カテゴリー : 2008年 5月

キルギス入り!!

キルギス入り!!
きちゃいました。
きるぎす。おしゅっていう街。

中国はカシュガルのまちから、、タクシーとバスをのりついで、24時間。
だいぶ、、雰囲気ちがいます。

ちょっとした看板の色使いの多彩さにびっくり。
おしゃれーーーー!
ふつうの看板なのに、、赤地に白抜きのあるふぁべっと。
なんだか中国のそっけなさからくらべると、、びっくりーーーー!!

まちなみも、、ぜんぜんちがう!
人々のはだのいろなんかも様々!!
しるくろーーどもだいぶ西にきたなーーーってかんじです。

ああ、すっごくいい。

けっこう、くたびれています。

2008/5/11

やばい。
だいぶがたがきています。

思えばカンボジアの悪路に始まり、、タイ、ラオス、中国とよくつきあってきてくれました。
自転車君。ジョディ号。

saikin

でもね。。
彼女も結構くたびれてきたようです。。。

彼女のよわりっぷりは、まずカゴからきました。

こんなかんじ。
kago.after

金網部分がずたぼろになっちゃって、留めてある金具をのこして、金網部分が戦線離脱。
もともとバンコクについた時点でかごの金網はだいぶこわれてきていて、、、釣り糸で修理したものです。むしろいままでもったのが奇跡というべきか。。。

さらに、、荷台も相当がんばっていたようです。
こんなかんじ。。
nidai.after

サドルのうしろ部分の金具にビスでとめてある形になっていたのですが、その金具部分がばっきりと折れていました。。。

さらにさらに。。。
変則機くんもきてますきてます。
この部分。
gire.before

拡大するとこの部分。
gire.after

昔はこんなだったのが、、
いまはこんな。

gireafter

ずいぶんすっきりしちゃいました。

あ、、さらにさらにさらに。。。
タイヤくんも結構きてます。
僕と荷物と車体と。。あわせて100キロ近い重さを毎日運んできたんで、しょうがないかもしれません。
この負担は圧倒的に後ろタイヤにかかっていたみたいです。
(あまり負担のかかっていない)前タイヤはこんなかんじ。

tirebefore

で、後ろタイヤはこんな感じ。

tireafter

おなじタイヤだったとはにわかに信じがたいです。
最近、どんなにがんばって空気いれても、カチカチにならないなー、うしろタイヤ。
そんなふうにおもっていた矢先でした。
そりゃそうです。後ろタイヤ、すっかりすりきれちゃって、うすーーーい布みたいな手触り。
さいごには一日5箇所もパンクしてました。
ほっとんどノーガードのチューブ丸出しに近い状態で走ってた感じ。そりゃパンクするわ。。。。。

次の街、コルラについた時点で各箇所修理しました。。(変則機はどうしようもなかったんで放置してますが。。。)
あー、、もうぎりぎりっすわ。
手が、かかります。

でも、、、、かわいいのです。

カンボジアで30ドルで購入した自転車。
以外にもこんなところまでつれてきちゃいました。

縁ですね。
縁。

もともとこんな風にへびーに使われること想定してない自転車だろうに、まぁよくがんばってくれています。
ありがたーーいのです。

ちょっと感謝しながら、、次の町に着いたら、、また整備してあげよっと。。。

日本のこーらん。

2008/5/9

今日もしゃこしゃこ自転車こいでます。。

miti

トクスンから南下の道はとっても険しい上り坂。
60キロずーーーーーっと上り坂。
山道なんだから登って下ってを繰り返すのが普通ですが、、ここはそんなあまいことゆるしてくれません。
60キロ登り道こなしたら、そのあと40キロ下り坂。
うーん。。。。。

しかもその間、宿泊できるような街はいっこもありません。
誰に聞いても、、、
次の街までいかないと宿泊できないよーーーっていわれちゃいます。。

むむむむむ。

必死でペダルふむしかないです。

あ、でも、先に上り坂っていうのはうれしいことかもしれません。
あとに続いた、ずーっと続く下り坂はきもちよかったーーーーー!!!!
すちゃーーーーっと体が進んでいく感じ。
自己最高速度も更新しました。
53キロ。
ひたすら直線だから出せる速度ですねーー。こんなん怖くてカーブまがれん。。。

ところで。。。

途中、ちょっと路肩が広くなっていて車停めて休憩できるようになっているところを通りました。。
まぁ、なんの変哲も無い休憩所です。

そこに、一台の車がとまっています。
周囲にたっている、4人の男性。
なにやら絨毯のようなものを持って、、わたわた歩き回っています。

、、、どうやら適当な場所を探しているよう。

それなりの場所をみつけて、、絨毯をひろげて。。。。

彼らが始めたのは、、、

お祈りでした。

そう、ムスリムです。

決まった時間になると、メッカの方角にお祈りする。。
単純な儀式ではあるけれど、、生活の中にしっかりと根付いています。
ドライブ中でも、ちゃんと車とめて、お祈りする。
時間がくれば、大抵のことは中断して、お祈りする。

生活を律するひとつの柱になっています。
すっごいなーーーー。。。。。。。

お祈りに限らず、、諸々のことの絶対的判断基準をあたえてくれる宗教。
それがしっかりと根付いています。。。。

塩野七海さんの「ローマ人の物語」の中に、こんな内容の一説がありました。(細かい表現は微妙に違うかもしれません><)

「人の行いの正し手を、、
宗教に求めたユダヤ人
哲学に求めたギリシア人
法律に求めたローマ人」

それぞれ民族の性質をよくあらわしている、、と著者はいいます。

なるほどですねーー。。。

ふと、、、考えました。
この表現だと、日本人は何を正し手にしてるんでしょう。。。。

なんだろう。。。 、、思いつかない。。。
、、、ひょっとして、、、なにも、、、ない!?????
宗教でも哲学でもなさそうだし、、、、法律なんて普段は意識しないで生活している人がほとんどですよね!???
よく言われる、論理的思考ってやつも、行動の正し手とはなりそうにありません。
日本人、まだまだ論理的思考が根付いているようには見えないですもん。

と。。。
正し手って、、、ないの???

むむむ、、、。。。
ないかもしれん。

でも、、ひとりひとりの心の中には「日本人的な考え方」っていいうのがしみこんでます。
それは、、周囲の雰囲気を大事にすることだったり、、季節と一緒に生きる知恵だったり、、卑怯をよしとしない姿勢だったり。。。
ひょとしてすこしずつ弱くなってきているかもしれないけど、やっぱりどっかにしっかりもってる。

美意識っていうのに近いかもしれません。
外に正し手を求めずに、内側にある美意識で自己を律してきた。
、、、かっちょいいじゃないですか。

論理的にどうこう考えるよりも上のレベルに、、
「ならぬものはならぬのだ」の葉隠れ的教えで卑怯や怠惰を忌避する文化。
これって結構すてきなことなんじゃないかなー、なんて思います。

論理性第一もいいですけど、論理以上に大切なものを大事にする姿勢は、、、大事にしていきたいですねーーー。

本のオーダーメイド

2008/5/12

旅とはまた全く関係ない話。

僕、本よむのは割とすきなんです。
で、、本に関してふと思ったこと。

本の流通制度って、、、改革の余地ありじゃない!???
そう思うんです。

以前は、本の役割はすっごく大きく括るとふたつあったと思います。
1.情報を伝えること。(著者から読者へ)
2.情報を読める形で提供すること。(紙に印刷された活字っていう形で1の情報を溜めておくこと。)

いまじゃどっちもITでできるじゃん。
ってな意見もあります。実際、ネットの情報って膨大ですし。

でも、僕はそうは思いません。
さっきあげた、2のほうの性質。紙に印刷された文字って長文を読むのには適しているし、まだPCのディスプレイはそこまでに至っていない。。
それにペンで手軽に書き込みできるなんてところもまだ紙の特権ですしね。(もちろんPC上でそういうことできるのもしっていますが、、まだまだ発展途上かと。。)

でも、1のほうは間違いなくITでできます。
本の情報にしたって、PDFにしてネットで送信なんて簡単ですし、実際、漫画なんかは画像にしてネット上にごろごろ転がっています。(もちろん違法ですけど)
きっと製本の段階でデジタル情報におとしてるでしょうし。

1はITで置換可能。
2は不可能。

んじゃどうすりゃいいのかってと、、、
1だけITでおきかえちゃったらどうでしょう。

本屋さんは見本置き場兼印刷所っていう発想。
あー、あの本ほしいなーーって思ったとき、もしくは本屋さんの見本を立ち読みして、これほしいなって思ったとき。
カウンターで、これこれっていったら、店員さんが専用の機械でその場で製本してくれる。
もちろん本の内容はネット経由で送られる。。。

これなら本の再販制度なんてコストの高いものも辞められるし、、そのコスト減を元手に印刷機くらいそろえられるでしょう。
ハードカバーは機械がおおがかりになりそうなんで最初は無理としても、、文庫ならいけそう。。
小型で高速の印刷機。
確実に売れそうなものだけは手元に在庫としてかかえていてもいいけれど(売るときに時間かからないように)、それ以外は在庫なし。
あるのは白紙と印刷機だけ。

無理かなーーー。
いけそうだと思うんだけどなーーーー。。

余談。。
究極的には家庭のプリンターでそこまでできてもいいんだけど、プリンターに製本機能もたせるのが現実的かっていう問題と、、、普通のインターネットで情報買えるようにしちゃった場合、著作権の管理ができるのかって問題があって、それなりに難しそうではあります。。。

余談2
さらにこれならオーダーメイドの本なんかも可能っぽい。
例えばガイドブック。
中国みたいにおっきなくにを旅していると、いらない都市の情報もいっぱいのってるガイドブックしかありません。
大量の都市の情報が入ってるから各都市の情報は薄っぺらくなっちゃうし。。。
それが嫌なら例えばチベット版みたいな、かぎられた地域のやつをかうんだけども、でもそれじゃ足りないってことがままあります。
そんなとき、こことこことこことここの情報!!みたいなのが選択できるとすっごくうれしい。
それに宿の情報なんかも、そんなセレブ向けの宿に紙面さかないで、バックパッカーがいく宿だけ詳しくしてよ!!なんて要望にもこたえられるかもしれません。
うーん。夢ひろがる。
オーダーメイドの本なんて、なんか響きからして素敵じゃないっすか????

余談3
中国の警察官。
madime

もうひとり。
aka

散髪

2008/5/10

sabakunomicky

先日、、パンク修理をしていたときのこと。

パンク穴をふさいだら、、ちょっとの間かわかしておくといいよって教えてもらったのを思い出して、、休憩がてらしばらく待つことにしました。
岩かげにちょこんと座って、一休憩。。。

待っている間に、、なにかすることないかなーーー、、、と、、、思いついたのが、コレ。

hairCutKit

香港でかったスキバサミ。あの、散髪屋さんでよくみる、、隙間のあいたはさみです。あれ。
それと自転車につける、サイドミラー。

散髪です。

旅をしていると、当然ですが、、髪がのびてきます。
どこぞの散髪屋さんで切ってもいいのですが、どういう風にきられるか、少々不安でもあり。。。

なら自分できってしまえ、、と。

サイドミラーは凸面になっていて、広くあたりを写しこんでくれます。

あー、のびちょるなーーー。。。

スキバサミだから
多少失敗してもそれらしくなるでしょう。

ざっくざくざっくざく。
元々髪の毛が多いタチなので、うっとおしいのです。
ざくざく落とします。

あ、ちょっとやりすぎた。。
ってなことあっても、、まぁ大丈夫でしょう。
まわりもおんなじように切っとけば問題ありません。
モーマンタイ。

パンク修理のノリがかわくうちに、あっという間に完成完成。

どうでしょ。
before,after.
before
^^^before…

after
^^^after..

あ、あんまかわってない。。。
でも本人的には大分すっきりしたのです。

いーんです。

ちょっとだけ軽くなった気がする頭をのせて、、また自転車をこぎだします。
あ、さっきよりもちょっとすずしい、きがするぞ。

余談。
日本で美容室いくと、3000円はとられます。
だから僕は結構カットモデル派。むこうのお勉強用だからカットに時間はかかるけど、まぁそれっぽくきってもらえるもの。
タダで。
好きです。タダっていう響き。

勝手にサマータイム

2008/5/8

yuuhi

中国は日本からの時差一時間。

こんなに広い中国なのに、国内の時差はありません。

当然、西のほうになってくるとだんだん実際の時刻とずれてきます。
ウイグルのほうだと、今の季節、日没は大体9時ころ。

これじゃーちょっとってんで、、
ウイグル時間っていうローカル時間があります。

中国標準の北京時間から-2時間。

これなら日没は7時。
普通、ですね。

現地の人はわりとこちらの時間を使っています。

でも僕はあえてそのまま北京時間を使っています。
身の回りの時計も北京時間のまま。

こうしておけば、、朝ちょっとねすごして10時になっちゃったーー><
っていうときも、まだ朝8時。まぁ、OKです。
夜夜更かしして12時まわっちゃったーーーっておもってもまだ10時。まだまだです。
なにかと得した気分になることが多いのです。

時計の表示をちょっと違うくするだけで、得した気分になれるなんて、なんてうれしいことでしょう。

日本にサマータイムはないけれど、ひとり勝手にサマータイム導入して時計1時間はやめたら、、結構かいてきじゃなかろうか。
そんなふうに本気で考えたりしてみました。

、、、でも組織の中で働いてたらそういうわけにいかないんだろーなーーー。。
旅してるみたいに、他の人と時間あわせて行動するっていうことが無いから成せる技なのかもしれません。。。

いいアイデアだとおもったんだけどなーーー。。。
残念><

路面の感触。荒野の中のパンク修理

2008/5/7

miti

後輪を通して、路面の状況がじかに伝わってくる。。。
小石のひとつも、、溝のひとつもはっきりとわかるみたいだ。。。

車の走り屋まんがなんかだと、こんな状況は主人公の集中力がぐぐっと高まっているときなんかにでてきます。

でもね。
自転車の場合はちょっと違う。

はい。
パンクです。

あー、いつもよりもがたがたいうなーーっていうときは大抵がパンク。
ため息つきながら、タイでかったパンク修理キットを取り出します。
kit

チューブを取り出して、、パンパンに空気いれて、、あいている穴を探す。。。
よく自転車屋さんがやるように水はったタライでもあれば穴さがしもラクチンなんですが、、もちろんそんなものありません。
耳がたより。

シューって音がするところをゆっくりさがしていきます。

この時間、結構すき。

あ、、自転車いじってるなって感じがします。
ちょっとだけ職人気分。

自転車、とっても簡単な構造しています。
充分高度ではあるけれども、シンプルな構造。
身近にあるけれど、、技術のエッセンスがぎゅぎゅっとつまった素敵な機械です。
panksyuuri

その自転車をあーー、、、さわってるなって感じる時間。

しかしパンク修理もこの旅に出る前はしたことがなかったんです。
パンクしたら自転車やさんに持って行くもの。
そう思っていました。

でも実際自分でやってみたら理解もできるし、愛着も湧いてくる。
人がやっているのをみたら簡単にみえるけど、実際にやってみたら結構難しいってこともざらです。
逆もまたしかり。とても難しくてできないようにみえるけども、、やってみたら意外とラクチンだった。それもざら。。
つまりやってみないことには何もわからないんですねーー。。

とりあえず自分でやってみて、、手に余るようなら専門家に頼る。
自転車に限らず、、こんなスタンスもいいかもしれませんねーーーーー。
tyari

余談。
中国だと、お店にすわるとまずお茶がでてきます。
この文化、好きです。
ほっとします。
写真は先日、近くの食堂ででてきたお茶。
このヤカンと透明な器の組み合わせ、なんともすてきじゃないですか。
こういうのをさらってだされると、ムフフとうれしくなっちゃいます。
yakan

中国ネット事情。

2008/5/6

中国ネット事情。

割と小さな街にもネットカフェがあります。
ワンバーとよばれています。

ワンバー、ワンバー言ってれば、たいていどこか教えてくれます。

相場は1時間2元ですから、30円相当くらい。
日本にくらべたら安いですねーー。
東京の漫画喫茶、時間400円くらいですもん。

で、、、よく利用するわけですが、、
日本語環境はほとんどの場合入っていません。
僕はまだ日本語環境はいったネカフェに遭遇したことありません。
日本語環境無いっていっても、書けないだけで、、読むことはできるんですけどね。

で、、どうするかというと、、日本語を使う方法は下記の2つのどちらか。

1.インストールしちゃう。
2.日本語入力用のサイトをつかっちゃう。

1の方、インストールできちゃえばそれが一番簡単。大体50%くらいの確立で成功します。
大抵、OSはウィンドウズXPですが、、これ、、世界中の大半の言語があらかじめ入っています。(入っているものが多いです)
でもそれを使えなくしているだけなので、、言語>属性>言語>添加>日語 ってな手順ふめば大抵OK。
成功しちゃえば、、日本のPCみたいに日本語つかえちゃうので簡単かんたん。

でも、、なぜかうまくいかないことがままあります。
追加に失敗したり、、成功したかにみえるのに、、、実際日本語入力できなかったり。

そういう時は、2つめの、、日本語入力のためのサイトを使います。
URLはこちら。
ajaxという技術を使ってます。
便利きわまりない。。
前述のとおり、中国のネカフェでは日本語を読むことはできるので、このサイトで入力して、それをコピペすればOKです。
唯一の難点は通信速度によって、変換に時間かかることがあること。。
まー、、しょうがないですね。

こんな感じで日本語使います。

さらに、、
僕の場合は自分のPCとSDカードリーダを持ってきているので、、ブログ書くときはこんなふうにしてます。
まず、、自分のPCでブログにアップする記事を書いて、、それをSDカードに落とします。
そして、SDカードとSDカードリーダをもってネカフェにいって、アップする。
、、、、らくちん。。。
ネカフェは時間課金だから、お金も節約できーる。

でもこれができるのはPCがあるがゆえ。。。
でも最近の毎日はおそらくはPCくんにとって過酷な自転車旅。。。
無事最後までもってくれるといいのですが。。。

余談。

だいたいアップは何日か分、まとめてアップしちゃいます。
毎日更新されるように日付だけ調節して。。。。。。。。。

毎日ネカフェいくの、、無理っすもんねーーー。

成都の地震。

ときに。。

四川で大地震があったそうですね。。

ぼくがいまいるウイグルでは全くゆれをかんじなかったんだけども(自転車にのってたから??)、、当地ではだいぶ大変なことになっている様子。。

ういぐるに来るまえに滞在していたのが、四川の成都。。。。

成都であったひとたちの顔が、あたまをよぎります。。

あのいごこちがよかったGHのオーナー夫妻と、、最高にかわいい娘さんたちは、、無事でしょうか。。。気のいい、あの食堂のおばちゃんは大丈夫でしょうか。。。

うーん。。。
気が滅入ります。。。

先日読んだ、土門秀明さんの”地下鉄のギタリスト―Busking in London “という本ではイギリスのテロ直後に、無償でバスキング(駅などで音楽を演奏し、通常は通行人チップをもらう)する話が出てきます。。

“No Tip today, I will sing for you.”
そう書いたふだをおいて、、演奏したそうです。

弔いのうた。
元気をふるいおこす、うた。。

音楽ってすごい。。
その可能せい、表現力ってすごい。。

でも、、ぼくはいま、そのちからは、、ありません。

ぼくになにができるかなーーー。。。。

わからない。。
わからない。。。。

、、まずは黙とうしてみます。
目を瞑って、、かんがえてみます。。

大変なことがおきているけど、、、そらにはやっぱり、、、いつもと変わらずかなしいくらいにきれいな星がまたたいています。

四川のそらでもきっとおんなじ様に瞬いているかもしれません。。

被災地の人々は、、どんなふうに感じながら星をみるんだろう。。

、、、、、、想像することしかできません。。

荒野の住人

2008/5/5

今日は荒野の住人の紹介。

今はしっているあたりは、、荒野ではありますが、砂漠じゃありません。
背の小さい草がいっぱい生えていますし、放牧なんかもされています。
itimennokusa

でね、、、
どんないきもの住んでいるのかなーーーと探してみました。

背丈のひくい、、枯れ草にもみえるちゃいろのかたまりをかきわけながら、、地面を凝視。。

いますいます。。。
黒い1.5cmほどのちっこい虫です。
komusi

もぞもぞ這い回ったと思うと、、すぐに地面に穴をほって入り込もうとします。
もそもそ。。
さすがのこの地の住人も直射日光は熱いとみえます。

頭かくして、尻隠さず。

黒いおしりをちょこっと出して、やっぱりもぞもぞ。

もぞもぞ虫。

もぞもぞ虫をみていたら、

、、、地面をさーーーっと低く飛ぶ何かがちらっと見えました。

降り立ったあたりを再度捜索。。

しげみに足を踏み入れたとたん、、、
足元からささーーーっとなにかが逃げていきます。

さっきは飛んでいるように見えましたが、、どうやら文字通り飛ぶ様に逃げているだけで、、羽をつかって飛んでいるわけではなさそうです。
とっても速くはしっているんですね。。。

なんどかおっかけっこをくりかえすと、、彼は自分の住処(?)らしきところへ逃げ込みました。
どうやらそこから移動はしないつもりらしい。

カメラをちょっと望遠にして、、、、。
一枚失敬。
tokage

こいつでした。
飛ぶように走る、トカゲ君。
強烈な逃げ足ももっているし、、体の色もすっかり保護色だし、、これならなかなか敵につかまったりしないでしょう。

過酷な環境で生きる彼らはきっとそれぞれに体に工夫をこさえているんでしょう。
すごい。。
これだけの機能をもったからだを作るって途方も無い「技術」です。
これが偶然に支配された突然変異と自然淘汰だけで実現できるなんてとても信じられません。
世の中にいるものすごい数の生命がぜーんぶ、、それぞれの環境に適合した機能をもってる。

進化の成果。。。学校ではダーウィンさんの進化論で説明されました。
しかし、思うのです。

、、、、、さすがに偶然重視のダーウィン的進化論じゃありえないでしょう!!

ある種族が突然変異と自然淘汰で洗練されるっていうのが充分ありうるのはよくわかるんです。
キリンさんが、高い枝の葉っぱたべられた方が有利だから、、結局首がながくなっていったていう説は有名だし、わかりやすいですよね。
それはなっとく。
でも、、そもそもキリンさんを形作る機能全部、アメーバからの突然変異でつくられたなんて、どーも眉唾。
可能性として、、ありうるのはわかるけども、、非現実的時間かかりそう。

土台は別の方法でつくられて、、その後、ダーウィンさんの理論で洗練されていったんじゃないのかなーーー。。。

超高度なプログラムがあって、それをだれかがコピペしたら途中でへまやらかしたけど、それでかえっていいプログラムできちゃった。えへ。あ、バグなんてないよ。もちろん。淘汰されちゃったもん。てへ。
てなもんでしょ。
ありえん。

それなら宇宙人とか神様とかが作ったっていうほうがまだ信じやすいなーー。
空飛ぶスパゲッティモンスターでもいいけどさ。