カテゴリー : 旅の記録

旅の写真たち。

sora

おうちかえってのんびりーーーと。。

写真の整理をしていました。

写真をみていると、、当時の気持ちがよみがえってきます。

シャッターをきったときの、うれしい気持ちだったり、
痛ましいきもちだったり、、、
染み入るような美しさだったり。

「日本人は写真をとるの大好きだよね。」
って、欧米人から揶揄されることしばしばですが、、やっぱり僕は旅の途中でとる写真は好き。

あとから、ゆったり振り返ることができるから。
きれいな写真をとろうと思うことで、、いつもと違った注意深さを近くにおけるから。

旅の途中でとった写真をアップしました。
http://picasaweb.google.co.jp/cottontonton/XRfGtK/photo#s5214154524055767954
(214枚。ちょっと、、多いかな。。キーボード上部のF11ボタンなんか押すと、さらにおっきく見られます)

時間あるときにでも、みてくださいーーー。

旅の終わりと始まり

足早に歩く人々。

アスファルトの硬い殻に覆われた地面。

きれいな緑と、きれいな服の洪水。

駅の前で視線をあつめているのは、
白と黒のエプロンつけたメイドさんと、ネコミミつけたおねぇさん。

今、東京は秋葉原から書きこんでいます。

先週までいた、キルギスから、陸路つかって中国入り。
そこから飛行機で一気に成田に降り立ったのが、三日前。

少し、、、、いや、結構唐突でしたが、、、
旅を終了させることにしました。

きっかけは、、ちょっとした事情ができたことですが、、、
ま、、それもいっかなっておもってきてます。

旅を終わりにすることにした理由。
こんなかんじ。
1. 旅を始めたときの目的はだーいぶ果たしたかな。
2. 今かえったら、経済的にだいぶラクチン。
3. 日本食、たべたひ。

旅、はじめるときに、いくつかの目的たてました。
詳細はいつかかくかもしれないけど、、、それらをいまずーーーっと見返してみて、、一通りは、、「もういっかな」って思えるなって。。
いっぱい、人にも会った。
いっぱい、経験をした。
これから、働いていくっていうことについて、、いろんな材料、あつめることができた。引き出しの中身、ちょっとは増えた。

最初は普通のバックパック旅行のつもりだったのが、
ひょんなことから、自転車旅行にするっとなりかわって、、、。
愛車といっしょに、、ときにはケンカしながら、ときにはなぐさめあいながらのノロノロ旅。

自転車移動じゃないと出会えなかった人々。
出会えなかった景色。空気。

ちょっといい経験できたんじゃないかなって思っています。

と、ふたつめ。
お金のことなんで、あんまりかかないですが、、結構おっきい。
失業保険のこともそうだし、、、それに、ヨーロッパ圏をはずしたことで、だいぶお金のかかりはすくなくなったし、ね。
次のアクション、起こしやすくなった。
これも、結果的なはなしだけど、まぁ、よかったかなって。

みっつめ。
あーーー、やっぱり、日本食、おいしいっすわ。
白米。それに、しょうゆ。みそ。
もう、圧倒的。
世界三大料理とか、めじゃないですって。絶対。

だらだららららーーーー。。。

日本かえってからこっち、ずーっとよだれ垂れ流し。

しょうゆってすごい。

とまぁ、、こんなかんじのことを考えたり、考えなかったり。。

いま、なにが、正解だったかはわからないけど、、
きっと、、、今回のたびは自分にとってプラスになったんじゃないかなーーー。
とおもってます。

だって、たのしかったもん。
思い出したら、にやにやするもん。

音楽かけながら、、旅の写真をスライドショーで流す、この満足感。
充足感。
うーん。
自己満足って、ステキ。

今日はこぬかあめが、しとしとしとしと降っていました。
やさしい雨のくにに、かえってきました。

ただいまーーー。

かわばた

あ、、昨日、川端康成の誕生日だったんですね。。。

そういや、、未だ、ちゃんとよんだこと、、ないやー。。

海外にいると、、ときたま、日本の作家について話ふられることがあります。
欧米人なんかに。。

一番多いのが、、
村上春樹について。
ついで、、
川端康成と、大江健三郎。。

日本人として、、ちゃんと、語れるようになっておきたいなー。

日本かえったら、、やりたいなリストがまたひとつ、増えました。

それともうひとつ。
海外の町、あるいていて、、、
日本の都市も、、旅行者としての目、、、というか、ちょっと注意して、、楽しもうとして見てみたら、ものすごくすてきな街なんじゃなかろうか、、っていう気がしてきました。

日本にいたら、東京なんて、ずいぶんと騒がしい、人が多いばっかりの街っておもってましたが、、よくかんがえたら、、山手線でひとつ違う駅におりるだけで、ずいぶんと違った雰囲気がある。
そういう町、たのしまないのは、そんだなーーーって。

日本かえったら、、東京歩き旅、してみたい、な。

あ、リストまたひとつ、ふえた。。

どうも

今日は長距離移動。

電車で24時間。
がたごとがたごと。
ごっとんごっとん。

電車って、すてき。

車窓からみるけしきって、、窓越しでちょっともどかしいけど、やっぱり、なんだか特別な雰囲気がある。

「世界の車窓から」なんて、何十年もやってるもんね。
ありゃすごいわーー。。

なんで、電車からのながめってすてきなんだろう。。。

あの、音かなぁ???

がたんごとん、、、の規則的な音。
規則的な音って、なんとなく、落ち着きをさそいます。。。
旅してるなっていう気分にもなる。

日本人にとって、もっとも親しんだ移動手段だからかもしれません。。。
ああ、移動するんだなっていうのを、からだがおぼえてるのかしらん。。

とにもかくにも、、
今日の昼から明日の昼まで電車のりっぱなし。

ながいすわーーーーー><

ちっちゃなこと

小説を、読んでいました。

一通り読み終わって、、、ふぅっっと一息。。。

読み終わった満足感と、よみおえてしまったーーーっていう、ちょっとの寂しさと。。。

きもちいい時間の中、居眠りしていました。
(長距離移動バスの中でした。)

ふと目が覚めて、もいっかい、よんでみよっかなーーーって、、本をひらいてみます。。

あれ。。。

あれれ???

よんだことないぞ????

、、、、、
読んでる途中にしおりはさむ場所まちがえて、、ぽーんとよんでないページをつくっちゃってたみたいです。
エッセイ集だから、、お話丸ごととばした分には気付きようもありません。

こんなとき。。

とってもうれしい。

ふってわいたような幸福感。

ぽわーーーっとしたうれしさ。
たんすの整理してたら、100円みつけたときとか、、、
なんのきなしに買った、チョコボールに銀のくちばしついてたりとか、、、
そういうたぐいの、うれしさ。。。

littele things please littele minds.
(だったっけか??)
小人、小事を喜ぶ。

なーんて言葉あったような気がしますが、
でも、、ぼくぁ、、そうはおもわんのです。

ちっちゃいことでも、おっきぃことでも、よろこべるほうが、、得じゃない????

「そんなの、たいしたことないよ。」

なーんていって、クールな顔してるより、、
おおげさにでも喜んだほうが、たのしくなれる。

、、、かもしれない。

あ、さっき道端で買った、桃、おいしい。。
うふ。

<追記>
桃、一番好きです。
果物の王様じゃないかしらん。
圧倒的に、おいしい。。。
次は、、梨かなーー。
桃がおいしい地域ってどこなんだろう??桃源郷ってことばあるくらいだから、、中国かしらん?

言葉

ことば。

いろんなくに、もろもろと移動してますが、
英語がつうじることは、あんまり、ありません。
東南アジアのおっきぃまちとか、、旅行者がいっぱいくるようなゲストハウスなんかはえいごがつかえることもあるのだけれど、ちいさなまちなんかだと、まずまちがいなく通じない。。

で、どうするかというと、とうぜん、現地の言葉ではなすことになります。

そういうわけで、新しい国にはいると、まず、なんとかして、いくつかのことばをおぼえます。

これさえあれば、なんとかなるかなーーーっていう言葉は、、、僕の場合、こんなかんじ。

1.ありがとう
2.おいしい!!
3.いくら??
4.数字。

うん。これだけあれば、最低限、なんとかなります。
宿さがしたりするのは、、、両手をあわせて、顔の隣において、、スーーーーってかおすれば、だいたい、おしえてくれるし、、
ごはんも、たいがい、ぼでぃーらんぐえっじで、なんとかなる。

あとは、えがおで、、ありがとう!!!っていえば、コミュニケーション、完了。

えがおって、万国共通。
すごいやーー。

<よだん>

ただ、、、ロシア語は、、数字がなんだかむつかしいのです><
1から19まではまぁなんとかなるんだけど、30とか40とか、そこらへんがむつかしい。。。

tabaco

たばこ。。

すきなひと、いっぱいいます。

日本だと、すこしずつ、吸いにくい環境ができているけども、アジアはまったく、余裕。
そこここでおいしそうにタバコをくゆらせているひとによくあいます。

この、嗜好品の代表核たるたばこさん。

当然、がっつり、課税されています。
とくに、にほんだと。

その国々で、かぜいっぷりが大分違うので、値段もおおはばにちがう。
なんだかおもしろいくらいに値段が違うのです。

旅行者にももろもろときいてみると、、一番高かったのは、ニューヨーク。
1箱、10ドルくらいするそうです。
1000えんこえたら、喫煙者、へるだろうなーーー。

中国や東南アジアもやすいです。
中国は、5元前後だそう。7、80円くらいですねーー。

で、、
いちばんやすいのが、この、キルギス。
10COM。
30円相当。

たばこのすきなひとは、、うれしいですねーー。
日本じゃ、悪習だっていう見方が定着しつつありますが、、分煙さえしっかりできれば、べつにいいんじゃないかなーーと、おもったり、おもったり。

あ、そういえば。。。
カンボジアでうってる、、ビニール袋にはいったたばこは、もっとやすかったかも。。。。
いくらだったか、、おぼえてないけど、びっくりするくらいやすかったの、おぼえてます。
まずいーーー!!!っていいながら、、何盆も吸ってる旅行者をおぼえています。。。

嗜好品、じょうずにつかえば、生活をたのしくするし、、
たよりきっちゃうと、、依存しちゃって、、視野をせまくしちゃう。。。

上手に付き合える、すてきなひとに、、なりたいものです。

<余談。>
たばこはすえない僕ですが、、、肺に入れないという葉巻ならたのしめるやもしれません。すってみたーーーい。キューバいきたい!!!

日本のカレーは世界一。

カレー。

オシュバザールという、、ビシュケク最大(?)の市場でがっつり香辛料買い込みます。

kousinryou

どれ、買うか。。。

勘です。
どれがどれだか、さっぱりわからんすもんねーーー。
黄色い粉、いれとけば、カレーっぽくなることでしょーーー。

小麦粉とバターまぜて、コトコトコトコト。

日本で食事つくる関係のお仕事してた、Yくんが、弱火相手にことことことこと。

ルーなんてつくったことないから、いったいどんな味にしたてたらいいのか、まったくわかりません。
でも、勘で。

都合2時間。
長時間、コンロ占領しちゃって、、、宿のおねぇさんにおこられたりしながら、、やっぱりことことことこと。

、、、
できあがらいました。

carry

うふ。

うまい。

うまいっす。

日本のカレーは世界一。

りんごのあまみがほんのりきいて、こりゃ、、バーモントカレーなみのおいしさっす。

西洋人も、美味しい、おいしい!
いってくれます。

少しだけ気温もさがってきもちいい時間帯。
おいしいカレーと、やさしい雰囲気で、ちょっと楽しいゆうさがりでした。。。

<追記>
おとといのぶろぐ、、写真を追加しましたー。
http://ameblo.jp/cottonton/entry-10104085103.html

ジャパニーズカレー

日本食がたべたくなること、あります。

昨日、やどでそんなはなしをしていました。。

なにがたべたい??
うーん。。。。。

、、、
やっぱり、かれーでしょう!!

と、、近くにいた欧米人もそれをききつけて、、ジャパニーズカレー、たべたい!
といいだしました。

かくして、、翌日(つまり今日)、ジャパニーズカレーをつくることに。
いま、やどにいる日本人は4人。
てわけして、つくります。
ひとり、料理屋でばいとしてたっていう男の子
がいるから、まぁ、なんとかなるかなーーー。

、、、
だけどあの、すばらしき日本のカレールーはもちろんキルギスではてにはいらないので、、小麦粉とカレー粉からルーをつくることに。。。

いまからかえって、準備でーす。
はたして、うまくつくれるか。。。

ゲストハウスの情報のーとには、、簡単なレシピがのっていました。
つっても、、材料の量なんかいっさいかいていない、しんぷるなもの。

————————
小麦粉とバターいためて、かれーこつければルーになります。
あとは、普通にかれーつくってね。
————————
みたいな。

グルメ大国日本のなにかけて、うまいもん、できると、いいなー。

じゅるるるるるるる。

馬。

2008/6/7

首都ビシュケクから東へ約150キロほどいったところに、湖があります。
大きな大きな湖。

ウスク湖といいます。

世界で二番目に透明度が高いといわれるその湖水は空の青色を溶かし込んだような不思議な青色をして、ゆったりと凪いでいます。
あたりが暗くなりはじめたころに見たためか、、空と湖面の境目がわからないくらいの一体感。
不思議な景色です。
mizuumi

この周辺の山を少し歩きました。

アルトゥン・アラシャンと呼ばれる山の周辺。

高級な絨毯のようになめらかな緑色をした草原のすぐ向こうにはびっしりと寄り集まったもみの木の大森林。
もみの木は、いますぐにでもクリスマスツリーにつかえそうなきれいな円錐型を規則正しく山肌に飾り立てています。

mori

さらにおくに控える、、目に付き刺さるような白さの、雪をたっぷり蓄えた山々。

、、、どーんと。

これみたら、、山を神聖なものとする山岳信仰というものにも納得してしまいます。
なんか偉大な何かが住んでいそうな気がしますもん。

周辺には遊牧をしてくらす人々が住んでいます。

広大な緑の絨毯の上に散らばる、白い、斑点。羊です。羊がのそのそとあるく、そのすぐ後ろを牧羊犬と、羊飼いが続きます。
フエの音でもきこえてきそうなゆったりとした空気。

ムーミン谷が本当にあるなら、こんな感じのとこだろーなーーーーと。

、、、
この谷に暮らす人は、よく馬に乗っています。
どんな道でも走り抜けることができる、万能っぷり。
段差も、雑草も、、、小川も岩もなんのその。かっかっと優雅な音たてて進みます。

馬。

なんともりりしいです。

ロバやらくだなんかの家畜類も移動用に使っているのも見ることがありますが、、
やっぱり馬が一番かっこよく見えます。

大柄の体と、、、いかにも無駄の少なそうな、隆々と盛り上がる筋肉。
いい。。。

カシュガルで、ロバや馬が買えるマーケットにたちよったのが3週間ほど前のこと。
そのとき、馬を買おうか、ちょいと迷いました。。。(もしくはロバでも。)

でも、素人が世話して、病気にさせてしまったり、死なせてしまっては、かわいそう過ぎるな、、、と思い、断念。

でも、、やっぱり憧れはあります。
動物といっしょに進む、旅。

、、、、、
最近一緒に行動しているT君と一緒に、山道を歩いていると、、、草原の中から馬にのったおじちゃんがこちらに近づいてきました。

uma

なんでしょう。。。。

彼は
すぐ近くによるなり、、、
「たばこ、くれないか??」
身振りでそう示します。

わざわざ、たばこのためにこっちにきたようです。

T君が一本タバコをさしだすと、、、さもうまそうにくゆらせて、、笑顔をみせて、、、一言礼をいって、、、、
ドンと馬の腹をひとけり。

高らかにひづめの音を響かせながら、緑の絨毯の向こうに消えていきました。

かっちょいいわーーーー。

<補記>
ネットおそくて、写真あげられません><;;
どっかでもちょっとはやいとこみつけたら、、写真あげまーす。
syoujo