい時間帯。
おいしいカレーと、やさしい雰囲気で、ちょっと楽しいゆうさがりでした。。。

<追記>
おとといのぶろぐ、、写真を追加しましたー。
http://ameblo.jp/cottonton/entry-10104085103.html

ジャパニーズカレー

日本食がたべたくなること、あります。

昨日、やどでそんなはなしをしていました。。

なにがたべたい??
うーん。。。。。

、、、
やっぱり、かれーでしょう!!

と、、近くにいた欧米人もそれをききつけて、、ジャパニーズカレー、たべたい!
といいだしました。

かくして、、翌日(つまり今日)、ジャパニーズカレーをつくることに。
いま、やどにいる日本人は4人。
てわけして、つくります。
ひとり、料理屋でばいとしてたっていう男の子
がいるから、まぁ、なんとかなるかなーーー。

、、、
だけどあの、すばらしき日本のカレールーはもちろんキルギスではてにはいらないので、、小麦粉とカレー粉からルーをつくることに。。。

いまからかえって、準備でーす。
はたして、うまくつくれるか。。。

ゲストハウスの情報のーとには、、簡単なレシピがのっていました。
つっても、、材料の量なんかいっさいかいていない、しんぷるなもの。

————————
小麦粉とバターいためて、かれーこつければルーになります。
あとは、普通にかれーつくってね。
————————
みたいな。

グルメ大国日本のなにかけて、うまいもん、できると、いいなー。

じゅるるるるるるる。

馬。

2008/6/7

首都ビシュケクから東へ約150キロほどいったところに、湖があります。
大きな大きな湖。

ウスク湖といいます。

世界で二番目に透明度が高いといわれるその湖水は空の青色を溶かし込んだような不思議な青色をして、ゆったりと凪いでいます。
あたりが暗くなりはじめたころに見たためか、、空と湖面の境目がわからないくらいの一体感。
不思議な景色です。
mizuumi

この周辺の山を少し歩きました。

アルトゥン・アラシャンと呼ばれる山の周辺。

高級な絨毯のようになめらかな緑色をした草原のすぐ向こうにはびっしりと寄り集まったもみの木の大森林。
もみの木は、いますぐにでもクリスマスツリーにつかえそうなきれいな円錐型を規則正しく山肌に飾り立てています。

mori

さらにおくに控える、、目に付き刺さるような白さの、雪をたっぷり蓄えた山々。

、、、どーんと。

これみたら、、山を神聖なものとする山岳信仰というものにも納得してしまいます。
なんか偉大な何かが住んでいそうな気がしますもん。

周辺には遊牧をしてくらす人々が住んでいます。

広大な緑の絨毯の上に散らばる、白い、斑点。羊です。羊がのそのそとあるく、そのすぐ後ろを牧羊犬と、羊飼いが続きます。
フエの音でもきこえてきそうなゆったりとした空気。

ムーミン谷が本当にあるなら、こんな感じのとこだろーなーーーーと。

、、、
この谷に暮らす人は、よく馬に乗っています。
どんな道でも走り抜けることができる、万能っぷり。
段差も、雑草も、、、小川も岩もなんのその。かっかっと優雅な音たてて進みます。

馬。

なんともりりしいです。

ロバやらくだなんかの家畜類も移動用に使っているのも見ることがありますが、、
やっぱり馬が一番かっこよく見えます。

大柄の体と、、、いかにも無駄の少なそうな、隆々と盛り上がる筋肉。
いい。。。

カシュガルで、ロバや馬が買えるマーケットにたちよったのが3週間ほど前のこと。
そのとき、馬を買おうか、ちょいと迷いました。。。(もしくはロバでも。)

でも、素人が世話して、病気にさせてしまったり、死なせてしまっては、かわいそう過ぎるな、、、と思い、断念。

でも、、やっぱり憧れはあります。
動物といっしょに進む、旅。

、、、、、
最近一緒に行動しているT君と一緒に、山道を歩いていると、、、草原の中から馬にのったおじちゃんがこちらに近づいてきました。

uma

なんでしょう。。。。

彼は
すぐ近くによるなり、、、
「たばこ、くれないか??」
身振りでそう示します。

わざわざ、たばこのためにこっちにきたようです。

T君が一本タバコをさしだすと、、、さもうまそうにくゆらせて、、笑顔をみせて、、、一言礼をいって、、、、
ドンと馬の腹をひとけり。

高らかにひづめの音を響かせながら、緑の絨毯の向こうに消えていきました。

かっちょいいわーーーー。

<補記>
ネットおそくて、写真あげられません><;;
どっかでもちょっとはやいとこみつけたら、、写真あげまーす。
syoujo

あああ。

ついこないだ、、一月完遂宣言したばかりなのに。。。。
ブログ連続アップ、、とだえちゃった。

ちょっとネットがつかえないところへ数日間いっている間、、数日分はまとめてアップしてあったのに、、まにあわず><;;;
さらに、ビシュケクかえってきても、今度はプロバイダの不具合とかでネットにアクセスできず。。。
><;;

ま、、しょーがないっすけどね。

—–

キルギスは最近めっきり暑くなりました。
猛暑っていっていいくらい。

日照りだらだら。
お隣のウズベキスタンは50度近くになるとか。。。

ところで。。。

今日、日本人にあいました。
彼女は、キルギス滞在、すでに1年。
あと1年ほどこちらに滞在するそうです。

長い。

なにしてるんだろう???

と聞いてみたら、、
「NGOで働いている」
とのことでした。

日本からのODAをうけて、、田舎の村の村落開発の仕事をボランティアでされているそう。

言葉もまったく通じない異国の地でひとり住み込んでお仕事する。。

、、、すごいなーーーと。

NGOってことしか聞いていなくて、、
仕事の詳しい内容はわからないけど、、やっぱり大変だろうなっていう想像はつきます。

「くじけそうになることも、あります」
彼女がそっといった、、苦笑いにも似た表情からでてきた一言。
人肌の温かみと、ずっしりとした重さと、それぞれがすっと入ってきます。
、、ずっときます。

そんな中でがんばっている人もいるんだなぁって。。

世の中、いろんな選択肢があるし、いろんな貢献の仕方があるけれど、、
でも、、、実際自分が触れられるのは限られた世界。限られた選択肢。

果てがないほど広い海にぽつんといるよーな気分。

なんだかちょいと、落ち着かない気分になっちゃいました。

昔のえらいひと、
ローマ時代のセネカさんが、、こんなこんな意味のことをいっているのを読みました。

「人生は短いと人はいうけれども、、、自らを律しながら時間を浪費しないなら十分に長い。。長寿だったとしても、、いたずらに時間を浪費していたのでは、長く生きたというにあたわず。航海にたとえるなら、港のすぐ近くで嵐にあって、長い間、右往左往しているだけで、長い航海をこなしたとは言わないのと同じだ。。。」
”セネカ著 「人生の短さについて」にて”

いまの僕はどんなだろ。

ちゃんと嵐くぐりぬけて、、、大海原をどんどん進んでいきたいものですねーー。

<追記>
最近、キルギスのネット事情、とっても悪いです。
あまりにおそくて、、記事アップするのも一苦労><;;
コメントへのお返事もなかなかむずかしい状態です。。。。。。
うーん。
先週まではもちょっとましだったんだけどなーー。

<写真>
街中の風景。
dokusyo

syounen

肉が好きなキルギス人。魚が好きな日本人。

キルギス人と日本人

キルギスの人は、、日本人にそっくりな顔だちしています。
kirugisuperson

ロシア系のひとや、、中国系のひともいっぱいいるけど、、土地の人、いわいるキルギス人は日本人に似ているんです。

日本人の大半に現れるっていう、蒙古斑も、日本人とおなじくらいの割合でキルギス人にもあらわれるといいます。

「むかし、、ある民族が二手にわかれた。肉がすきなものは内陸部へ分け入って中央アジアへ住み着き、、魚が好きなものは海を求めて朝鮮をわたり、日本へ住み着いた。」
なんて話がまことしやかに話されています。(らしいです。僕はロシア語、キルギス語、わかりませーーん。)

そうなると、、なんとなく親近感がわいてくるのが人間の常。
キルギスは親日国です。

街中あるいていると、、日本語勉強していますっていう学生がちらほらいるし、、
日本の文化を紹介してる、日本センターなるたてものもどっかーーんとたっています。
なんとそこでは日本の図書もかりられる充実ぶり。
ああ、しあわせです。

日露戦争で日本がかったとき、、、
諸手をあげてよろこんだ国がみっつあるといいます。
ひとつがフィンランド。
ひとつがトルコ。
そしてもうひとつが、キルギス。

それぞれ、、ロシアに圧迫をうける国々で当時は国力がさほど強くなかった国々。
極東の小国がよくもまぁ!!!
っていう驚きのまざった賞賛で熱狂したといいます。
特にフィンランドとキルギスはアジア系民族ということで親近感もあったのかもしれません。
(僕は最近までしらなかったのですが、、フィンランドはフィン人というアジアをルーツにもつ人々の国なんですね。)

やっぱり、、親日っていわれると、うれしい。

そういうバックボーンがあってか、、、日本人がきるぎすの大統領顧問を勤めていた時期もあるそうです。

アジアのどまんなか。
中央アジアの山岳国に、、ゆったりとある、親日ムード。

もっともっとキルギス旅行する日本人、ふえてもおかしくないのになーーーと思った今日の昼下がりでした。

obatyamasyokudo

平均的キルギス生活 バックパッカー編

2008/6/2

出費。

キルギスでの一日。
だいたい、こんな感じでお金がへってきます。
(comはキルギスの通過、キルギスソムの単位です。)

朝ごはん。
パンと蜂蜜と紅茶。
朝、近くのパン屋さんでパンをかってきて、、蜂蜜かけて食べます。
蜂蜜は、、、郊外の村の道端にペットボトルに入れて売られてたもの。500CCで50COM(150円相当)っていう破格プライス。
蜂蜜、おいしーんだーーーー。。。

パン代 9com

昼ごはん
食堂で、ビシュテークなる料理食べる。
お子様ランチみたいに、、ハンバーグやら目玉焼きやらがちっちゃいパスタの上にのっかってる料理。
半熟卵がおいしーーーさ。
55com
bisyuteku

インターネット
街のネットやさん。街にいっこだけ(たぶん)ある、、日本語環境つかえるところに通います。

一時間、30com

アイス
昼、待ち歩きするとあついんだもん。
15com

飲み物。
水がだいたい15com

夕飯
自炊するとだいたい30~50com。
じゃがいもと、にんじんと、、たまねぎが主役。こいつら、すごい。

ビール
一本30comくらいかなーーー。

宿
nomad’s Homeというゲストハウスの庭に自前のテント張ってます。
ドミトリーに泊まる(200com)よりも安いから。
一泊 130com

こんな感じ。
雑費もふくめて、、1日400comくらい使う感じです。
今、1comが3円程度。

だから、一日、1200円くらいですね。
中国よりはちょっと高いけど、、日本よりは格安。

あああ、でもそういえばまた、、おさいふが薄くなってきた。。。
またおろさにゃならんかなーーー><;;

今日もまた 減る一方の わが口座。

ふえること、、まずないんだよなーーー。

<写真>
川原あるいてた親子。
しあわせそーーーすわーー。
oyako

べんきょー

2008/6/1

カメラ。

僕の装備品の中でも、最も重要なもののひとつです。

日本からもってきた、、canonのG9という機種。

日本出るまえ、、せっかく長期で海外いくんだから、、少しでもいいもの手に入れようって思って、、にわかにカメラについて調べたんです。
スペック表にかいてある数字が、いったい何を意味してるのか。
それがどう、影響するの??
とか。。

焦点距離なんていわれたって、、、それが写真にどう影響するか、、ようピントこないすもん。

でも、、調べてみると、、わかってくる。
わかってくると、楽しくなる。

それまでは、撮る→写る
っていうだけだったのが、、その間の理屈がすこーーーしでもわかってくると、、また違ったふうに見えてきます。
人の写真みても、、ちょっと違った見方ができるようになる。
だからどうっていう変化があるわけじゃないけども、、
楽しくなる。

知るって、、そういう側面もあるのかなーーって思います。
ちょっと、楽しくなる。

実利だけじゃなくて、、楽しくすごすために勉強する。
きっとありだよなーーーー。。。。

学生のころ、、文系教科全般がだいっきらいで、なんで勉強せにゃならんのかわからん。
くらいに思ってましたが、、
今になって、もったいないことしたなーーーて思うようになりました。
これ、、もっと詳しくしってたら楽しいのに。
とか。
これについて、もっともっと話したいのに、、材料ない、とか。。。

今の世の中、、ネットやら辞典やらで調べればすぐ情報が手に入る時代だから、、、ただの暗記なんて全く意味ないっていう人、います。
ぱっときくと、、一理あるようにおもえるけど、、、どうなんだろう。。。
実際、、脳みそががもの考えるのって、頭の中で、ものすごい速さでものすごい量の情報処理してから結果だすのに、、
いちいちネットなんぞみてられないっすわねーーーー。それに、、ネットやらの調べるツールないところじゃ材料がないから何も考えられなくなっちゃう。
人と会話するときもしかり。
会話中、、ちょっとまってっていって、いちいちネットひけるケースって、、そんなに多くないですよね。
やっぱり、、脳みその中にしまっとかないとなんにもならない。。。

すっごくすっごく知識不足を実感する今日この頃。
すこしずつでも、、学生時代の借金、かえしていきたいなーーーー。

、、、、、、まぁ、、、ゆっくりと。。
(借金、膨大なんだもん。)

<補記>

待ち歩きしてたら、ハムやさん発見。
なんともおいしそーにみえるんだよなーーー。
pan